共催: 画像電子学会, 社団法人 映像情報メディア学会
動画像符号化の国際標準方式であるMPEGでは動き補償予測+離散コサイン変換方式が用いられている.動き補償予測は,画像を矩形ブロック(マクロブロック)に分割した後に,マクロブロック単位で行われる.マクロブロックサイズは,MPEG2では16×16画素,H.264 / MPEG4-AVCでは16×16画素から4×4画素のサイズが設けられている.しかし,高精細動画像に適用する場合,16×16画素より大きいサイズのほうが効率が良くなる可能性が考えられる.そこで,本研究では,高精細動画像に対して種々のブロックサイズで動き補償予測を行ったときの圧縮性能の特徴を比較し,最適なブロックサイズの検討を行う.