糖尿病患者に対するイミダプリル投与によるインスリン抵抗性の変化

徳留 みずほ; 宇野 智子; 佐藤 祐造

doi:10.11213/tonyobyo1958.46.685

徳留みずほ, 宇野智子, 佐藤祐造

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キーワード: アンジオテンシン変換酵素阻害薬, 高血圧, インスリン抵抗性, グルコースクランプ法

ジャーナルフリー

2003 年 46 巻 8 号 p. 685-688

DOI https://doi.org/10.11213/tonyobyo1958.46.685

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抄録

ACE阻害薬イミダプリルがインスリン抵抗性に及ぼす影響を検討した.高血圧合併糖尿病患者10名に塩酸イミダプリル5mgを12週間投与した前後で, 2段階euglyceml cdamp法を行った. インスリン作用の指標としてのglucose infiusion rateは, インスリン注入率40mU/m²/minにて投与後有意増加した. 以上より, イミダプリルにはインスリン抵抗性改善作用のあることが示唆された.

責任著者(Corresponding author)

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