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クエリ検索: "オダマキ属"
20件中 1-20の結果を表示しています
  • 北村 四郎
    植物分類,地理
    1953年 15 巻 1 号 3-4
    発行日: 1953/03/30
    公開日: 2017/09/25
    ジャーナル フリー
  • 田村 道夫
    植物分類,地理
    1992年 43 巻 1 号 53-58
    発行日: 1992/08/05
    公開日: 2017/09/25
    ジャーナル フリー
    シロカネソウ亜科, カラマツソウ亜科, ヒドラスチス亜科は小型の染色体をもつ。基本数は, シロカネソウ亜連ではx=6,イソピルム亜連, オダマキ亜連, カラマツソウ亜科ではx=7,アステロピルム亜連ではx=8,オウレン亜連ではx=9,ヒドラスチス亜科ではx=13である。x=7は多くの属や種にみられ, 一方, x=8とx=13はそれぞれl属1種にみられるだけである。したがって, 小型染色体をもつ群における基本数の変化は, 大型染色体の場合のように連続的でなく, 分化のより古いことが推定される。袋果をつくるシロカネソウ亜科のなかでは, 花弁をもたないチチブシロカネソウ属はもっとも原始的である。この群の花弁は雄蕊の変化したもので, 柄があり, それが短くなり身部が発達する方向に進化すると考えられる。無柄で距の発達した花弁をもつ
    オダマキ属
    はシロカネソウ連でもっとも進化した群とみなされる。オウレン連では, 盃状の花弁, 単葉, 2n=16の染色体をもつAsteropyrumがもっとも原始的である。オウレン属のバイカオウレン節はこれに近い。オウレン節は1-4回三出ないし羽状三出複葉, 総状花序と単性花への傾向をもち, Xanthorhizaはこれとの類縁が推定される。カラマツソウ属はオセアニアの大部分を除いて世界中に広く分布する。カラマツソウ亜属は旧世界に多いが, ヒメカラマツとアキカラマツは北米の北部や高山帯にもある。T.sparsiflorumはアジア東北部より北米におよんでいる。また, ミャマカラマツ節は東アジアに分布するが, 1種T.clavatumは北米東部にあり, キンポウゲ科では稀なGray型隔離分布の例である。Lecoycrium亜属は花柱と柱頭が長く伸びて特殊化しており, 新世界に多いが, 両性花をつけ, 特殊化の程度の低いMacrogynes節は, ヨーロッパ, アフリカ, 南米に分布する。両性花なつけるか, 両性花と雄花をつけるCamptogastrum節とPelteria節は南米, 中米に, 雌雄異株のHeterogamia節とLeucocoma節は北米に分布する。中国のT.smithiiは, どうみてもHeterogamia節に分類されるが, これは他の種とは独立して, 並行的に由来したと考えられる。
  • 村田 源
    植物分類,地理
    1986年 37 巻 4-6 号 160-
    発行日: 1986/12/25
    公開日: 2017/09/25
    ジャーナル フリー
  • 村田 源
    植物分類,地理
    1986年 37 巻 4-6 号 160-
    発行日: 1986/12/25
    公開日: 2017/09/25
    ジャーナル フリー
  • 北村 四郎, 村田 源, 鳥居 喜一
    植物分類,地理
    1953年 15 巻 1 号 1-3
    発行日: 1953/03/30
    公開日: 2017/09/25
    ジャーナル フリー
  • 北沢 美帆, 藤本 仰一
    生物物理
    2019年 59 巻 5 号 266-270
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/09/27
    ジャーナル フリー

    Component number of flowers is an important aspect to capture floral morphology. Beside the diversity of floral shapes, basic numbers of the components are restricted to several numbers associated with the major clades of flowering plants. The developmental and evolutionary reason of such restriction has been a question for centuries. To answer this, we employed mathematical models developed for phyllotaxis, i.e., arrangement of leaves around the stem. The model showed that basic numbers of four and five, the major numbers in the largest clade of flowering plants, appeared spontaneously and stably, suggesting that preferences in developmental process underlie the restriction.

  • 田村 道夫
    植物分類,地理
    1986年 37 巻 4-6 号 152-160
    発行日: 1986/12/25
    公開日: 2017/09/25
    ジャーナル フリー
    京都大学理学部の田端英雄博士が協力者たちと1976年と1978年に西ネパールより採集してきた標本のうち、キンポウゲ科のものを調べ11属53種8変種を同定した。それらのうち、トリカブト属のAconitum tabataeとオオヒエンソウ属のDelphinium tabataeは新種、イチリンソウ属のAnemone obtusiloba var leiocarpaとセンニンソウ属のClematis orientalis var. unifloraは新変種である。日本とヒマラヤ地方を較べると、属のレベルでは共通性が高く、ここで同定した11属のうち、トリカブト属、イチリンソウ属、
    オダマキ属
    、リュウキンカ属、サラシナショウマ属、センニンソウ属、キンポウゲ属、カラマツソウ属、キンバイソウ属、の9属は日本にもある。しかし、種のレベルになると大へん異なっており、共通性は53種のうち北半球に広く分布するエゾノリュウキンカCaltha palustrisとヒメカラマツThalictrum alpinumの2種だけである。キンポウゲ科に関するかぎり、ヒマラヤ地方の高山植物は、台湾、中国大陸、中央アジアの高山植物とともに、コーカサス・ヨーロッパのものに近く、日本の高山植物は極東地方のものに近い。温帯の植物を較べてみても、ヒマラヤ地方、中国西部のものと、日本、朝鮮、ウスリー地方のものとの間にはかなりの溝がある。
  • 松永 俊男
    生物学史研究
    2016年 94 巻 1-17
    発行日: 2016/08/31
    公開日: 2019/06/03
    ジャーナル フリー
  • 田村実, 岡田博, 一戸良行, 武正暁, 付癸鼎, 田村道夫
    植物研究雑誌
    1995年 70 巻 2 号 118-122
    発行日: 1995/04/20
    公開日: 2022/10/21
    ジャーナル フリー
  • 中村 茂雄, 瀬尾 直美, 竹澤 利和, 荒川 梢, 佐藤 英典
    北日本病害虫研究会報
    2010年 2010 巻 61 号 47-51
    発行日: 2010/12/28
    公開日: 2017/12/15
    ジャーナル フリー

    クローバ葉脈黄化ウイルス(ClYVV)が発生したソラマメほ場の周辺雑草18 科40 種以上について,RTLAMP 法により検定したところ,ClYVV が検出されたのはシロクローバのみであった.さらに,ソラマメ由来ClYVV と近隣のシロクローバ由来ClYVV について,外被タンパク質遺伝子の一部(369bp)の塩基配列を比較したところ,一致,あるいは類似する場合が認められた.これらの結果から,ClYVV の主要な1 次感染源はシロクローバであると推測された.しかし,近接したほ場においても,塩基配列が異なる多様なClYVV が存在しており,感染源株までの距離を特定し,除草範囲を確定するには至らなかった.

  • 林 武生
    研究紀要
    2016年 41 巻 21-28
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/09/16
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
  • 稲津 厚生, 間藤 正美
    育種学雑誌
    1992年 42 巻 3 号 605-613
    発行日: 1992/09/01
    公開日: 2008/04/18
    ジャーナル フリー
    In Cosmos bipinnatus CAV., besides the three genes: C. I and Sp which are responsible for the expression of the cyanic and the white flower colors, there are several genes involved in the expression of the yellow coloration. When the gene C operates under dominant condition, it controls the accumulation of anthocyanins and the cyanic color of flowers, whereas under the influence of recessive alleles, white or yellow flowe]rs appear. Because the white and the yellow flowers accumulate dihydroflavonols, it is considered that the gene C expresses itself in the anthocyanin biosynthetic pathway after the appearance of dihydroflavonols while it remains to be determined whether the expression site is located before or after the flavan-3, 4-diol (1eucoanthocyanidin) step . To analyse the expression of the gene C, the flavonoids synthesized after dihydroflavonols in the biosynthetic pathway were investigated using the ray petals of four, Iines with white flowers and four lines with cyanic flowers (Table 1) in this study.
  • 林 武生
    研究紀要
    2007年 32 巻 13-20
    発行日: 2007/03/05
    公開日: 2016/12/16
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 中山 包
    化学と生物
    1980年 18 巻 6 号 402-408
    発行日: 1980/06/25
    公開日: 2009/05/25
    ジャーナル フリー
  • 田村 道夫
    植物分類,地理
    1992年 43 巻 2 号 139-146
    発行日: 1992/12/30
    公開日: 2017/09/25
    ジャーナル フリー
    Two new genera, Peltocalathos and Callianthemoides are described for Ranunculus baurii and R. semiverticillatus, respectively. Classifications of Delphinium, Consolida, Anemone sect.Eriocephalus and Ranunculus sect. Micranthus are revised, and Delphinium sect. Paroligophyllon is regarded as a synonym of D. sect. Grumosa; and new combination names, Consolida subsects. Brevipedunculatae (Huth ex Trifonova) Tamura, Macrocarpae (Huth ex Trifonova) Tamura, Longibracteolatae (Huth ex Trifonova) Tamura and Ranunculus subsect. Leptocaules (Prantl) Tamura are proposed.
  • 小菅 桂子, 土居(渡邊) 恭子, 田村 道夫
    植物分類,地理
    1995年 45 巻 2 号 139-150
    発行日: 1995/04/28
    公開日: 2017/09/25
    ジャーナル フリー
    シラネアオイは1属1種の日本固有の植物でこれまでボタン属, Hydrastis, Podophyllum, あるいは, オトギリソウ目の群との類縁が考えられていた。シラネアオイの類縁関係を解明するため, 種子タンパク質を用いた免疫学的な方法により15科54種の比較を行った。SDS-ポリアクリルアミド電気泳動によりシラネアオイを含む44種が種子貯蔵タンパク質11S-グロブリンを含む。電気泳動により分離した11S-グロブリンのS-ポリペプチド鎖をもとに3種類の抗体(シラネアオイ抗体, ヤマオダマキ抗体, ヤマブキソウ抗体)を作製し, ウエスタンブロッテング法により抗体との反応を定量した。シラネアオイ抗体はHydrastisに対しては反応性が低いものの, それ以外のキンポウゲ科の植物やキンポウゲ目(ケシ科を含む)とは比較的高い反応性を示し, 一方, ボタン目やオトギリソウ目植物とは反応性は比較的低い。他の2種類の抗体でも同様な結果がえられ, シラネアオイはボタン属やオトギリソウ目の群よりキンポウゲ目やケシ目の群に近縁であることが推定された。
  • 安元 暁子
    日本生態学会誌
    2009年 59 巻 3 号 301-311
    発行日: 2009年
    公開日: 2017/04/20
    ジャーナル フリー
    植物では動物と異なり種分化の原動力として性選択や性的対立はほとんど注目されてこなかった。本稿では受粉前、受粉後受精前、受精後の過程の順に、動物との違いや植物における性選択や性的対立についてレビューし、生殖隔離の進化との関連について議論する。受粉前の花による生殖隔離は、性選択や性的対立ではなく、以前と異なるポリネーター分類群へ花が適応することにより生じやすいと考えられる。受粉後受精前の過程は性選択と性的対立が生じやすく、特に激しい性的対立のもとで、急速な生殖隔離の進化が起こりやすい可能性がある。受精後の過程は哺乳類などの胎生の動物や子育てをする動物と良く似ており、栄養供給をめぐる性的対立がゲノムインプリンティングなどの進化を通して生殖隔離の進化に関与したのかもしれない。
  • 豊田 鮎
    日本土壌肥料学雑誌
    2017年 88 巻 6 号 559-567
    発行日: 2017/12/05
    公開日: 2018/06/08
    ジャーナル フリー
  • 湯本 貴和
    モルフォロギア: ゲーテと自然科学
    1990年 1990 巻 12 号 40-60
    発行日: 1990/10/30
    公開日: 2010/02/26
    ジャーナル フリー
  • 牧野 崇司, 横山 潤
    日本生態学会誌
    2014年 64 巻 2 号 101-115
    発行日: 2014/07/30
    公開日: 2017/05/19
    ジャーナル フリー
    生物間相互作用において第三者の存在がその進化的帰結を変えることが知られている。動物媒花と花粉を運ぶ送粉者の相互作用も例外ではなく、他の開花種や植食者などの第三者の影響を受ける。本稿で着目する酵母や細菌もまた、送粉者が得るべき蜜を横取りすることで花と送粉者の関係に変化をもたらすことが予想されるものの、彼らは肉眼では見えないこともあってほとんど注目されてこなかった。しかし近年の分子的手法の普及にともない、蜜内の微生物に関する興味深い知見が次々と報告され始めている。本稿の前半ではそうした成果を整理し、送粉系への影響を考察するうえで必要となる基礎知識をまとめ、1)微生物が多様な植物種の蜜から検出されていること、2)微生物のなかには様々な植物種から検出される「常連」の種が存在すること、3)微生物は花蜜に含まれる糖やアミノ酸を消費し、その濃度や成分比を変えること、4)微生物が送粉者もしくは空気を介して分布を広げる一方で、5)蜜内への微生物の定着を制限する要因が存在することを紹介する。そして後半では、微生物の侵入により植物の繁殖成功が低下する例のほか、現時点で予想される、植物・送粉者・微生物間の相互作用について私たちの見解を述べる。ここで強調したいのは、微生物が、植物と送粉者に害をもたらすだけの盗蜜者とは異なる側面を持つという事実である。すなわち、送粉者に花粉を運ばせたい植物と、送粉者に自らを運ばせたい微生物の思惑は送粉者の誘引という点において一致している。実際に、両者の協力関係を示唆する事例(微生物が生み出すアルコールや熱を報酬に送粉者を誘引している可能性)も報告されている。蜜内微生物の研究は、花形質の進化や群集の構築過程、協力関係の進化など、様々な方面に発展する可能性を秘めているものの、現時点では、たとえば「ある微生物がどのように花から花へと広まり、どの植物種を経由しながらシーズンを過ごすのか」という種ごとの生活史さえ断片的にしか見えていない状況である。本総説で示すアイデアの数々が本邦の研究者を刺激し、花と送粉者の相互作用に関する私たちの理解をさらに前進させること、ひいては見えない第三者が介入する様々な生物間相互作用系の解明に貢献することを期待している。
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