画像電子学会研究会講演予稿
Online ISSN : 2758-9218
Print ISSN : 0285-3957
画像電子学会第209回研究会講演予稿
セッションID: 03-08-15
会議情報

景観画像用テクスチャの自動生成に関する検討
*茂岡 尚史向井 信彦小杉 信
著者情報
会議録・要旨集 認証あり

詳細
抄録

バーチャルリアリティ(VR)技術を使用した景観シミュレーションを行う際,現実感を表現するためにテクスチャ画像を用いる.本研究では,景観シミュレーション上で比較的よく現れる塀や道路についてのテクスチャ画像の自動生成を目的とする.まず,塀や道路の凹凸感を表現するために,最も基本的なパターンとして2×2の画素のパターンについて考察し,有効なものを選択した後,3×3,4×4および5×5のパターンへと拡張していく.次に,塀や道路にある汚れを表現するための手法として,フラクタルを用いる.フラクタルのジェネレータについても,様々な形状についての考察を行い,本手法の有効性について確認した.

著者関連情報
© 2004 一般社団法人 画像電子学会
前の記事 次の記事
feedback
Top