画像電子学会研究会講演予稿
Online ISSN : 2758-9218
Print ISSN : 0285-3957
画像電子学会第308回研究会講演予稿
セッションID: 23-04-007
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フレーム補間技術を誤用したビデオアート制作手法の検討
*井藤 雄一
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会議録・要旨集 認証あり

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抄録
現在テレビなどでは映像のフレームレートを倍やより多い数に増やして映像を滑らかに見せるフレーム補間技術が利用されている.古い映像や24fps の映画などをよりスムーズに見せる効果がある.その技術を1fps程度の非常に少ない数の映像ソースに適用させることで,グリッチアートのような独特の映像が現れることが分かった.また,フレーム補間技術を施す映像や画像ソースを工夫することで,意図的に表現をコントロールできる可能性を示す.さらに,著者以外の映像制作者にも本論の提案手法が利用可能か検討しながら,本論にて新規的グリッチアート的映像表現手法の一つを提示する.
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