Veterinary Nursing
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動物医療用シミュレーターの学習効果(ネコ触診モデル)
阿部 仁美 川村 和美小沼 守大内 詠子桜井 富士朗
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2015 年 20 巻 2 号 p. 27-32

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抄録
動物看護教育において、実習はとても重要であると言える。本研究は、去勢手術の機会を利用した周術期動物看護の前期の実習で、学生がどのような学びを受けているのかを明らかにし、動物看護教育の示唆を得ることを目的とした。研究対象は動物看護専門学校に通う3年生21名で、研究方法は前期2回分の実習の各教育目標の達成を、1レポートの記述量、2レポートの内容、3動物看護経過記録の書き方から評価した。その結果、実習1回目の教育目標はほとんどの学生が達成できていた。一方実習2回目の教育目標の達成率は低く、学生は単なる繰り返しと捉えていた可能性が示唆された。これらの結果から、来年度は教育目標を反復して提示し、実習の詳細な行動スケジュールと各実習毎の目標到達度の自己評価表を作成することで、学習意欲の向上へとつなげられると考えられる。
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© 2015 日本動物看護学会
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