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クエリ検索: "クマガイソウ"
43件中 1-20の結果を表示しています
  • 鈴木昌友
    植物研究雑誌
    1980年 55 巻 11 号 351-352
    発行日: 1980/11/20
    公開日: 2023/04/01
    ジャーナル フリー
  • 山下由美, 佐藤晃平, 佐藤なつき, 兼子伸吾
    分類
    2017年 17 巻 2 号 159-166
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/01/11
    ジャーナル オープンアクセス
  • 菅 みゆき, 福島 成樹, 山下 由美, 遊川 知久, 徳田 誠, 辻田 有紀
    昆蟲.ニューシリーズ
    2018年 21 巻 3 号 167-174
    発行日: 2018/09/25
    公開日: 2019/10/10
    ジャーナル フリー

    千葉県山武市の調査地においてラン科植物を食害するハエ類の調査を行った.まず,植物の種によって加害するハエの種が異なるかどうかを検証するため,6種のランより果実や花茎を採集し,内部に寄生するハエ類を比較した.次に,季節によってハエの種が異なる可能性を検証するため,ランの開花時期である春(5月)から夏(7月)にかけて採集されたハエ類の比較を行った.

    クマガイソウ
    より得られた成虫標本は,ランミモグリバエと同定された.また,ミトコンドリアDNAのCOI遺伝子領域の配列を用いた分子同定の結果,様々なランより5~7月にかけて採集されたハモグリバエサンプルの配列は,ランミモグリバエの配列とほぼ一致した.このことから,本調査地ではランミモグリバエが様々なランを食害しており,季節によりハエの種に変化はないと考えられた.また,本研究では3種のランについて果実内に見られたハエの発育段階を約2週間おきに観察し,幼虫および囲蛹期間の推移状況を明らかにした.キンランと
    クマガイソウ
    果実の被害が大きく,個体群維持のため,ランミモグリバエの防除が必要であると考えられた.

  • 菅 みゆき, 山下 由美, 末次 健司, 遊川 知久, 徳田 誠, 辻田 有紀
    日本応用動物昆虫学会誌
    2018年 62 巻 4 号 249-255
    発行日: 2018/11/25
    公開日: 2018/12/31
    ジャーナル フリー

    Flies infesting orchid flowers and fruits were collected from 16 orchid species from nine prefectures in Japan. Fifteen orchid species collected from Fukushima to Kumamoto Prefectures were infested by Japanagromyza tokunagai(Sasakawa). These results suggest that this agromyzid fly feeds on a wide range of orchid species, and is widely distributed in Japan. On the other hand, two orchids were injured by Chyliza vittata Meigen. Because these orchids were collected from Hokkaido Prefecture or high-altitude areas in Yamanashi Prefecture, this fly species seems to be distributed in cool temperate areas, but further investigations are required.

  • 高橋 英樹
    分類
    2009年 9 巻 2 号 143-157
    発行日: 2009/08/20
    公開日: 2017/03/25
    ジャーナル フリー
  • 葛葉静
    植物研究雑誌
    1980年 55 巻 11 号 343-351
    発行日: 1980/11/20
    公開日: 2023/04/01
    ジャーナル フリー
  • 辻田 有紀, 山下 由美, 村田 美空, 首藤 光太郎, 天野 正晴, 遊川 知久
    昆蟲.ニューシリーズ
    2021年 24 巻 3 号 55-63
    発行日: 2021/09/25
    公開日: 2021/10/21
    ジャーナル フリー

    近年,本州以南に自生する様々なラン科植物種から,ハモグリバエ科ランミモグリバエの寄生が報告されている.本種は幼虫が果実や花茎を摂食して種子生産を阻害することから,本種の寄生がラン科植物の増殖に及ぼす影響を明らかにすることは,ラン科の絶滅危惧種を保全する上での課題となっている.しかし,その分布域や寄主植物の詳細は未だ明らかでない.そこで本研究では,北海道から沖縄県まで国内の1道9県に自生する21属42種のラン科植物でランミモグリバエの寄生状況を調査した.その結果,13属25種において寄生を確認し,そのうち新たに寄生を確認した3属を含む11種については初めて寄主植物であることを明らかにした.また,北海道と西表島に自生するラン科植物でランミモグリバエの寄生を確認し,本種が北海道から沖縄県までのより広範囲に分布することを明らかにした.さらに,ラン科の種によって複数地域で高い寄生率を示す種が存在することを確認し,ラン科の種によって寄生率に差があることを明らかにした.また,分布域の北限に近いと考えられる北海道ではランミモグリバエの発生密度が低い可能性が示唆された.

  • 長島 時子
    園芸学会雑誌
    1993年 62 巻 3 号 581-594
    発行日: 1993年
    公開日: 2008/05/15
    ジャーナル フリー
    47種のラン科植物を供試し未熟種子の胚発生過程と発芽の様相との関係について追究した.
    1.供試材料47種における初発芽能を示す種子の胚発生段階は,4細胞期以前から中間期までの範囲にあり,ほとんどの種において発芽率が低く,発芽後の発育が不良で,平均発芽日数も長くなる傾向がみられた.
    クマガイソウ
    は例外的で,初発芽能を示す種子がもっとも発芽率が高く,平均発芽日数も短かった.
    2.鮫高発芽率を示す種子の胚発生段階は,16細胞期から胚発生完了以降に及ぶ範囲にあったが,胚発生完了前後の段階において最高発芽率を示す種がほとんどで(
    クマガイソウ
    およびキンランを除く)あった.最高発芽率は,0.8%から100%の範囲にあり,この段階にある種子はいずれの種も(
    クマガイソウ
    を除く)発芽後の発育が良好であった.とくに洋ランの種(Phal.schillerianaを除く),エビネ属の熱帯産落葉性の種およびエビネ属に近縁とされる5種において発芽率が著しく高く,一方,この段階ではとくに発芽率および発芽後の発育が不良だったのは,
    クマガイソウ
    およびキンランであった.
    3.初発芽能や最高発芽率を示す種子の胚発生段階と開花期の子房の発育程度との間には密接な関係は認め難かった.
    4.最高に達して以降の発芽率の様相は,a型:観察した最終の齢において最高発芽率を示し,子房が黄変裂開直前のもの,b型:観察した最終の齢において最高発芽率を示し,さらに齢が増すことにより発芽率が変化する可能性があるもの,c型:発芽率が低くなる傾向が認められたもの,およびd型:観察した最終の齢まで最高発芽率が持続していたものの4型に分けられ,c型がもっとも多かった.
    5.平均発芽日数は,3日から305日の範囲にあり,齢および種による変動がきわめて大きかった.
    平均発芽日数と齢との関係は,a型:齢が増すにしたがって平均発芽日数が短くなる傾向が認められるもの,およびb型:平均発芽日数がもっとも短かった齢を境に,それ以降再び平均発芽日数が長くなる傾向が認められるものの2種類の型がみられ,a型に属する種が多かった.
    6.培地としては,一般的にはHyponex培地がすぐれたが,オニノヤガラおよびホウサイランに対しては,Murashige and Skoog培地が発芽率および発芽後の発育に対して好適な結果をもたらした.
    7.供試材料47種における胚発生段階と発芽との間には上記した諸関係のいずれにおいても,亜科の特性が現れているとは認め難かった.
  • 辻田 有紀, 村田 美空, 山下 由美, 遊川 知久
    保全生態学研究
    2019年 24 巻 2 号 論文ID: 1906
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/01/13
    [早期公開] 公開日: 2019/10/15
    ジャーナル オープンアクセス
    電子付録

    近年、果実に寄生するハエ類の被害が全国の野生ランで報告され、問題となっている。ハエ類の幼虫は子房や果実の内部を摂食し、種子が正常に生産されない。しかし、被害を及ぼすハエ類の種や寄生を受ける時期や部位が、ランの種によって異なることが指摘されており、適切に防除するためには、ランの種ごとに被害パターンを明らかにする必要がある。そこで、国内に自生する 4種のランについてハエ類の被害状況を調査した。その結果、 4種すべてにおいて、ランミモグリバエの寄生を確認した。また、本調査で被害を確認した地域は、福島県、茨城県、千葉県、高知県と広域に及んでいた。調査した 4種のうち、コクランとガンゼキランでは、果実内部が食害を受けていたが、ナツエビネとミヤマウズラでは、主に花序が幼虫による摂食を受け、開花・結実に至る前に花茎上部が枯死しており、ランの種によって食害を受ける部位が異なった。ミヤマウズラでは福島県産の株に寄生を確認したが、北海道産の株にはハエ類の寄生が見られず、地域により被害状況が異なる可能性が明らかになった。本調査より、絶滅に瀕した多くのラン科植物がハエ類の脅威にさらされている現状が改めて浮き彫りとなり、ランミモグリバエの防除はラン科植物を保全する上で喫緊の課題である。

  • 前川文夫
    植物研究雑誌
    1965年 40 巻 11 号 321-326
    発行日: 1965/11/20
    公開日: 2023/04/01
    ジャーナル フリー
  • *山下 由美, 藤井 健太, 池山 裕一郎, 藤森 祥平, 辻田 有紀, 黒沢 高秀, 遊川 知久
    日本菌学会大会講演要旨集
    2022年 66 巻 B10
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/01/10
    会議録・要旨集 フリー
  • 伊藤 彩乃, 庄司 顕則, 赤﨑 洋哉, 松前 満宏, 山崎 旬, 遊川 知久
    日本緑化工学会誌
    2016年 42 巻 1 号 271-274
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/01/30
    ジャーナル フリー
    絶滅危惧のラン科植物の種子繁殖の試みとして,クゲヌマランとキンランの効果的な授粉方法を検討した。クゲヌマランは,人工授粉を行った個体と対照個体のいずれの個体からも健全な種子を持つ果実が回収されたが,キンランは人工授粉を行った個体からのみ健全な種子を持つ果実が回収され,対照個体からは果実が得られなかった。このことから健全果実の確保のためにキンランは人工授粉が欠かせないが,クゲヌマランは人工授粉を行わなくても自動自家受粉によって結実すると考えられる。クゲヌマランは,対照個体にハエの被害果実が多く観察された一方で,ハエの被害を防止するために袋がけを行った個体からは,アブラムシの被害が確認された。
  • ― 特記すべき蘭 31 種のハビタットと人間活動の影響 ―
    佐藤 政幸, 渡邊 定元
    富士学研究
    2021年 17 巻 1 号 1-26
    発行日: 2021/12/30
    公開日: 2023/12/16
    ジャーナル オープンアクセス
    Among the 300 species in the Orchidaceae that have been shown to grow in the Japanese Archipelago, more than 110 have been identified in the Mt. Fuji region. Mt. Fuji, located at 35.4 ° N, is a globally unusual site of high orchid species diversity. The reason for this is the existence, under a humid climate, of eight botanical zones, namely: the oak zone, chestnut zone, beech zone, Abies homolepis zone, Abies veitchii zone, Larix kaempferi forest limit, herbaceous zone, and moss zone, from the lowland to the mountain crest at an altitude 3776m. In the present study, the negative and positive effects of various human activities, such as theft, arable and pastoral land use, second-home construction, and artificial afforestation in the Mt. Fuji region over a 76-year period from 1945 to 2021, on orchids were evaluated based on species. This present study is the first report on 31 unique species, including the endangered Cypripedium species, saprophytic orchids named after Mt. Fuji. In addition, the following were discussed in relation to Cypripedium species: status of theft since 1945, actual and current growth status, appropriate nature protection activities, and proposed conservation measures.
  • 林 蘇娟, 大津 浩三, 井上 雅仁
    分類
    2016年 16 巻 2 号 159-173
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/01/16
    ジャーナル オープンアクセス
    Orchidaceae, a family of the widespread flowering plants, is reported about 60 species from Shimane prefecture. More than 50% species of Shimane Orchidaceae plants were estimated distributed in Oki islands, an isolated archipelago about 80 km far from Shimane peninsula, and most of them are endangered species. We confirmed the geographical distribution of Orchid Plants in Oki Islands and discuss their conservation status.
  • 谷口 弘一, 水上 広志, 勝見 允行
    日本科学教育学会研究会研究報告
    2007年 23 巻 1 号 53-58
    発行日: 2007年
    公開日: 2018/04/07
    研究報告書・技術報告書 フリー
    ラン科アツモリソウ属は北半球のみに生育する。ワシントン条約で規制され日本では種の保全法によりレブンアツモリソウ、アツモリソウは希少種として指定されている。我々は多年にわたりレブンアツモリソウの保護、生態調査解析を行ってきた。この過程でアツモリソウの形態による分類では十分な調査が行なえない場合が生じ DNA 解析による解析の必要にせまられた。このため北米、西欧、極東のアツモリソウの生態調査と平行して DNA 解析を行った。 礼文島に3株生育するカラフトアツモリソウが西欧ウラジオ地域のものとは独立したしたものであることを DNA 解析で解明した。 更に北米、日本、西欧のアツモリソウの生態、形態についても報告する。
  • 植物研究雑誌
    1980年 55 巻 12 号 論文ID: 55_12_7178
    発行日: 1980/12/20
    公開日: 2023/04/01
    ジャーナル フリー
  • 道下 雄大, 梅本 信也, 山口 裕文
    保全生態学研究
    2009年 14 巻 1 号 81-89
    発行日: 2009/05/30
    公開日: 2018/02/01
    ジャーナル オープンアクセス
    観賞利用を主な目的とした植物の人為的移動が及ぼす生物多様性への影響を考察するために、長崎県、和歌山県および静岡県の民家庭園にみられるRDB掲載植物の種類と常在度を調べ、導入経緯の聞き取りを分析した。環境庁または県のRDB掲載植物は、3県の民家庭園に25科53種みられ、82%の民家庭園に少なくとも1種確認された。聞き取りでは、自生地よりの採集が89例、親戚や知人等よりの贈呈が45例、購入による導入が12例あり、この傾向には地域による違いはなく、調査した民家庭園では採集による導入が多い傾向にあった。集落ごとにみられるRDB掲載植物の種数と多様度は、漁業を主とする海岸の集落では低く、農林業を主とする中山間地の集落で高い傾向にあった。民家庭園のRDB掲載植物には地域外からの導入や園芸品種化した植物があり、これらは野生化や近隣の自生個体との自然交雑をとおして生物多様性の劣化要因となると考えられた。
  • 佐々木 揚
    植物工場学会誌
    2000年 12 巻 4 号 268-274
    発行日: 2000/12/01
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    Cypripedium guttatum is one of the most endangered orchids in Japan. In vitro propagation is an important approach for conservation of the plant species. Generally, Cypripedium in vitro propagation is unstable, especially using immature seeds. Therefore, an in vitro propagation system that protocorm produces stable germination is required.
    In this study, one of the weather factors was tested to obtain stable immmature seeds for seedling production. From statistical analysis of the weather data, it was suggested that solar radiation affected the ripening of Cypripedium seed. From simulations of cumulative solar radiation, a seed 46 days after pollination is suitable for in vitro propagation in Akita.
    Using a seed 47 days after pollination of Cypripedium guttatum, seedlings were grown in hormone free 1/3 MS agar medium. In the case of adding 0.2 mg/L BAP, multiple shoots were observed. For root elongation of the seedling, hormone free medium was preferable to adding 0.2mg/L NAA.
  • ―なぜ不登校は減らないのか―
    中野 明德
    こころの健康
    2011年 26 巻 1 号 9-15
    発行日: 2011年
    公開日: 2023/08/17
    ジャーナル フリー
  • 長島 時子
    園芸学会雑誌
    1994年 63 巻 1 号 139-149
    発行日: 1994年
    公開日: 2008/05/15
    ジャーナル フリー
    47種のラン科植物を供試し, 種子の発芽および幼植物への発育経過の様相をそれぞれ調査した.
    1.供試材料47種の種子発芽時の胚の色は, 白色(32種), 淡黄色 (3種), 淡緑色 (7種) および緑色(5種) を呈する4群に分けられた. なお, エビネ属の20種では淡黄色 (3種) および白色 (17種) を呈する2群がみられた.白色を呈する胚は, 発芽後プロトコームを形成する過程において, 徐々に黄緑色から緑色を呈するようになるが, キンラン, サイハイランおよびオニノヤガラのプロトコームは白色のままとどまっていた.
    2.プロトコームの表面の隆起した部分には, 細長い単細胞の仮根が発生し, チシスおよびパフィオペディラムでは1本, その他の種では6~10本密生していた. なお, オニノヤガラには仮根はみられなかった.幼植物の根には, キンランを除いて白色を呈した多数の根毛がみられた. なお, サギソウおよびウチョウランでは, 幼植物から発生した根の一部が肥大し球根の形成がみられ, 球根形成後は地上部が徐々に枯死した.
    3.仮根の発生開始は, 発芽後3日 (シラン) から発芽後155日 (ヒゼン), 根の発生開始は, 発芽後33日 (エビネおよびシラン) から発芽後333日 (トクノシマエビネ) の範囲にあった. 仮根および根の発生開始の所要日数は, 発芽時の胚が白色を呈し, プロトコームが逆三角型の種では, 丸型および楕円型の種に比較して, 長くなる傾向がみられた. また, 仮根の発生開始までの所要日数が短い (長い) 種は, 根の発生開始までの所要日数も短く (長く) なる傾向が認められた。
    4.温帯性に属するシンビジウム属の種では, プロトコームの頂芽が下方に向かって伸長して地下茎を形成し, 分1岐しながら伸長し続けた. 地下茎の伸長が停止した後に, 頂芽が上方に向かって伸長し, 幼芽と根を分化して幼植物を形成する.
    5.供試材料47種のうち, 温帯から暖帯産の地生種は一般に, 種子発芽時の胚は白色を呈し, 発芽後の発育が緩慢で, 発育も不揃いとなる傾向がみられた.一方, 暖帯から熱帯産の地生種および着生種は, 種子発芽時の胚は淡黄色~緑色を呈するものがほとんで,発芽後の発育が早く, 発育も斉一になる傾向がみられた.
    6.種子発芽時の胚の色, プロトコームの色および形態, ならびにプロトコームからの仮根および根の発生開始までの所要日数のそれぞれにおいて, 亜科の特性は認め難かった.
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