2025 年 9 巻 1 号 p. 30-37
促通を用いて即座に身体を動かしやすくするなどの効果(即時効果)を実感することができる運動プログラムは1997年に開発された。本研究は2024年11月のA大学学園祭においての実践報告であり、目的はその運動プログラムの効果を検証することである。対象者はA大学学園祭腰痛予防・改善講座参加者の中から質問用紙の提出のあった男性15名、女性22名であった。質問紙による調査項目とその結果を以下に示した。(1)NRS調査では腰に対する主観的な感覚が運動後に有意に改善した(p<0.01)、(2)対象者の年齢区分では40歳代と50歳代が最も多かった。(3)運動後の腰や体の感覚については「とてもすっきりした」が65%、「ややすっきりした」が30%、(4)運動プログラムを実施してどのように感じたかでは「大変良い」が68%、「良い」が27%、(5)自由記述では肯定的内容がほとんどであった。