画像電子学会研究会講演予稿
Online ISSN : 2758-9218
Print ISSN : 0285-3957
画像電子学会第300回研究会講演予稿
セッションID: 21-04-061
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電動モビリティにおける刺激的な運転体験をもたらす走行サウンドの提案
*星野 皓介神場 知成
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会議録・要旨集 認証あり

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抄録
今後普及の見込まれる電気自動車の走行音は車内外ともに極めて静粛性が高い. これは良いことであるとも言えるが, たとえば車外においては歩行者にとっての気づきにくさなどデメリットもある.本稿では,車内においても,従来のエンジン音により運転者にもたらされていた高揚感などが減少する場合があることに着目し,利用者が「次世代スポーツ EV にふさわしい」と感じるサウンドの検討を行った.音楽理論を考慮したサウンドデザインとそれに対するアンケート調査の結果, マイナーコード(Cm)よりもメジャコード(C)をベースにしたサウンドの若干の優位性とともに,そこに付加する音の違い(Cm7 と CM7,不協和音,擬似変速音)による変化など複雑な結果が観察された.
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© 2022 一般社団法人 画像電子学会
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