効率を実負荷に合わせ現状比1.5 倍の年間効率の効率向上を目指したパッケージエアコンディショナの開発を実施し,以下を開発した. (ⅰ)空調負荷率30~40%において効率向上を図った高効率ワイドレンジスクロール圧縮機 (ⅱ)蒸気圧縮方式と冷媒自然循環方式に共用出来る熱交換器 (ⅲ)低負荷での不要な断続運転を防止する適応制御システム (ⅳ)低外気温度条件にて高効率運転が可能な冷媒自然循環方式とその運転アルゴリズム また机上検討にて現状機と開発機の年間効率の比較を行ったところ,現状比1.52 倍となる事が分かった.