画像電子学会研究会講演予稿
Online ISSN : 2758-9218
Print ISSN : 0285-3957
画像電子学会第217回研究会講演予稿
セッションID: 04-08-12
会議情報

連結する場所
*廣田 ふみ李 容旭名手 久貴大津 はつね
著者情報
会議録・要旨集 認証あり

詳細
抄録
鑑賞者が空間に配置されたキーボードを操作することで、2つの投影画面に言葉が提示される。この言葉はコンピュータが人間に与えることができる、情報やメディアの可能性を示したものである。つまり、鑑賞者のキーボード操作によって、人間がコンピュータに与えるものだけではなく、コンピュータが人間に与えるものが示唆できる。主となる画面には、身体の形が映し出され、それらの言葉はその身体の中に表示される。そして、もう一方の画面にはその言葉の説明が映し出される。投影された身体とともに鑑賞者がその言葉を読み、理解しようとすることで、鑑賞者の身体においてもこの言葉が提示されることとなる。それにより、作品が媒介となり、メディアや情報のさまざまな側面が、人間の身体において連結することとなる。
著者関連情報
© 2005 一般社団法人 画像電子学会
前の記事 次の記事
feedback
Top