抄録
ヘルスプロモーションとは、「人々が自らの健康をコントロールし改善することができるようにするプロセス」であり、個人の努力にとどまらず地域ぐるみで取り組むことの必要な概念であるとも考えられている。特に地域の高齢化が進み、シニアは早いうちから「フレイル」に着目した介護予防に取り組むことが、地域の保健事業として重要なテーマとなっている。今回ファッションショーの開催をテーマにしたプログラムにより、ウォーキングレッスンなどを含め、シニアが楽しみながら外出や交流の機会を増やす取り組みがなされた。そこに山野美容芸術短期大学の美容と介護を学ぶ学生が、ヘアメイクを通してシニアと交流する機会を得、美容が介護予防やヘルスプロモーションにどのように介入できるかを考察したので報告する。