中央発條株式会社
1983 年 1983 巻 28 号 p. 55-59
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
車両の軽量化のため, 中空材を使用したスタビライザが実用化されている. 中空スタビライザは成形により, 曲げ部が偏平になるため, 実働応力が計算値より大きくなる. 本論文は, この実働応力を簡便に求める方法について述べたものである. 偏平の要因として, 曲げ半径, 板厚, パイプ外径を取り上げ曲げ度合を定義し, これより実働応力の予測が可能となり, 寿命予測, 最適材料選択が出来る様になった. さらに, 溶接ビード, ショットピーニング, 腐食による耐久性への影響についても明らかになった.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら