東京未来大学
2012 年 5 巻 p. 31-40
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近年、子どもたちの物語世界を受容する力や、想像世界を楽しむ力が弱体化しているといわれる。しかし、幼児が何に心を動かし、どのように物語を受容しているのか、読みという内的世界について考察した研究は数少ない。本論では、絵本『そらいろのたね』を取り上げ、絵本を読み合う場において、幼児たちがどのように『そらいろのたね』の物語を受容しているのか、年齢ごとの幼児の多様な読みや、積極的・能動的な力を見いだすと共に、子どもの育ちにおける物語の役割を再検討した。
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