農林省農業技術研究所
1972 年 1972 巻 13 号 p. 29-31
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CMPTおよびCPTのヒル反応および光合成能にたいする影響を調べた結果, 両者ともヒル反応阻害を通じての光合成阻害剤であることが判明した。選択性の高いCMPTの場合はコムギおよびオオムギの光合成阻害は恢復したが, トマトは恢復することなく枯死した。選択性の低いCPTにあっては, ムギ類の光合成阻害からの恢復は遅い。これらのことからCMPTがコムギおよびオオムギにたいして示す選択性の機構はCMPTの加水分解による解毒機構である可能性が示唆された。
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