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クエリ検索: "クレブ"
2,692件中 1-20の結果を表示しています
  • 黒崎 順二
    西日本畜産学会報
    1986年 29 巻 1-7
    発行日: 1986/07/20
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
  • 原 耕平
    感染症学雑誌
    1975年 49 巻 4 号 147-149
    発行日: 1975/04/20
    公開日: 2011/09/07
    ジャーナル フリー
  • 地学雑誌
    1920年 32 巻 6 号 276
    発行日: 1920/06/15
    公開日: 2010/12/22
    ジャーナル フリー
  • 地学雑誌
    1920年 32 巻 7 号 327
    発行日: 1920/07/20
    公開日: 2010/12/22
    ジャーナル フリー
  • 山中 崇弘, 新木 健一郎, 石井 範洋, 塚越 真梨子, 五十嵐 隆通, 渡辺 亮, 久保 憲生, 大嶋 清宏, 桑野 博行, 調 憲
    日本腹部救急医学会雑誌
    2017年 37 巻 6 号 931-934
    発行日: 2017/09/30
    公開日: 2018/02/27
    ジャーナル フリー

    【はじめに】侵襲性

    クレブ
    シエラ感染症は,Klebsiella pneumoniaeを原因菌とし,肝膿瘍から眼内炎や中枢神経感染症などの転移性感染巣を引き起こす。当科での1例を報告する。【症例】73歳男性。主訴は腰痛,視力低下。精査の結果,肝膿瘍,眼内炎,敗血症の診断で抗菌薬治療を開始,第3病日に肝ドレナージを施行した。培養からKlebsiella pneumoniaeが検出された。転移性感染巣検索では,腰部に椎体炎,硬膜外膿瘍を認めた。転移巣は保存的に軽快し,第52病日に転院となった。【考察】本邦での肝膿瘍を伴う侵襲性
    クレブ
    シエラ感染症の報告10例では,眼内炎を7例(70%),死亡2例(20%)と危険な病態と考えられた。肝膿瘍,眼内炎という特徴的な所見を認めた際は,侵襲性
    クレブ
    シエラ感染症を疑い,転移性感染巣を考慮した抗菌薬治療と,外科的治療を含めた集学的治療を行うことが重要である。

  • 猪狩 淳, 設楽 正登, 設楽 政次, 吉元 加代子, 林 康之
    The Japanese Journal of Antibiotics
    1990年 43 巻 4 号 659-669
    発行日: 1990/04/25
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
    全国の69病院から大腸菌, 肺炎桿菌の臨床分離株を収集し, 11種の抗菌薬に対する感受性を調査した。
    1986年と1987年の2年間に臨床材料から分離された大腸菌4,421株, 肺炎桿菌2,825株 (主に, 尿, 喀痰, 膿から分離) を対象とし, 日本化学療法学会標準法によりMIC (接種菌量108CFU/ml) を測定した。実験に供した抗菌薬はペニシリン系2剤, セフェム系7剤, アミノ配糖体系2剤である。
    両菌種の90%以上の株はCeftizoxime (CZX), Cefotetan (CTT), Latamoxef (LMOX), Cefotiam (CTM), Cefmetazole (CMZ), Gentamicin (GM), Netilmicin (NTL) に感性, 約80%の株がCefazolin (CEZ) に感性を示し, Ampicillin (ABPC), Piperacillin Cephalothinにはほとんどの株が耐性であつた。
    大腸菌の場合, 約90%の株がCZXの0.20μg/ml, LMOXの0.39μg/ml, CTTの0.78μg/ml, CTM, NTLの1.56μg/ml, CMZ, GMの3.13μg/mlで発育が阻止された。肺炎桿菌の場合も, ほぼ同様の感受性を示した。
    由来臨床材料別の両菌種の抗菌薬感受性には, 大腸菌の場合にABPCで, 胆汁由来株が他材料由来株よりMIC100μg/ml以上の株の比率が小さく, 6.25-12.5μg/mlの株の比率が大きかつた以外は, 大きな差は認められなかった。
    1980年から1987年までの大腸菌, 肺炎桿菌のABPC, CEZ, CMZ, GMに対する感受性には年次的変動はなかつた。
    以上から, いわゆる第2, 第3世代セフェム系とアミノ配糖体系薬剤は, 大腸菌又は肺炎桿菌による感染症治療に有効な薬剤と考える。
  • 清水 辰典, 斉藤 永憲
    CHEMOTHERAPY
    1979年 27 巻 Supplement3 号 202-206
    発行日: 1979/04/25
    公開日: 2011/08/04
    ジャーナル フリー
    Cefotiam (SCE-963), a new cephalosporin antibiotic, was given to 6 cases with respiratory tracd infections (4 pneumonia including 1 PAP, 1 bronchiectasis and 1 pulmonary abscess). Dosage of cefotiam was 1.0-3.0 g twice a day by intravenous drip infusion.
    Clinical responses were excellent in 3 cases, good in 1 and failure in 2 (PAP and bronchiectasis).
    Skin test for hypersensitivity to cefotiam demonstrated no positive reactions but itching was observed as a side effect in 1 case.
  • 堀内 信宏, 大河原 紀代, 阿武 義人, 服部 幸夫, 佐藤 賢士, 徳久 隆成, 野瀬 善光, 林 宏海, 藤川 栄吉, 柳原 照生, 神崎 清, 中村 功
    The Japanese Journal of Antibiotics
    1976年 29 巻 3 号 332-339
    発行日: 1976/03/25
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
    Amoxicillin (α-Amino-p-hydroxybenzyl penicillin) は, Fig. 1のような構造をもつ経口用の広範囲スペクトルの合成ペニシリンである (以下AMPCと略す)。抗菌スペクトルおよび抗菌力は, ほとんどAmpicillinと同程度であるが, 経口投与時の吸収率が高く, 血中濃度は同量のAmpicillinの2~3倍に達する1, 2, 3, 4)。同時に, 吸収は食餌によつて大きく左右されることがないのも特徴だとされている5)。
    今回, われわれは, 呼吸器感染症30例に対して協和醸酵から供与されたAmoxicillinを使用して薬剤の臨床効果と副作用について検討を加えたので報告する。
  • 前田 光一, 澤木 政好, 三笠 桂一, 古西 満, 国松 幹和, 藤村 昌史, 浜田 薫, 堅田 均, 成田 亘啓
    感染症学雑誌
    1988年 62 巻 8 号 728-733
    発行日: 1988/08/20
    公開日: 2011/09/07
    ジャーナル フリー
    病院外発症で胸部X線上, 巨大空洞影を呈し, 菌血症を合併したKlebsiella pneumoniae (以下K. pneumoniae) 肺炎の1例を経験した. 症例は52歳の男性で, 大量の飲酒歴, 喫煙歴, 食事の不規則による低栄養と糖尿病があり, 発熱・血疾・咳・全身倦怠感を主訴として入院.胸部X線上, 左肺に広範な浸潤影が認められ, TTA・血液培養にてK. pneumoniaeを単独に検出. 経過中, 胸部X線上, 左中肺野にニボーを伴う巨大空洞影が出現し, その穿刺液からもK. Pneumoniaeが単独検出され, 抗生剤治療にて良好な経過をたどった.
    近年, K. pneumoniae肺炎は院内感染症として重要視されているが, 本例は従来よりいわれている, 中年の大酒家に発症し空洞形成を特徴としたK. Pneumoniae肺炎の典型例であると考えられた.
  • 高橋 公毅, 小林 章男
    CHEMOTHERAPY
    1979年 27 巻 6 号 848-856
    発行日: 1979/11/25
    公開日: 2011/08/04
    ジャーナル フリー
    現在, 入院患者の感染症の原因菌として問題となる緑膿菌,
    クレブ
    シエラ, セラチアに対し, 抗菌剤の併用効果について検討した。
    チェス盤法で, 緑膿菌に対してはGentamicin (GM) とPiperacillin (PIPC) の併用で, セラチアに対してはAmikacin (AMK) とSulfamethoxazole-Trimethoprim (ST) 合剤の併用で, FIC係数の分布率から検討して著しい相乗作用を認めた。
    クレブ
    シエラに対しては, AMKとCZで相乗作用を認めた。
    各剤共血中で達しうる濃度内の併用で, 緑膿菌に対してはGMとSulbenicillinあるいはFosfomycinで,
    クレブ
    シエラにはGMとCefazolinで, セラチアにはAMKとST合剤の併用で短時間で作用する著しい殺菌力から静菌力までを観察した。
    集塊の緑膿菌には, GMとCarbenicillin (CBPC) をかなり長期に投与しないと殺菌効果が認められなかった。そして, CBPCを先に作用させたほうがより有効なことを証明した。
  • 西川 潮, 東 典子, 佐々木 進一, 岡 智春, 井上 幹生
    CANCER
    2017年 26 巻 5-11
    発行日: 2017/08/01
    公開日: 2017/09/30
    研究報告書・技術報告書 フリー

    On 9 November 2016, an unknown Cambaridae crayfish was collected from the outflow stream of Matsubara Izumi along the Shigenobu River in western Japan. On the basis of COI and 12S rRNA analyses, we identified the crayfish as the Marmorkrebs (Procambarus fallax f. virginalis), which serves as the first record for this species from western Japan. The Marmorkrebs is widely available across Japan through the aquarium pet trade. Because the parthenogenic Marmorkrebs has high potential to impact biodiversity, fisheries, and rice farming in Japan through rapid proliferation, transmission of diseases, and herbivory, we call for urgent management plans to restrict the import, movement, and release of this crayfish.

  • 小保方 亜光, 新後閑 俊之, 武谷 洋子, 柴﨑 真由美, 深澤 恵治, 伊藤 理廣, 櫻井 信司
    医学検査
    2015年 64 巻 1 号 54-59
    発行日: 2015/01/25
    公開日: 2015/03/10
    ジャーナル フリー
    子宮内膜細胞診にて莢膜を有する桿菌が確認され,腟分泌物よりKlebsiella pneumoniaeが検出された子宮内膜炎重症化の2例を経験した。症例①:帯下増量で受診。腟分泌物細菌培養でK. pneumoniaeを検出。子宮内膜細胞診で莢膜を有する桿菌が確認される。一ヶ月後,他院を救急受診し,卵巣・卵管膿瘍,腹膜炎の診断で加療された。症例②:不正出血,下腹部鈍痛,高熱で受診。子宮頸部及び内膜細胞診にて莢膜を有する桿菌を認めた。子宮内膜炎,卵管留膿症及び多発子宮筋腫の診断にて,子宮全摘・両側付属器切除術が施行された。細胞診の依頼目的は悪性病変の確認であり,感染症の診断を目的としていない。一方,内膜組織の細菌培養検査が行われることはほとんどない。婦人科領域感染症の早期診断には,細胞診の報告書においても積極的に感染,炎症の所見を報告する事が重要である。
  • 横山 宏樹, 本間 温, 早水 順子, 大和田 一博, 森田 千尋, 佐藤 麻子, 吉野 博子, 植田 太郎, 大森 安恵
    糖尿病
    1993年 36 巻 8 号 655-660
    発行日: 1993/08/30
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    基礎疾患に糖尿病があり, 化膿性肝膿瘍による敗血症性ショックおよび播種性血管内凝固症候群 (DIC) をきたしながらも治癒しえた一例を経験した. 症例は, 79歳, 男性. 悪心, 嘔吐, 食欲低下を主訴に入院. 当日よりスパイク熱をきたし敗血症性ショック・DICとなった. 腹部エコーで肝に内部不整な占拠性病変を認め, 同部の穿刺および血液培養より
    クレブ
    シエラ肝膿瘍と診断された. 抗生剤では改善せず, 第4病日にエコー下に経皮経肝膿瘍ドレナージ (PTAD) を施行. しかし炎症反応・画像上もその所見は改善せず, 全身状態より開腹術も困難であった. PTADを3カ所より行ない排膿経路が交通し, 抗生剤による膿瘍局所洗浄により軽快した. 本例は, 高齢, 糖尿病, 敗血症と予後不良因子を伴いつつも, 化学療法と画像診断の進展に基づいた早期発見および排膿処置により治癒しえた貴重な症例と考えられた.
  • 舟阪 渡, 小島 次雄, 藤村 一美
    分析化学
    1961年 10 巻 4 号 374-379
    発行日: 1961/04/05
    公開日: 2010/02/16
    ジャーナル フリー
    α-ナフチルアミンスルホン酸およびβ-ナフトールスルホン酸の弱酸性カチオン交換樹脂に対する吸着性の差異を利用して,それぞれ異性体の分離をおこなった.すなわちAmberlite CG-50,200~400meshを用い,pH 1.8~3.4の4N塩化ナトリウム水溶液を展開液として,β-ナフトール-6-スルホン酸とβ-ナフトール-8-スルホン酸を,また同様な樹脂を用い,pH 1.5の5N塩化ナトリウム水溶液を展開液としてα-ナフチルアミン-6-スルホン酸とα-ナフチルアミン-7-スルホン酸を完全に分離することができた.また本法を利用して市販の
    クレブ
    酸の組成を明らかにした.
  • 池亀 公和, 持永 泰輔, 寺田 厚, 上村 昌弘, 友栗 徹士, 内田 和夫, 五十嵐 英夫, 潮田 弘, 坂井 千三
    食品と微生物
    1984年 1 巻 2 号 130-136
    発行日: 1984/06/20
    公開日: 2010/07/12
    ジャーナル フリー
    BHI培地における黄色ブ菌の増殖とEnt産生に及ぼす食品由来細菌の菌種と温度の影響について検討した.
    1)黄色ブ菌表皮ブ菌の混合培養では, 黄色ブ菌の増殖に対する影響はほとんどみられなかったが, Ent産生は黄色ブ菌103/mlと表皮ブ菌106/mlの組合わせにおいて, 35℃では48時間で32ng/mlと黄色ブ菌単独培養と比べて低く, 25℃では全く認められなかった.
    2) 枯草菌との組合わせでも黄色ブ菌の増殖に対する抑制作用はみられなかったが, Ent産生は黄色ブ菌103/mlと枯草菌106/mlの組合わせで, 35℃, 48時間後に明らかな抑制が認められた.
    3) 黄色ブ菌103/mlと
    クレブ
    ジェラ103/mlおよび106/mlの両組合わせの混合培養では, 黄色ブ菌の増殖は黄色ブ菌単独培養に比べて抑制され, Ent産生が全く認められなかった.
  • *堀 孝一, 丸山 史人, 佐藤 修正, 下嶋 美恵, 増田 真二, 佐藤 直樹, 田畑 哲之, 黒川 顕, 太田 啓之
    日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
    2011年 2011 巻
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/12/02
    会議録・要旨集 フリー
    約4億7千万年前に起きた植物の陸上進出は、生物進化の過程において極めて重要なイベントの一つであり、現在の地球環境の形成にも大きな影響を与えたと考えられる。植物の陸上化過程の解析は、古生物学や現生生物の解析のみならず、地質学や気候学など様々な分野からのアプローチが進行している。そのような状況の中、我々は車軸藻綱
    クレブ
    ソルミディウムの解析から植物の陸上進出要因の解明を目指している。
    車軸藻綱の細胞分裂過程や分子系統学による解析により、陸上植物は車軸藻綱から派生したことが支持されている。車軸藻綱中でも
    クレブ
    ソルミディウムは単純な体制を持ち、水中および陸上の乾燥、貧栄養環境でも生育が可能であり、陸上植物の起源を明らかにするために重要な生物と考えられる。
    我々は、物質生産およびエネルギー生産に中心的な役割を果たす葉緑体およびミトコンドリアの機能は陸上のストレスに適応するために重要であると考え、
    クレブ
    ソルミディウムの葉緑体DNAおよびミトコンドリアDNAの配列解析を行った。本発表では、
    クレブ
    ソルミディウムの葉緑体DNAおよびミトコンドリアDNAの特徴および、さまざまな植物・藻類の葉緑体DNAおよびミトコンドリアDNAと比較した結果を報告する。さらにそれらの結果から車軸藻綱から陸上に適応した植物が誕生した一要因を考察する。
  • 岡 捨己, 熊野 伸子, 大泉 耕太郎, 有路 文雄
    CHEMOTHERAPY
    1974年 22 巻 5 号 797-803
    発行日: 1974/07/25
    公開日: 2011/03/08
    ジャーナル フリー
    Laboratory and clinical investigations were performed on a new antibiotic, 3', 4'-dideoxykanamycin B (abbr. DKB), and following results were obtained.
    (1) The minimum inhibitory concentration of DKB was determined on various strains preserved in our laboratory. The values obtained were 0.78-3.13 mcg/ml to Pseudomonas aeruginosa, 0.78-6.25 mcg/ml to Klebsiella, 3.13-6.25 mcg/ml to Proteus, 1.56-6.25 mcg/ml to Escherichia coli, 0.2-0.78 mcg/ml to Staphylococcus aureus, 0.2-12.5 mcg/ml to Pneumococcus, and 25 mcg/ml to Mycobacterium tuberculosis H37Rv-S.
    (2) In in vitro experiments with Pseudomonas aeruginosa, Klebsiella pneumoniae and Staphylococcus aureus, DKB demonstrated a slight additive action with cephalothin or penicillin G.
    (3) Under the action of DKB, Klebsiella exhibited various degenerations in cytoplasma and cell wall.
    (4) DKB was administered to 17 cases of respiratory tract infection at a daily dose of 50 mg×2 for 7-20 days, and the satisfactory results were obtained.
  • 太田 雅彦, 米田 行宏, 喜多 美穂里, 市川 桂二, 影山 恭史
    臨床神経学
    2013年 53 巻 1 号 37-40
    発行日: 2013/01/01
    公開日: 2013/01/17
    ジャーナル フリー
    近年,細菌性髄膜脳炎の死亡率は約 20%に低下したが,一方でさまざまな後遺症が残存することがある.糖尿病とアルコール性肝硬変を有する69 歳男性が,
    クレブ
    シエラ肺炎桿菌(Klebsiella pneumoniae)による敗血症から髄膜脳炎を発症した.抗生剤治療をふくめた全身管理により神経症状は改善したが,片側性眼内炎を併発して硝子体切除術などの眼科治療を施行した.視力低下は残存したが失明にはいたらなかった.
    クレブ
    シエラ菌は難治性眼内炎の起因菌として眼科領域では重視されており,本菌の血行感染部位として注意する必要がある.
  • 緑膿菌に対するCefsulodinとAminoglycosideの併用に関する基礎的・臨床的研究
    青沼 清一, 大沼 菊夫, 渡辺 彰, 佐々木 昌子, 大泉 耕太郎, 今野 淳, 林 泉, 岡本 宏明
    CHEMOTHERAPY
    1982年 30 巻 7 号 770-775
    発行日: 1982/07/25
    公開日: 2011/09/13
    ジャーナル フリー
    Dynatech MIC 2000を用いた液体培地希釈法により臨床分離緑膿菌45株に対するCefsulodin (CFS) とDibekacin (DKB) とのin vitro併用効果を検討した。
    1) CFS単独のMICおよびMBCはともに6.25μg/mlにピークを有していた。
    2) DKB単独のMICおよびMBCはともに0.78μg/mlにピークを有していた。
    3) CFSとDKBの併用効果をMICおよびMBCについてみると, 相乗作用 (FIC index, FBC index≦0.5) はともに45株中30株 (66.7%) に認められた。
    4) 相乗, 部分的相乗, 相加作用を含む併用効果を示した43株 (MIC), 42株 (MBC) について, CFS単独のMIC, MBcが6.25μg/ml以下と12.5μg/ml以上のグループに分けて平均FIC index, 平均FBC indexを比較すると, 12.5μg/ml以上のグループの方がいずれも小さい値を示し, 臨床的合目的性が認められた。
    5) DKB添加によるCFSのMICおよびMBCが1.56μg/ml以下となる株数の変化をみると, 単独ではそれぞれ4株 (8.9%), 3株 (6.7%) であったのが, 0.1μg/mlのDKB存在下では20株 (44.4%), 12株 (26.7%) となり, 0.39μg/mlのDKB存在下では33株 (73.3%), 30株 (66.7%) と増加した。
    慢性気道感染症患者の緑膿菌による急性増悪5例に, CFSとDKBまたはTobramycin (TOB) を併用投与し, 全例に有効の成績を得た。細菌学的にも全例で喀痰中緑膿菌は消失し, 菌交代現象もみられなかった。副作用として, 好酸球増多, GPTの軽度上昇, GOTおよびGPTの軽度上昇をそれぞれ1例ずつ認めた。
  • 本山 三生, 鈴木 稔, 原沢 功, 向山 武雄, 青山 昭徳, 村本 伸子, 小林 則子, 望月 美枝子, 加藤 伊代, 森 政子, 野中 薫
    日本医科大学雑誌
    1967年 34 巻 5 号 365-373
    発行日: 1967/10/15
    公開日: 2010/10/14
    ジャーナル フリー
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