京都大学工学研究科材料工学専攻
2018 年 49 巻 p. 53-61
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3次元(3D)プリンタ製の部品を組み合わせて種々のX線分光器を試作し,全反射蛍光X線・偏光蛍光X線測定を行った.3Dプリンタで使用される入力データは,機械加工で使用されるものと同形式であり,機械加工用のデータをそのまま用いることができる.3Dプリンタ製の樹脂部品を用いることで,合金製の部品から発生する妨害ピークを低減できた.3Dプリンタを従来の機械加工と組み合わせることにより精度・感度を保ちながら,軽量な小型分光器を簡便に製作することが可能となった.
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