詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する: 検索条件を変更
クエリ検索: "カサブランカ"
259件中 1-20の結果を表示しています
  • 大久保 直美
    におい・かおり環境学会誌
    2011年 42 巻 2 号 102-106
    発行日: 2011/03/25
    公開日: 2016/04/01
    ジャーナル フリー
    強い芳香を持つユリは,狭い空間に置くとにおいが充満するため,不快に感じられることがある.強い香りを持つ花の利用を広げるため,ユリ「
    カサブランカ
    」を用いて花の香りの抑制方法を検討した.
    カサブランカ
    」の香気成分を分析した結果,不快臭を有する成分は芳香族化合物と考えられたことから,香気成分生成抑制剤としてフェニルアラニンアンモニアリアーゼ(PAL : phenylalanine ammonia-lyase)阻害剤を選択した. PAL阻害剤処理区において,香気成分量はコントロールの10〜20%程度となった.官能的にも,PAL阻害剤処理を行ったユリの香りは,無処理区に比べ弱まった.以上のことからPAL阻害剤は,「
    カサブランカ
    」の香りの抑制に利用できると考えられる.
  • 酒井 悠太, 斉藤 由理恵, 乘越 亮, 今西 英雄
    園芸学研究
    2022年 21 巻 1 号 57-63
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/03/31
    ジャーナル フリー

    オリエンタル系ユリ ‘

    カサブランカ
    ’ の国内産球根を用い,予冷温度と期間を変えてそれに伴うシュートの成長,茎先端部汁液のBrixと糖含有量の変化を調べた後に,球根を–2.0°Cの氷温に移して貯蔵した.それらの球根を7~10か月後に取り出して植え付け,開花調査を行い,長期氷温貯蔵後の障害発生と予冷温度・期間との関係を明らかにしようとした.1°Cの予冷期間を0~20週と変えた場合,予冷期間が12週以上になると,氷温貯蔵後の抑制栽培において開花率の低下と葉の障害発生がみられ,それと茎先端部汁液のスクロース含有量の低下とが関連すること,Brixの変動はスクロースの変動とほぼ一致することがわかった.次に1°C, 6°C, 8°Cおよび12°Cで8週間予冷した後,1°Cに移して10週間貯蔵を続け予冷温度の影響をみたところ,1°Cと6°Cの予冷はBrixと糖の含有量について同じような変動を示し,栽培試験でも葉の障害発生あるいは開花率の低下が認められ,同じように影響することが示された.また1°Cで18週間予冷した後に氷温貯蔵に移した場合,氷温貯蔵期間が8週間長くなると全く開花がみられなくなった.以上の結果,6°C以下の温度で長期間予冷することが,長期氷温貯蔵後の栽培において開花率の低下や葉の障害発生をもたらすことが明らかになった.

  • 新井 幸長
    繊維工業学会誌
    1936年 2 巻 6 号 333-348
    発行日: 1936年
    公開日: 2008/11/27
    ジャーナル フリー
  • 成瀬 厚
    地理学評論 Series A
    2018年 91 巻 1 号 114-115
    発行日: 2018/01/01
    公開日: 2022/09/28
    ジャーナル フリー
  • 大住 吾八
    繊維工業学会誌
    1935年 1 巻 4 号 245-255
    発行日: 1935年
    公開日: 2008/07/08
    ジャーナル フリー
  • フランス保護領時代の遺産をめぐって
    荒又 美陽
    都市地理学
    2012年 7 巻 90-95
    発行日: 2012/03/15
    公開日: 2021/02/19
    ジャーナル フリー
  • 大久保 直美
    植物の生長調節
    2018年 53 巻 1 号 60-65
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/06/22
    ジャーナル フリー

    Oriental hybrid lily flowers have a nice fragrance. Especially in a confined space, however, the scent can be perceived as too strong and therefore unpleasant. Lilium cv. ‘Casa Blanca’, a typical oriental hybrid cultivar, has a large pure-white flower with strong smell. We clarified that the compounds responsible for the strong fragrance of ‘Casa Blanca’ are aromatics. We succeeded in decreasing the emissions of scent compounds and made the fragrance milder throughout the period of use as an ornamental by application of an inhibitor of PAL. Here I introduce the characteristics of floral scents, the scent suppression method of lily and the outline of development of fragrance suppressor for ornamental flower.

  • 大久保 直美, 中山 真義, 市村 一雄
    Journal of the Japanese Society for Horticultural Science
    2011年 80 巻 2 号 190-199
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/04/22
    ジャーナル オープンアクセス
    オリエンタル・ハイブリットのユリの強い香りは,不快に感じられることがある.ユリ‘
    カサブランカ
    ’を用いて,香気成分生合成阻害剤を用いた花の香りの発散制御効果について検討した.‘
    カサブランカ
    ’の香気成分の解析結果から,イソオイゲノール,p-クレオソールなどの芳香族化合物が不快臭の原因の一つだと考えられた.芳香族化合物の生合成阻害剤として,フェニルアラニンアンモニアリアーゼ阻害剤であるアミノオキシ酢酸(AOA)と L-2-アミノオキシ-3-フェニルプロピオン酸(AOPP)水溶液を切り花の生け水として用いた.AOA,AOPP ともに香気成分抑制効果が得られたが,実用面からより安価な AOA を選択した.AOA の連続処理により,香気成分量が最も多くなる開花後 2,3 日目,花の老化が始まる 7 日目の花の香気成分量は,10–20%まで減少し,香りの強さも軽減された.同様の効果は,AOA の一時的な処理(24 時間処理)についても観察された.1.0 mM AOA 処理では花被に傷害が見られたが,0.1 mM では見られなかった.開花した花に対する処理の効果は,開花直前のつぼみに対する処理に比べて低かった.以上のことから,‘
    カサブランカ
    ’の開花直前のつぼみに対する 0.1 mM AOA の連続処理は,観賞期間中の花の外観上の形態を損ねることなく,香気成分の発散量を減少させ香りを弱めることが明らかとなった.
  • 高野 恵子, 二宮 千登志, 笹岡 伸仁
    園芸学研究
    2002年 1 巻 4 号 275-278
    発行日: 2002年
    公開日: 2007/11/30
    ジャーナル フリー
    1.オランダ産‘
    カサブランカ
    ’の長期凍結貯蔵球を切り花栽培に用いたとき,解凍・芽出し方法の違いが切り花品質に及ぼす影響を明らかにするとともに,定植時期と奇形花や葉の障害発生との関係を調べた.
    2.定植時に2℃では3~4週間,5℃または8℃では2~3週間,12℃では2週間の解凍・芽出し処理を行うと,草丈が長く,花らい数が多く,より重い切り花が得られ切り花品質が向上した.また,このような芽出し処理中に花芽の分化が始まり,花房形成期に達するのが観察された.
    3.9月1日から12月1日まで,半月毎に時期をずらせて12℃で2週間の芽出し処理を行った球根を定植すると,定植時期が遅くなるほど花らい数が減少し,10月中旬以降の定植では奇形花や葉の先端部が壊死する障害葉の発生率が増加した.
    4.11月に芽出し処理した長期凍結貯蔵球の定植時の顕微鏡観察では,花が順に分化しなかったり,葉の先端部が透明化している症状が認められた.この結果から開花時に見られる葉や花らいの奇形化は,芽出し中の花芽分化時に起きていることが明らかとなった.
  • 中村 六郎
    写真測量とリモートセンシング
    1989年 28 巻 2 号 51-53
    発行日: 1989/04/28
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
  • 大西 正展
    日本食品工学会誌
    2014年 15 巻 3 号 199-202
    発行日: 2014/09/15
    公開日: 2014/12/13
    ジャーナル フリー
  • 宮腰 実
    写真測量とリモートセンシング
    1988年 27 巻 3 号 44-45
    発行日: 1988/07/01
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
  • 八丁 信正
    農業土木学会誌
    1988年 56 巻 5 号 501-504
    発行日: 1988/05/01
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
  • 岩橋 尊嗣
    におい・かおり環境学会誌
    2011年 42 巻 2 号 101
    発行日: 2011/03/25
    公開日: 2016/04/01
    ジャーナル フリー
    花き類の魅力と言えば,やはり鮮やかさを眼で見,香りを鼻で嗅いで楽しみ,癒され,そして元気付けられることであろうか.私事で恐縮であるが,先日(2月27日)「世界らん展日本大賞2011」の最終日,東京ドームへ足を運んだ.最終日とあってかなりの混雑ぶりであった.ドーム内は人混みのせいもあり汗ばむ感じであったが,蘭は見た目の華やかさとは違い,花の香りはどちらかというと控え目である.展示の中で興味をそそられたのが“フレグランス審査部門”であった.洋蘭,東洋蘭,日本の蘭などさまざまな香りを放つ蘭が一堂に会し,見事に咲き誇っていた.しかし,香りとなると花に顔を近づけて初めてはっきりと認識できる程度であり,あくまでも控え目であった.
    香りの強い花の代表の一つとしてユリ(百合)が挙げられる.本特集の一番目は,ユリの中の代表ともいえる「
    カサブランカ
    」について,大久保氏((独)農業・食品産業技術総合機構 花き研究所)に“ユリ「
    カサブランカ
    」の強い香りの抑制”という題目で執筆していただいた.通常,花き類の場合,バラなどに代表されるようにいかにして香りを強くするかという研究は盛んに行われている.しかし,
    カサブランカ
    の場合は全く逆で,香りが強すぎるため室内に飾るには抵抗を持つ人も多い.本内容は香りを抑制するための研究成果についての情報で,切り花のつぼみ状態のときにフェニルアラニンアンモニアリアーゼを含有する水に生けると,開花した時に大幅に香りが抑制される事を見出し,現在実用に向けたさらなる研究が進められている.
    次は,石坂氏(埼玉県農林総合研究センター園芸研究所)に“種間交雑による芳香シクラメンの開発”という題目で執筆していただいた.シクラメンは,歌謡曲の題目に取りあげられたり,12月にはクリスマスの時期に合わせて花屋の店頭に数多くの鉢植えが並び,日本人にとって非常に馴染みの深い花になっている.しかし,あれだけの数が店先に並べられていても,シクラメンの香りをイメージ出来る人はそう多くはないと思う.園芸品種のシクラメンは,華やかさに優れているが香りは弱く,ウッディー・パウダー調であり好ましいとは言い難い.これに対し,野生種には花としての価値は低いがフローラル系の強い香りを持つ種が存在するらしい.著者の所属する研究所ではこれらの品種の掛け合わせを長年にわたり研究し続け芳香シクラメンの育成に成功した.本文からは新品種を作り出す時の並々ならぬ努力の積み重ねの結果である事がうかがえる.
    次は,津田氏(中部電力株式会社),大西氏(日本メナード化粧品株式会社)らに“甘い香りのキク「アロマム」の開発について”という題目での執筆である.キクから抱くイメージはと問われると,殆どの人は仏事(お葬式)と答えるだろう.一方,秋には菊人形や社寺境内などで大輪を咲かせる菊展覧会などのイメージも付きまとう.しかし,キクの香りとなるとしばし考え込む.著者らは「誰も見たこともないキクを作る」という大目標をかかげ,栽培種と野生種を交配するという研究に着手し,平成22年にいままでには存在しないフローラルでフルーテイ感のあるフレッシュな香りを放つキクの新種の開発に成功している.
    最終の4編目は,野口氏に((独)農業・食品産業技術総合研究機構野菜茶業研究所野菜育種研究チーム)“野生種から新しい香りを導入したイチゴ種間雑種品種「桃薫」”という題目で執筆していただいた.前3編は花き類に関する情報であったが,ここでは日本人に最も好まれている果物の代表であるいちごの香りについての記述である.「とよのか」,「とちおとめ」などの名前を聞いて多くの人はイチゴを思い浮かべる.ここでは,市場に無い新しい切り口となるいちごを作り出すという目標に向かい種々研究されたことが述べられている.本文中の表−7に記載されているいちごの品種間の香気成分の相違は非常に興味深い.
    以上,特集を掲載するにあたり,僅かばかりの紹介文を書かせていただいた.今後も花き類,果物類の分野では飽くなき香り・味への挑戦が繰り広げられるであろう.本誌でも新しい情報が得られれば遂次紹介していきたい.最後になったが,本特集を掲載するにあたって,執筆依頼をさせていただいた先生方に深く感謝申し上げる次第である.
  • 徐 品三, 新美 芳二
    園芸学会雑誌
    1999年 68 巻 3 号 640-647
    発行日: 1999/05/15
    公開日: 2008/01/31
    ジャーナル フリー
    'ジョージア'と'
    カサブランカ
    'のりん片培養によるウイルスフリー球の効率的な獲得のため, 抗ウイルス剤(ribavirinおよび2-thiouracil)処理, 熱処理と両者の併用処理の効果を検討した.1. 50μM ribavirinを含む培地に培養したりん片のLSVのELISA吸光値は培養時間を長くなるにつれて低くなり, 処理5週間後には実生球根のりん片葉の値とほぼ等しくなった.しかし, TBV-Lの値はいずれの調査時期でも無処理区(対照)とほぼ同一であった.2. 'ジョージア'のりん片培養において, ribavirinおよび2-thiouracil処理濃度の増加とともに子球形成は抑制されたが, 再生した子球のウイルス検出率は低くなり, 50μM処理区で形成された子球の培養終了時のウイルス検出率は約20%であった.しかし, これらの子球を6ケ月ほ場で栽培したあとのウイルス検出率は44%以上となった.3. 35℃, 4週間熱処理した子球から分離したりん片を培養すると子球形成率は対照区と比べ低くなり, 特に'ジョージア'でその抑制は顕著であった.4. 熱処理した子球のりん片を抗ウイルス剤添加培地で培養して再生した新球のウイルス検出率は抗ウイルス剤単独処理より低くなった.特にこれらのりん片を5μM ribavirinを添加した培地で培養したとき, 培養終了時の再生子球のウイルス検出率は'ジョージア'では30%, '
    カサブランカ
    'では6%となった.しかし, ほ場に移植した6ケ月後のウイルス検出率はそれぞれ100%, 44%であった.
  • コンクリート工学
    1993年 31 巻 1 号 76-78
    発行日: 1993/01/01
    公開日: 2013/04/26
    ジャーナル フリー
  • 春木 和久, 細木 高志, 名古 洋治
    園芸学会雑誌
    1998年 67 巻 3 号 352-359
    発行日: 1998/05/15
    公開日: 2008/01/31
    ジャーナル フリー
    ユリの種間交雑系統・品種を用いてPCR-RFLP分析を行い, 交配親推定の可能性を検討した.6種のユリ, サクユリ(L. auratum var. platyphyllum), ササユリ(L. japonicum), カノコユリ(L. speciosum), タモトユリ(L. nobilissimum), ヤマユリ(L. auratum)およびヒメサユリ(L. rubellum)を4組のプライマーと22種の制限酵素を用いて分析し, 16本のPCR-RFLPマーカーを検出した.PCR-RFLPマーカーが遺伝することを確認するために, シンテッポウユリ, カノコユリおよびその交雑個体を比較検討した.母親の葉緑体遺伝子にみられたPCR-RFLPマーカーは全ての交雑個体にみられ, 交雑個体の核のrRNA遺伝子にあるマーカーは, 母親と花粉親のバンドパターンを合わせたものになった.従って, PCR-RFLP分析は, 交雑品種の親の推定に利用できるものと考えられた.PCR-RFLP分析をオリエンタルハイブリッドと呼ばれるユリの6品種, 'スターゲザー', 'ル・レーブ', '
    カサブランカ
    ', 'サマードレス', 'ピンクパール'および'マルコポーロ'を用いて行い, その交配親を推定した.その結果, '
    カサブランカ
    ', 'サマードレス'および'ピンクパール'の細胞質はカノコユリ由来であり, 'スターゲザー', 'ル・レーブ'および'マルコポーロ'の細胞質はサクユリあるいはササユリからきているものと考えられた.一方, これらの品種の花粉親が交雑種の場合には交配時にマーカーが分離する可能性を考慮する必要があるので, 花粉親の特定は困難であった.
  • 星 秀男, 堀江 博道
    関東東山病害虫研究会報
    2003年 2003 巻 50 号 95-99
    発行日: 2003/11/01
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    Stem rot of Lilium ‘casablanca’ occurred at Hachijo-island of Tokyo Metropolis in 2001. The pathogen from the diseased plant was identified as a species of Rhizopus sp. An inoculation test confirmed that this fungus was the causual agent of the disease.
  • 地学雑誌
    1915年 27 巻 3 号 264
    発行日: 1915/03/15
    公開日: 2010/12/22
    ジャーナル フリー
  • 両角 政彦
    地理学評論 Series A
    2013年 86 巻 4 号 354-376
    発行日: 2013/07/01
    公開日: 2017/12/05
    ジャーナル フリー
    本稿では,ユリ切花産地によるブランド化の実態をとらえ,その効果と課題を明らかにし,花きのブランド化の取組みが産地・生産者にもたらす意味を考察した.ユリ切花ブランド「魚沼三山」の展開において,グローバルスケールでは輸入ユリ球根調達に関わる国際的連関が,ナショナルスケールでは高品質ユリ球根の生産委託による国内産地連関と出荷等級品ごとに市場を選択する国内市場連関が,ローカルスケールではユリ切花の生産と出荷における産地内連関がそれぞれ形成されてきた.本事例では,産地が独自に開発した品種ではなくても,地域連関にみられる流通業者を通じた既存品種の調達方法の革新,球根冷蔵管理技術の開発,切花の生産過程の改良,出荷・販売過程の組織化などによって,製品差別化が実現されている.これらの取組みは,他の産地・生産者が模倣困難であるとは必ずしもいえないが,一連に結びつくことで一定の参入障壁となり,高付加価値化を可能にしている.
feedback
Top