社会・経済システム
Online ISSN : 2432-6550
Print ISSN : 0913-5472
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選択された号の論文の5件中1~5を表示しています
  • 諸富 徹, 広井 良典, 村田 忠彦, 松井 啓之, 喜多 一
    原稿種別: 本文
    2021 年 40 巻 p. 1-50
    発行日: 2021/03/31
    公開日: 2021/04/01
    ジャーナル フリー
  • 李 皓, 狩野 芳伸, 徳丸 宜穂, 出口 弘
    原稿種別: 本文
    2021 年 40 巻 p. 51-82
    発行日: 2021/03/31
    公開日: 2021/04/01
    ジャーナル フリー
  • 大貫 裕二
    原稿種別: 本文
    2021 年 40 巻 p. 83-94
    発行日: 2021/03/31
    公開日: 2021/04/01
    ジャーナル フリー

      平成20年度(以下2008年とする。)国民健康・栄養調査の脂肪エネルギー比率は、前後年に比べて一時的な特異な低下が観察される。調査実施期間に流行していた「朝バナナダイエット」が影響を与えたことを示した。調査環境の予期せぬ事由に影響を受けたにも関わらず、検討が行われてこなかった事例の一つである。

      朝バナナダイエット提唱者1)の薦める方法をモデルとし実施率を推計した。推計結果は脂質摂取量を減らす一方でバナナを食べない者がいたことを示唆する。朝食欠食率にも影響が示唆される。

      テレビ報道によるダイエットブームが定量的な栄養調査で把握された事例として、調査機関による個票を用いた再分析が期待される。統計家の行動基準にのっとり、調査実施者の説明責任について論じた。

  • 中野 邦彦
    原稿種別: 本文
    2021 年 40 巻 p. 95-100
    発行日: 2021/03/31
    公開日: 2021/04/01
    ジャーナル フリー

     日本の高齢化率は世界でも最も高く、それに関連する高齢社会の問題も多岐にわたる。中でも加齢とともに進行する虚弱の問題は、程度の差こそあれ、誰もが避けて通れない問題である。本研究では、高齢者の虚弱に関連する問題の中でも特に身体機能の衰弱に関連する状態であるサルコペニアに焦点を当てる。分析にあたっては、島根大学地域包括教育研究センターが中心となって行っているCohre studyのデータを用いて、中山間地域における高齢者における虚弱状態と関連のある要因を明らかにすることを目的として研究を行う。

  • ―交通系ICカード導入の事例―
    廣田 俊郎
    原稿種別: 本文
    2021 年 40 巻 p. 101-108
    発行日: 2021/03/31
    公開日: 2021/04/01
    ジャーナル フリー

     発明家による技術革新や企業家による事業革新によって創出された新たな動きが人々によって徐々に受け入れられ、ついには社会的実践のあり方が一新されることがある。その例として、宅配便サービスの創出、マクドナルドなどのファースト・フード店、SNS、交通系ICカード導入、キャッシュレス取引、スマホの登場などが挙げられる。こうしたミクロレベルでの新たな可能性の追求に端を発し、社会全般の変化というマクロレベルの変化として結実する現象をソーシャル・イノベーションと呼びたい。ただし、その起点としての発明家による技術革新や企業家による事業革新というミクロレベルでの取り組みについては、マクロレベルでの構造的問題点を反映していたり、逆にその利点を活用していたりする面がある。こうしたミクロ・マクロ・リンクに基づきつつ、人びとの新たな行為によって社会の新たな姿がもたらされることがソーシャル・イノベーションなのである。このソーシャル・イノベーションは、従来の社会システムに潜む問題点や矛盾を取り除き、システム合理性を高めるだけでなく、人々に対し、より豊かで意味のある生活世界をもたらすものでもある。こうしたソーシャル・イノベーションの生成プロセスはマーガレット・S・アーチャーによる「形態生成論アプローチ」の枠組みに基づいた理解が可能であり、交通系ICカード導入の事例を用いて明らかにできると考えられる。

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