本研究の目的は、本学1期生と2期生を対象に、それらの学生が本学専門職大学の特色や専門科目、展開科目の特徴をどれだけ理解・認知し、それらの要因のどれが、どのように習得度や教育効果に影響しているのかについて検討することである。
調査対象は、第1期生と2期生141名(PT:98 OT:43)で、質問紙法で実施された。質問項目として、大学の基本的条件、専門職大学の特色、専門科目、展開科目、講義のクオリティー、対人距離の近さ、将来像を尋ね、成果指標として、専門科目の習得度、展開科目の習得度について尋ねた。
重回帰分析の結果から、本専門職大学における教育効果(合計)にプラスの有意な影響を与えていた因子は、「展開科目因子」「専門科目因子」「将来像因子」であったことから、この3因子の内容を、日々の教育実践、およびカリキュラム改革等によって強化・充実させることによって、学生の教育効果が高まることが示唆された。