糖尿病
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インスリン非依存型糖尿病患者の食後血糖に対するα-グルコシダーゼ阻害薬と運動療法の併用の急性効果について
荒若 信子刈田 明代山崎 俊朗清野 弘明菊池 宏明藤沼 宏彰阿部 隆三
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キーワード: NIDDM, 運動療法, α-GI, 食後高血糖
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1999 年 42 巻 2 号 p. 143-147

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抄録

インスリン非依存型糖尿病 (NIDDM) 患者で, 食後血糖に対するα-グルコシダーゼ阻害薬 (α-GI) と運動療法併用の急性効果について検討した. 対象は, 食事療法単独で昼食後田寺間の食後血糖が, 200mg/dl以上の患者とした. 方法は, 1) 食事療法単独, 2) 食事療法とα-GI内服, 3) 食事療法とα-GI内服と運動療法併用の3者の治療間で比較検討した. 運動は, 昼食1時間後から30分間自転車エルゴメーターで有酸素運動の運動強度で行った. その結果, 3) 食事療法とα-GI内服と運動療法の3者併用療法が, 他の治療法より有意に食後血糖降下を認めた. 今回の成績から, NIDDM患者でα-GIを内服患者には有酸素運動を30分間併用することが重要であることを示した.

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© 社団法人 日本糖尿病学会
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