東北森林科学会誌
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山形県における相対幹曲線によるスギ細り表の作成
上野 満
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2017 年 22 巻 2 号 p. 54-58

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抄録
 細り表は,林分から収穫し得る丸太の規格や量を計算するためのツールとして利用されるが,利用については地域や樹種が限定される場合が多い。そこで,山形県のスギに適合する細り表を作成する目的で相対幹曲線を求めた。また,丸太の径級は樹皮を省いた太さで示されるため,丸太の直径に対する樹皮の割合を樹皮厚率として求めた。内陸,庄内,山形県全域の地域ごとに相対幹曲線を求めた結果,いずれも実測と良く適合し,高い確率で丸太の直径予測が出来ると考えられた。しかし,内陸地域と庄内地域では樹幹の細りの傾向に大きな差はなく,細り表の作成においては地域を分けることの利点は無いと考えられた。また,樹皮の厚さは太い丸太ほど厚く,樹皮厚率は丸太の太さに関わらずほぼ一定で3.9%程度であった。今回の調査から得られた相対幹曲線式を用いて,Windows版Microsoft Excel上で作動する『山形県スギ細り表』を作成した。
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© 2017 東北森林科学会
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