詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する:
全文: "アオサギ"
208件中 1-20の結果を表示しています
  • 濱尾 章二, 秋葉 亮, 棗田 孝晴
    Bird Research
    2013年 9 巻 A23-A29
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/09/02
    ジャーナル フリー
     採食環境が重複するアオサギ Ardea cinerea とダイサギ A. alba について,千葉県の水田で採食行動を観察した.両種はいずれもタニシとドジョウを主に採食しており,競争関係にあると考えられた.採食試行や採食成功の頻度はダイサギがアオサギを上回っていたが,採食した生物量はアオサギの方が多い傾向がみられた.これはダイサギが小さなタニシを採食する割合が高いことから生じていると考えられた.ダイサギは歩きながら頻繁に小さな餌生物を採食し,アオサギは待ち伏せをして少ない機会に大きな餌生物を採食することによって食物をめぐる競争を緩和していると考えられた.
  • 佐原 雄二, 作山 宗樹, 出町 玄
    日本鳥学会誌
    1994年 43 巻 2 号 61-71
    発行日: 1994/10/25
    公開日: 2007/09/28
    ジャーナル フリー
    日本各地のアオサギのコロニーについて,その下から吐き戻しを採集し,また周辺の探餌場での観察を行い,各コロニーのエサ利用と採餌場とについて調べた.概して魚類が圧倒的に重要なエサとなっており,しばしば哺乳類や鳥類などのエサが主食となるイギリスのコロニーとの違いであると考えられた.日本各地のアオサギの採餌場は水田や養魚イケスなど人為的な場所が多く,アオサギの食生活が人為的な環境に大きく依存していることをうかがわせた.
  • 禹 漢貞
    山階鳥類研究所研究報告
    1979年 11 巻 1 号 70-71
    発行日: 1979/01/30
    公開日: 2008/11/10
    ジャーナル フリー
    1. The Little Egret, Egretta garzetta is in general a summer visitor to Korea, arriving late April to early May.
    2. I observed 51 wintering individuals of this species at a roost of bamboo forest at Gigok-ri, Jinju-city, Gyongsang-namdo on 11-12 March, 1978.
    3. Their feeding area and resting ground are around near the roost.
  • 堀 正和, 長谷川 夏樹
    日本ベントス学会誌
    2005年 60 巻 12-22
    発行日: 2005/07/28
    公開日: 2009/08/07
    ジャーナル フリー
    As consumers, waterfowl play an important role in the regulation of benthic community structure and nutrient dynamics of coastal ecosystems. In this study, the amount of benthic organisms consumed by birds in a brackish lake, Lake Akkeshi in northeastern Japan, was estimated from direct observation and from energy requirement equations. The 19 avian species observed foraging in the study site were categorized into four guilds: predators foraging on other avian species, piscivores, invertebrate feeders foraging mainly on bivalves, and herbivores consuming seagrass and seaweed. Each guild comprised from one to three tropho-species, three of which were investigated in detail. The dominant piscivore, the grey heron, consumed about 100 kg of fish per day in spring and summer. The dominant invertebrate feeders, diving ducks, consumed about 6500 kg and 2000 kg of clams per day in autumn and winter, respectively. Herbivorous ducks consumed about 9000 kg of seagrass and seaweed per day in autumn and about 900 kg in winter. Nearly all of these amounts estimated from the observations were very similar to those estimated indirectly from energy requirement equations. Even when the agreement was very similar, however, some of the assumptions used for the energy requirement equations did not correspond to the actual energetic requirements of birds in the field. We conclude, therefore, that although the amount of benthic organisms consumed by birds can be estimated using energetic requirement equations, selection of a particular energetic requirement equation must take into account the field condition of the birds.
  • 安藤 義範
    日本鳥学会誌
    1993年 41 巻 2 号 29-38
    発行日: 1993/05/25
    公開日: 2007/09/28
    ジャーナル フリー
    1990年に島根県松江市のコロニーにおいて,サギ類6種の営巣場所選択について調査した.コロニーは低い丘の傾斜地にあり,その植生はスギ,クリ,アカマツの3樹種が優占していた.調査区内の営巣数はゴイサギが半数を占め,ダイサギ,アオサギの営巣数は非常に少なかった.ダイサギ,アオサギは調査区東側に集中しており,主にアカマツの高木の樹頂部を営巣場所として選択していた. ゴイサギ,コサギ,チュウサギ,アマサギはダイサギ,アオサギと比べて,多くの樹種を選択した. コサギ,チュウサギ,アマサギは調査区西側に集中しており,主に亜高木を利用していたが,コサギは樹冠内部を,チュウサギ,アマサギは樹頂部付近を選択する傾向がみられた.ゴイサギは調査区全体に広く分布しており,高木の樹頂部付近に多く営巣していた.サブプロット毎の営巣数を用いて, Spearmanの順位相関係数を算出すると,ダイサギ,アオサギの2種間,アマサギ,コサギ,チュウサギの3種間で生の相関がみられた.どの種間にも負の相関はみられなかった.
  • 中島 拓, 江崎 保男, 中上 喜史, 大迫 義人
    保全生態学研究
    2006年 11 巻 1 号 35-42
    発行日: 2006/06/25
    公開日: 2018/02/09
    ジャーナル オープンアクセス
    コウノトリ野生復帰地における餌場の現状を明らかにするため、兵庫県豊岡盆地においてサギ類を用いた河川と水田利用の季節的な変動を研究した。調査地のサギ類は、繁殖のために当地に集まって来ており、その個体数変動は水田での個体数変動に起因していた。一年のうちもっとも多くの餌を必要とする繁殖期において、水田の個体数は河川の3倍に達し、サギ類は水田の餌生物に依存して子育てしていることが明らかになった。しかし、農閑期には水田の個体数は激減し、特に田面における採餌はほとんど見られなくなった。この事実は、農閑期の水田が餌場としての価値を著しく低下させることを示唆しており、この価値の低下は田面の乾田化に伴うものと考えられた。一方、河川は一年中安定した餌場を供給していた。しかし、水田が餌場としての価値を低下させる農閑期であっても河川の個体数が増加しないことから、河川が収容できる採餌個体は一年中飽和状態にあると考えられた。コウノトリの野生復帰を成功させるためには、一年中安定した水田の生物生産力を回復させることが必要である。
  • 橋本 太郎

    1968年 18 巻 85 号 416-418
    発行日: 1968/10/20
    公開日: 2009/02/26
    ジャーナル フリー
    There are known a few heronries of Egretta but a breeding colony of the Grey Heron Ardea cinerea was first found in 1967 on a small coastal island, Sabaru I., southern Kii peninsula. Details will be reported later.
  • 茶木 彩佳, 平山 知宏, 平田 令子, 伊藤 哲
    日本森林学会大会発表データベース
    2017年 128 巻 P1-122
    発行日: 2017/05/26
    公開日: 2017/06/20
    会議録・要旨集 フリー

    サギ類は河川沿いの森林を集団繁殖地やねぐらとして利用するため、糞の排泄や営巣活動によって樹冠衰退や枝折れなど森林に様々な影響をもたらす。繁殖場所やねぐらはサギ類の餌場や休息場となる河川沿いに形成される可能性があることから、サギ類の利用にとって好適な河川か不適な河川かを判断することは、その河川沿いの森林への被害発生を予測する上で重要と考えられる。そこで本研究ではサギ類の河川利用に影響を与える要因を明らかにすることを目的として、河川でのサギ類の行動と降雨などによる増水や地形変化との関係を解析した。調査は、2016年9月から12月にかけて、宮崎市に位置する清武川流域で行った。インターバルカメラを設置し、一時間ごとのサギ類の個体数と河川の増水および地形変化を記録した。また、直接観察によりサギ類の行動と位置を記録した。調査地では、コサギとアオサギの観察個体数が多かった。コサギは採食行動をとる個体が多く、アオサギは休息する個体が多かった。降水量とサギ類の個体数の間には明瞭な関係が見られなかった。また、増水時には個体数が減少する傾向があり、減水時には個体数が増加しやすい傾向があった。

  • 倉田 篤, 樋口 行雄

    1972年 21 巻 91-92 号 308-315
    発行日: 1972/12/20
    公開日: 2007/09/28
    ジャーナル フリー
    1.三重県尾鷲市の佐波留島におけるアオサギ Ardea cinerea の繁殖状況に関する調査報告である。
    2.繁殖地は尾鷲湾口の無人島であり,コロニーの植生はスダジイを主とする常緑広葉樹林である。
    3.繁殖個体数は,700~800羽である。
    4.繁殖期は他のサギ類より早く,2月から7月上旬にかけてである。
    5.巣は樹冠近くに営なまれる傾向があり,特に樹高の80%前後に多い。また,営巣場所と繁殖期の関係から,ゴイサギとの間にすみわけが認められた。
    6.一腹の卵数は2~5卵,平均3.8卵であった。抱卵は雌雄交代で行なう。
    7.繁殖期の行動圏は沿岸地域を主として,コロニーから半径5~10kmの地域であり,繁殖が進行するにつれて拡大する傾向がある。
  • 片山 直樹, 村山 恒也, 益子 美由希
    日本鳥学会誌
    2015年 64 巻 2 号 183-193
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/12/13
    ジャーナル フリー
     水田の有機農法がサギ類(ダイサギArdea alba,チュウサギEgretta intermedia,アオサギA. cinerea)にもたらす効果を検証するため,2013-2014年の5-7月に茨城県と栃木県の有機および慣行水田で野外調査を行った.採食行動調査の結果,ドジョウなどの魚類とカエル類が主食だったが,その割合は種ごとに異なっていた;ダイサギ,チュウサギ,アオサギの順に魚類の割合が高かった.また,いずれの種でも有機水田では慣行水田よりも魚類の割合が高くなっていた.一般化線形モデルを用いて解析した結果,有機農法は採食効率(g/min)に正の影響をもっていたが,その傾向はダイサギでのみ明瞭であるようだった.また有機農法は,ダイサギとアオサギの採食個体数に正の影響をもっていた.以上を踏まえ,本研究では有機農法の正の効果はダイサギでは一貫して認められたが,チュウサギとアオサギでは不明瞭であると結論づけた.この理由としては,食物種(魚類やカエル類)ごとの水田農薬の影響の違いや,有機農法の実施面積割合の少なさ(日本全国では総水田面積の約0.28%,本研究の鳥類センサス地点から周囲200 m以内では18-68%)などが考えられた.
  • 小杉 和樹
    日本鳥学会誌
    1993年 41 巻 2 号 49-51
    発行日: 1993/05/25
    公開日: 2007/09/28
    ジャーナル フリー
    A total of 44 sight records and 4 capture records for 7 species of egrets and herons, Nycticorax nycticorax, Butorides striatus, Ardeola bacchus, Bubulcus ibis, Egretta alba, E.intermedia and E.garzetta, have been made on Rishiri Island(45°10′N, 141°15′E), northern Hokkaido, from 1974 to 1992.Of these records E.intermedia accounted for 29% of the total records, followed by B.ibis(20%). In most cases they were seen singly in marshes around ponds.The records concentrated in spring and early summer(21% in April, 61% in May and 10% in June).
  • 林 吉彦, 田中 正彦, 津村 英男, 藤巻 裕蔵
    山階鳥類学雑誌
    2010年 41 巻 2 号 204-206
    発行日: 2010/03/25
    公開日: 2012/03/25
    ジャーナル フリー
    According to the check-list of Japanese birds, sixth revised edition, the Night Heron Nycticorax nycticorax is an irregular visitor in Hokkaido. Two breeding sites of the species were found in the southern part of Oshima Peninsula, south-western Hokkaido; at Nanae in 2000 and at Assabu in 1999. In Nanae 54 nests were counted in the spring of 2009 in a deciduous broad-leaved forest. In Asaabu four nests of the species were counted with 147 Grey Heron Ardea cinerea nests in May 1999 in a deciduous broad-leaved forest. In 2009 Night Herons were absent from the Assabu colony.
  • 加藤 昌宏

    1962年 17 巻 79-80 号 206-207
    発行日: 1962/12/31
    公開日: 2009/02/26
    ジャーナル フリー
    Some reliable observations of Eophona migratoria, Emberiza leucocephalos, Platalea and Threskiornis melanocephala which are rare species, breeding records of Turdus dauma and Pernis apivorus new to this area and an example of partial albino of Passer montanus, are reported.
  • 内田 博
    日本鳥学会誌
    2017年 66 巻 2 号 111-122
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/11/16
    ジャーナル オープンアクセス
    コサギは1970年代には埼玉県の東松山市周辺の地域では普通にいた種であったが,最近になり急激に個体数が減少した.減少は1990年の中頃から始まり,2004年には稀になるほど個体数は減少し,2015年現在も回復していない.そこで,他のサギ類の個体数,餌動物であるエビ類や魚類の生息数,コサギの捕食者と考えられるオオタカの繁殖個体数を調べた.調査地のサギ類はコサギが激減したが,大型種であるダイサギ,アオサギは個体数が増加していた.しかし,エビ類や魚類は生息していて,餌動物の枯渇によるものではなかった.一方1970年代にはいなかった鳥類の捕食者であるオオタカは1980年代から急激に増加した.オオタカはサギを捕食することがあり,ダイサギの捕食もする.コサギは冬期には単独で広い水田や,谷津環境の湿地で採食するので,オオタカによる捕食で,犠牲になったコサギの被食痕も見られた.これらのことから,コサギの減少要因としてオオタカによる越冬個体の捕食が考えられたが,同時期に起こった,餌動物が競合するカワウの増加の影響や,オオクチバスなどによる小型魚の食害などの影響の可能性もあり,これらの要因がどのように関連しているのかも明確にする必要がある.
  • 東條 一史
    日本鳥学会誌
    1996年 45 巻 3 号 141-158,195
    発行日: 1996/12/25
    公開日: 2007/09/28
    ジャーナル フリー
    アオサギ亜科はサギ科最大のグループで(HANCOCK & KUSHLAN 1984),高緯度地域を除き全世界に分布している.観察が比較的容易なため,早くから繁殖生態や採餌行動の研究が進み(MEYERRIECKS 1960, 1962, KUSHLAN 1976, HANCOCK & KUSHLAN 1984など),また数種がコロニーや採餌場所を共有することが多いため,群集生態学的方面からも比較研究がなされてきた(JENNI1969,WILLARD 1977, RECHER & RECHER 1980など).しかし,採餌生態の比較研究の多くは北米に集中してきており,日本ではあまり行われていない.また,近年日本におけるチュウサギの減少が指摘されているが(中村 1984, 成末 1992, 環境庁1991), 有効な保護管理策を講じるには採餌生態の理解が不可欠である.ここでは,日本産のアオサギ亜科のサギ類,アオサギ Ardea cinerea,ダイサギ Egretta alba modesta, チュウサギ E.intermedia, コサギ E.garzetta, アマサギ Bubulcus ibis, の生息場所利用,採餌行動,餌利用を調べ,北米との類似性とチュウサギの減少理由について論じる.
    調査地は,千葉県の小櫃川河口付近の干潟,河川,農耕地を含む地域(Fig.1)である.調査は,センサスと個体観察によって1985年から1987年にかけての2年間行った.センサスは干潟,河川,農耕地のそれぞれに設けた調査区で月4回行い,個体観察は,採餌中の個体を継続的に5分以上観察し,餌内容と行動を記録した.採餌水深はサギのふしょ長,餌の人きさは嘴の長さと比較して推定した(Table 1).
    調査地では,5種のサギは比較的似通った個体数変動を示した.12月から5月までは比較的少なく,6,7月にかけて著しい増加,10,11月に著しい減少を示した(Fig.2).コサギは冬期でも一定数が見られたが,アマサギはごく少数が越冬しただけだった.
    アオサギは採餌場所として干潟と河川をよく利用し,ダイサギは干潟に多かった(Fig.3).チュウサギ,コサギ,アマサギはいずれも農耕地に多かった.また,ダイサギとコサギは,干潟,河川,農耕地を比較的どこでも利用したのに対し,アオサギの農耕地利用及びアマサギの干潟,河川の利用はほとんどみられず,チュウサギも農耕地以外の利用はあまりなかった,干潟と河川で採餌する場合,アオサギ,ダイサギは,チュウサギ,コサギより深い場所で採餌する傾向があった(Fig.4).農耕地では,ダイサギ,チュウサギ,コサギが水田,蓮田,休耕田など,水のある環境を主な採餌場所にしていたのに対し,アマサギは,あぜや草地など乾燥した場所で主に採餌し(Fig.5),水田で採餌する場合でもチュウサギやコサギより水の少ない田を選んだ(Fig.6).
    採餌行動は,アオサギは待ち伏せ(Standing)法を主に用い,ダイサギはゆっくり歩き(Walking Slowly)法も用いた(Fig.7).チュウサギはゆっくり歩き法と待ち伏せ法を主とし,コサギは速歩き(Walking Quickly)法を主とする活発な採餌行動を示した.アマサギはゆっくり歩き法が主だったが,チュウサギより活発な採餌を行った.コサギはチュウサギに比べ,採餌中のつつきの頻度は高かったが,成功率は低かった(Table 2).
    アオサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギは,いずれも干潟では魚類が主な餌だった.農耕地では,ダイサギとコサギはドジョウやアメリカザリガニを捕食し,チュウサギはその他にカエルと昆虫も利用した.アマサギは,昆虫類の利用が多かった(Table 3),コサギとアマサギは,微小な餌を数多く利用していた.干潟では,アオサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギの順に有意に大きな餌を捕食していた(Fig.8).
    これらの結果から,アオサギは本来広い水界へ,アマサギは陸環境へ,チュウサギは湿地へ特殊化してきたものと推察される.一方,ダイサギは広い水界,コサギは湿地的環境をよく利用するが,この2種は非特殊化者として様々な生息場所を利用できる.アオサギとダイサギおよびチュウサギとコサギは,それぞれ体の大きさと生息場所利用が似ているが,採餌行動と餌利用には違いが見られた.
    北アメリカでの研究(JENNI 1969,WILLARD 1977,RECHER & RECHER l980)と比較して,アオサギ,チュウサギ,コサギは,それぞれオオアオサギ Ardea herodias, ヒメアカクロサギ Egretta caerulea, ユキコサギ E.thula と似たニッチを占めている.ダイサギとアマサギは日本と北米両方に分布し,両地域で同じニッチを占めている.アオサギとオオアオサギおよびコサギとユキコサギはそれぞれ近縁である(CURRY-LINDAHL 1971,HANCOCK & KUSHLAN 1984)が,チュウサギとヒメアカクロサギの関係は明らかでない.DNA交雑法による解析(SHELDON 1987,SIBLEY& AHLQUIST 1990)では,チュウサギとヒメアカクロウサギは近縁でなく,また,ダイサギの北米の亜種 E.a.egretta と日本の亜種 E.a.modesta も別系統であることが示唆されている.
  • 榎本 佳樹

    1928年 6 巻 26 号 40-43
    発行日: 1928/12/21
    公開日: 2008/12/24
    ジャーナル フリー
  • 矢田 新平, 谷口 育英, 徳永 吉明, 中園 敏之

    1971年 20 巻 89 号 205-207
    発行日: 1971/06/25
    公開日: 2009/02/26
    ジャーナル フリー
  • 巖城 隆, 加藤 千晴, 黒瀬 奈緒子
    日本野生動物医学会誌
    2012年 17 巻 3 号 119-126
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/11/30
    ジャーナル フリー
    神奈川県内で1997~2008年に交通事故や傷病などのために保護された後に死亡した野生鳥類27種39羽について寄生蠕虫類の検査を行い,うち18種25羽から蠕虫類が検出された。このうち,吸虫:Apharyngostrigea cornu(アオサギ・チュウサギの小腸),Cardiocephaloides longicollis(セグロカモメの小腸),Ophiosoma patagiatum(チュウサギの小腸),Uroproctepisthmium sp.(アオサギの大腸・総排泄腔),条虫:Paruterina candelabraria(オオコノハズクの小腸),線虫:Desmidocercella numidica(アオサギの気嚢?)については日本では初報告,吸虫:Brachylecithum sp.(ツグミ・トラツグミの胆嚢),Lyperosomum turdia(アカハラの胆嚢),Opisthorchis sp.(アオサギの胆管),Stictodora lari(セグロカモメの小腸),線虫:Desportesius spinulatus(チュウサギの筋胃),Stegophorus stercorarii(ハシボソミズナギドリの筋胃)については,日本での新宿主報告と考えられた。
  • 工 義尚, 江崎 保男
    日本生態学会誌
    1998年 48 巻 1 号 17-26
    発行日: 1998/04/25
    公開日: 2017/05/25
    ジャーナル フリー
    Traditional rice paddy cultivation in Japan has continued to supply wading birds with good foraging habitats. We studied habitat segregation among species of herons and egrets throughout one year in a pond-paddy complex area in Harima, Hyogo Prefecture. The principal foraging habitats diffed between diurnal egrets: arable and grassland for cattle egrets Bubulcus ibis, emergent vegetation at the pond-shore for intermediate egrets Egretta intermedia, pond open water for great egrets Egretta alba, and highly diverse habitats for little egrets Egretta garzetta. Smaller percentages of grey herons Ardea cinerea and night herons Nycticorax nycticorax were recorded as foraging during the daytime, reflecting their dusk/nocturnal activity patterns. The foraging habitats of each diurnal species were essentially the same throughout the study period, with partial seasonal changes some of which occurrcd commonly among species. The diversity of foraging habitats of little egrets was a result of their seasonal movement between habitats, which was probably related to agricultural water-level control. The seasonal change of foraging habitats by little egrets caused serious habitat overlaps with other species, some of which were recognized to be superficial. The overlap between little egrets and great egrets on pond open water in autumn, however, was considered to be a true overlap due to temporarily rich food availability.
  • 佐原 雄二, 東 信行, 日野 公彰, 福井 薫, 出町 玄, 作山 宗樹
    日本鳥学会誌
    1990年 39 巻 2 号 45-52
    発行日: 1990/12/25
    公開日: 2007/09/28
    ジャーナル フリー
    青森県の,潮汐のある芦崎湾および潮汐のない廻堰大溜池で,アオサギの採餌活動周期を観察した.芦崎湾の潮位差は大潮でもわずかに70cmほどであるが,それでもアオサギの採餌活動は潮汐周期が明白で,採餌時間帯は低潮の前後に限られていた.一方,潮汐のない廻堰では,少なくとも日中は採餌活動が継続的に行われていた.また,芦崎湾では夜間の低潮時にも採餌が見られた.主に底生魚を捕食する芦崎湾では,アオサギは「ゆっくり歩く」方法で採餌したが,むしろ浮き魚をとる廻堰では「立ったまま待つ」方法で採餌した.時間当りの魚の捕獲率は芦崎湾の方が廻堰より大きかった.
feedback
Top