学術の動向
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20年後の科学・学術と社会を見据えた リモデリング戦略を考える
感性と理性のリバランス
──Global Young Academy総会・学会の日本開催に向けて
新福 洋子
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2022 年 27 巻 6 号 p. 6_53-6_58

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抄録

 日本学術会議若手アカデミーの国際活動として、Global Young Academy(GYA)との連携はその主軸であり、2022年6月12日〜17日に第12回GYA総会・学会を「感性と理性のリバランス:包括性と持続性に向けた科学の再生」と題し、日本が主催となりハイブリット開催する。プログラムを通し、科学者の創造性を引き出すワークショップでその「感性と理性のリバランス」を体感し、公共プラットフォームとしての大学のあり方、科学者と社会との関係性、シチズンサイエンスを促進する社会システムの構築を議論する。会議後に科学と社会の関係性に関して若手科学者のアクションプランを含めた宣言を発出することを予定している。国際的に日本の若手科学者がリーダーシップを示し、創造性を高め、未来に対するビジョンを描き、自分たちが今後どうアクションしていくかを考え議論する機会としたい。

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