画像電子学会研究会講演予稿
Online ISSN : 2758-9218
Print ISSN : 0285-3957
画像電子学会第296回研究会講演予稿
セッションID: 20-03-062
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ディープラーニングによるくずし字の認識に関する一実験
*増田 文哉佐藤 周平高 尚策唐 政
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会議録・要旨集 認証あり

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抄録
くずし字は古文書に使われた書体であり,筆で流れるように書いたような特徴を持つ.古文書はその書かれた当時の歴史や文化を知るための資料となるが,現代人のほとんどはくずし字を読むことができない.そのため,古文書の内容を広めるには専門家がくずし字を楷書体へ変換する必要がある.しかし,専門家のみで解読作業を行うのは多くの時間を要する.これに対し,くずし字の自動認識のための研究が行われている.本稿ではディープラーニングによるくずし字の認識精度を検証する.また,くずし字を真似て書いた文字を入力とした場合の認識精度についての実験も行う.
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© 2021 一般社団法人 画像電子学会
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