主催: Webインテリジェンスとインタラクション研究会
会議名: WI2研究会
回次: 21
開催地: 11月2日:オンライン、11月4日~5日:アスティとくしま
開催日: 2025/11/02 - 2025/11/05
p. 20-23
近年,ゲーム市場は急速に拡大し,ユーザがアクセス可能なゲームタイトルは膨大な数にのぼっている.例えば,Steamでは2024年に約19,000件の新作が配信され,IGDBには30万件以上のゲーム情報が登録されている.このような状況において,ユーザの嗜好に適合した作品を提示するゲーム推薦システムの重要性は増している.従来の内容ベースゲーム推薦システムでは,メタデータ,Wikipedia記事,レビュー文,映像特徴量などに基づき,ゲーム全体を一つの特徴ベクトルとして扱い類似度を算出してきた.しかし,この方法では同一シリーズや同一開発会社の類似作が過度に推薦されやすく,多様性や新規性に欠けるという課題がある.一方で,ゲーム開発の現場では,既存作品の一部要素を取り入れ,他の要素と組み合わせることで新しいゲームが生み出されることが多い.本研究ではこの点に着目し,対象ゲームを戦闘システムやキャラクタデザイン,物語構造などの要素に分解し,部分的な要素の類似性に基づく推薦を行うシステムを提案する.