主催: 一般社団法人画像電子学会
会議名: 画像電子学会第269回研究会講演予稿
回次: 269
開催地: 広島市立大学
開催日: 2014/02/27 - 2014/02/28
近年,デジタルカメラの普及や携帯端末に搭載されたカメラの高性能化,及び記憶媒体の大容量化が進んでいる.ある調査によると,旅先において7割以上の旅行者が写真を積極的に撮影するとの回答が得られており,ユーザが保持する画像は急激に増加している.しかし,旅先において撮影する被写体は多岐にわたるため,ユーザ自身が管理をすることは困難なケースも多い.本研究では,観光地において撮影された写真の管理を容易にするために,観光写真の特徴を考慮した画像分類手法を提案する.今回は,被写体として比較的多い「人物」「風景」「食事」の3種類に分類する手法を提案する.230枚の画像を用いた評価実験を実施したところ,提案手法の有用性が確認できた.