X線分析の進歩
Online ISSN : 2758-3651
Print ISSN : 0911-7806
装置計測
Webカメラを用いたX線の検出
栗本 悠司河合 潤
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2022 年 53 巻 p. 119-126

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抄録

2000円弱と手に入れやすいWebカメラを用いてX線を撮影することを試みた.Webカメラを用いて撮影するプログラムとデータを集計するプログラムを作成し,可視光を遮蔽したWebカメラのCMOSセンサーへX線を当てるとフォトン1つが直径数ピクセルの白い点として写ることがわかった.針金でできたクリップでX線の一部を遮蔽することで影を生じさせ,クリップの位置と影の形状の関係からX線管の位置や焦点サイズを計算で求めることで撮影されたフォトンの光源がX線管であることを確かめた.また,フォトンによるイベントをその影響したピクセルの数ごとにカウントすることで,フォトン1つにつきおよそ5ピクセル四方程度の空間分解能を持っていると計算した.

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© 2022 公益社団法人日本分析化学会 X線分析研究懇談会
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