東京未来大学研究紀要
Online ISSN : 2433-5487
Print ISSN : 1882-5273
原著
効果的な実習外教育についての一試論
―Chigo Café 参加学生の自由記述式アンケートの分析から―
木内 菜保子森 薫佐々木 由美子小林 久美
著者情報
ジャーナル フリー

2014 年 7 巻 p. 55-65

詳細
抄録

 本論は、保育・教育職を目指す学生の意識が、Chigo Café 参加を通じてどのように変化したのかを明らかにし、効果的な実習外教育とはどうあるべきかについて考察していくものである。6回のChigo Café 開催において、収集したのべ93 人の本学学生の自由記述式アンケートから、次のような結果が得られた。1)参加学生は、一参加者の視点から保育・教育者および運営者の視点へと変化していった。2)参加回数が多くなるにつれて、より具体的な課題を捉え、解決策の提案をする記述もみられるようになった。3)学生は、リーダー経験によって、自らの役割を果たしながらもイベント全体を俯瞰的にみる視点が加わった。4)異学年混合にすることで下位学年の不安が軽減された。このような学生の意識の変化から、効果的な実習外教育については、活動が継続的活動であり異学年混合で実施することや、学生からリーダーを選出し学生が主体的に取り組んだと実感できる構成であるが望ましいと推察された。

著者関連情報
© 東京未来大学
前の記事 次の記事
feedback
Top