芝草研究
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短報
シバおよびセンチピードグラスへの窒素施肥量の違いが季節生産性に及ぼす影響
栢原 裕之霧村 雅昭杉本 安寛
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2009 年 37 巻 2 号 p. 98-102

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抄録
実験用農場(宮崎県宮崎市)にシバとセンチピードグラス草地を造成し, 施肥反応および季節生産性を比較する目的で, 草地の生産量, LAI, 分げつなどの調査を行い, 以下の結果を得た.
1.年間の生産量はシバ0, 6, 12g/m2およびセンチピードグラス0, 6, 12g/m2でそれぞれ752.8~947.0g/m2および531.4~774.1g/m2の範囲であり, 両草種とも12g区で高い施肥反応が認められた.月別の生産量ではシバが年間を通してより平準的な生産量を示した.
2.LAI調査の結果から, シバとセンチピードグラスが生長を始める月平均気温は10.1~12.3, 12.3~16.8℃と考えられた.以上から, シバの方がより生産量が一定で通年放牧に適した草地であると考えられる.
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© 2009 日本芝草学会
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