和温療法学会誌
Online ISSN : 2760-3393
重症下肢虚血症例に対する和温療法における理学療法士としての役割
藤田 政臣 手島 礼子中島 夕楓西村 繁典荒牧 彩香杉原 充末松 保憲藤見 幹太三浦 伸一郎鎌田 聡
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2024 年 2 巻 p. 19-25

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抄録

近年、糖尿病、高血圧、脂質異常症など生活習慣病の増加にともない、動脈硬化性心血管疾患は増加傾向にある。下肢動脈疾患 (LEAD ; Lower extremity artery disease)と、その重症型である包括的高度慢性下肢虚血 (Chronic limb-threatening ischemia : CLTI)の頻度も増加している。LEADの治療には、運動療法、薬物療法、血行再建術といった包括的介入が必要であるが、CLTIは、治療が困難な症例も多く下肢切断を余儀なくされる。さらに、下肢切断後の予後も非常に悪いことが報告されており、切断を回避することが重要である。私たちの施設では、CLTI症例に対して、理学療法士が中心となって積極的に和温療法に取り組んでいる。ここでは、当院でのCLTIの和温療法を行った症例を提示するとともに理学療法士の役割を紹介する。

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© 2024 和温療法学会
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