わたしの構想
Online ISSN : 2758-2191
26 巻
選択された号の論文の1件中1~1を表示しています
  • 加藤 淳子, マルコ・ファンティーニ , マリー・パロット , ボー・ロススタイン , 大竹 文雄, 星 岳雄, NIRA総合研究開発機構
    2016 年26 巻 p. 1-22
    発行日: 2016/10/10
    公開日: 2023/07/21
    研究報告書・技術報告書 フリー
    政府は消費増税時期の再度の先送りを表明。2019年10月の引き上げの際、同時に軽減税率制度を導入するとしている。軽減税率導入の目的とされるのが、「逆進性」の緩和だ。消費税には所得や資産に関係なくすべての人に同じ税率がかかるため、所得の低い人ほど、税負担が重くなる逆進性があるとされる。しかし、すでに軽減税率を導入している欧州諸国の専門家は、他国には導入しないよう助言してきた。軽減税率は本当に逆進性の緩和に有効なのか。わが国の実情に合う制度なのか。検討する。
feedback
Top