抄録
教育課程におけるICT 活用の教育方法を模索する実践として、横浜市A 小学校の授業実践を事例として実際の授業場面においては、ICTはいかに活用され、あるいは活用され得る可能性があるのかその教育方法について考察した。授業場面では情報伝達技術のツールなかでも、1人1台端末としてタブレット端末が整備されているため、タブレット端末を一つの「文房具」としていかに活用するかが課題となる。45分の授業展開の中で、タブレット端末を用いて個別的な作業と協働的な作業の両方を組み込むことで、個別的な学びと協働的な学びの両立を目指す実践の可能性について国語科の授業を軸に提示した。