主催: 日本トキシコロジー学会
ここ10年間の統計により、毒性が原因で申請にまで至らなかった新薬が数多く存在することがわかっており、毒性プロファイリングの重要性が広く検討されつつあります。 ヒトHepG2細胞を用いたCellCiphr細胞毒性アッセイは、ミリポアが開発した抗 体と検出試薬を用いて、11のヒト細胞毒性パラメータの検出と解析を効率的に行うことのできる薬剤誘導細胞毒性測定のための効果的なツールです。 顕微鏡観察と画像解析とを組み合わせたハイコンテント分析法により、多くのデータを得ることが可能です。 Cell Ciphr細胞毒性アッセイを用いることで、毒性作用について創薬研究の初期段階に幅広いスクリーニングの実施が可能となり、リード化合物のプライオリティ化の一助となり得ます。 本ポスター発表では、CellCiphr細胞毒性アッセイを用いて得られたデータについて考察します。