抄録
1.ペンディメタリンの雑草発生前処理はイネ科雑草に卓効があるが, 広葉雑草には効きにくい。
2.ペンディメタリンにトリアジン系除草剤を加えると殺草スペクトルが拡大した。処理適期幅も拡大し, ペンディメタリン150gとシマジン60g (10a) は雑草の1.5葉期まで, ペンディメタリン (150g) とアトラジン60g (10a) の組合せは雑草の2.5葉期でも卓効があった。
3.ペンディメタリンにシマジンを加用しても土壌中の下方移動はほとんど変らなかったが, ペンディメタリンにアトラジンを加えると大きくなった。
4.ペンディメタリンにシマジンを加えた場合, コウライシバとノシバに薬害が小さかった。しかし, ペンディメタリンとアトラジンの組合せは高薬量で薬害があり, 特に秋処理で, しかもノシバにたいして大きかった。