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クエリ検索: "ケア"
128,053件中 1-20の結果を表示しています
  • GEヘルス
    ケア
    ・ジャパン株式会社*
    超音波検査技術
    2012年 37 巻 5 号 444
    発行日: 2012/10/01
    公開日: 2013/02/05
    ジャーナル 認証あり
  • パナソニックヘルス
    ケア
    株式会社
    日本機械学会誌
    2013年 116 巻 1134 号 315-
    発行日: 2013/05/05
    公開日: 2017/06/21
    解説誌・一般情報誌 フリー
  • 平松 紘, 角田 猛之,
    ケア
    ンズ, 高田 普久男
    法制史研究
    1990年 1990 巻 40 号 183-217
    発行日: 1991/03/30
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
  • 立山 善康
    倫理学研究
    2014年 44 巻 4-
    発行日: 2014年
    公開日: 2018/03/15
    ジャーナル オープンアクセス
  • ブリュエル・
    ケア
    ー・ジャパン
    日本音響学会誌
    2018年 74 巻 5 号 295-298
    発行日: 2018/05/01
    公開日: 2018/11/01
    ジャーナル フリー
  • 櫻井 育穂, 望月 浩江, 長谷 美智子, 添田 啓子
    保健医療福祉科学
    2019年 8 巻 10-16
    発行日: 2019/03/31
    公開日: 2019/09/05
    ジャーナル フリー

     本研究は、長期入院中の子どものセルフ

    ケア
    ・親の
    ケア
    能力の獲得プロセスとそれに対する看護師の支援を明らかにすることを目的とした。対象者は、長期(1か月以上)入院中の子どもをもつ母親で、協力が得られた3名である。データ収集は半構成面接を実施し、質的に分析した。結果、長期入院中の子どものセルフ
    ケア
    ・親の
    ケア
    能力の獲得プロセスとして、『子どものセルフ
    ケア
    ・親の
    ケア
    能力の基盤を築く』『子ども・親が病気治療を理解する段階』『子ども・親が適した方法で実施できる段階』『子ども・親が実践の効果を評価できる段階』の4つの局面が抽出されオレムセルフ
    ケア
    不足看護理論と類似した構造となった。特に『子どものセルフ
    ケア
    ・親の
    ケア
    能力の基盤を築く』ことが、その後の子どものセルフ
    ケア
    ・親の
    ケア
    能力の獲得の前提になっていることが示唆された。また、親の
    ケア
    能力の基盤となる力(パワー)の内容が獲得の段階を経て変化していることが明らかとなった。

  • N・ノディングズのケア論を手がかりとして
    井上 敦
    人間福祉学会誌
    2022年 21 巻 2 号 49-57
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/06/03
    ジャーナル オープンアクセス
    本論文の目的は、対人関係を基盤とする
    ケア
    論の構築である。これまで、
    ケア
    は様々な者によって定義されてきた。例えば、ネル・ノディングズは、
    ケアをケア
    する者と
    ケアされる者とケア
    リングとに分けて定義している。そのうえで、
    ケア
    は、
    ケア
    する者と
    ケア
    される者との相互作用から成り立つとした。しかし、ノディングズによる
    ケア
    はそれぞれの認識から成り立つものであり、その
    ケアではケア
    する者、
    ケア
    される者の役割が固定している。
    ケア
    する者、
    ケア
    される者の役割が固定していては、
    ケアされる側がケア
    する可能性(あるいは
    ケア
    する者が
    ケア
    される可能性)に目が開かれない。本論文では、対人関係を生きる過程で役割が明確化する
    ケア
    の視点について論じている。
  • 呉地 祥友里, 大湾 明美, 田場 由紀, 砂川 ゆかり, 山口 初代, 野口 美和子
    文化看護学会誌
    2020年 12 巻 1 号 1_2-1_11
    発行日: 2020/05/31
    公開日: 2021/07/16
    ジャーナル フリー
    目  的 
    ケア提供者の要介護高齢者への地域文化ケア
    の実践(
    ケア
    の意図,
    ケア
    の方法,
    ケア
    の評価)からその特徴を明らかにする。
    方  法
    A島市の高齢者への地域文化
    ケア
    の実践をしている施設(治療の場,療養の場,生活の場)の
    ケア
    提供者36名に半構造化面接法を実施した。地域文化
    ケア
    の実践場面を取り出し,
    ケア
    の実践内容(
    ケア
    の意図,
    ケア
    の方法,
    ケア
    の評価)について
    ケア
    提供者ごとに個票を作成した。
    ケア
    の実践内容ごとに,質的帰納的に分析し,地域文化は
    ケア
    にどのように関与しているかの観点からコアカテゴリーを命名した。
    結  果
    地域文化
    ケア
    の意図は,[地域文化に息づく価値の支持],[地域文化の楽しみと
    ケア
    の融合],[地域文化への共感と一体感の希求],[地域文化による
    ケア
    の創造]であった。地域文化
    ケア
    の方法は,[求めに応じる地域文化
    ケア
    ],[活かされる地域文化
    ケア
    ],[活かし継承される地域文化
    ケア
    ],[創造される地域文化
    ケア
    ]であった。地域文化
    ケア
    の評価は,[地域文化
    ケア
    に満足],[地域文化
    ケア
    への信頼と認知],[地域文化
    ケア
    との折り合いの理解と配慮],[地域文化
    ケア
    が協働で発展する実感と自負]であった。
    考  察
    要介護高齢者の
    ケア
    の実践内容(
    ケア
    の意図,
    ケア
    の方法,
    ケア
    の評価)にみる地域文化
    ケア
    の特徴は,「
    ケア
    の意図」により「
    ケア
    の方法」を見いだし,「
    ケア
    の評価」を行いながら,新たな「
    ケア
    の意図」が生み出されているサイクルがあると考えられた。
  • スピリチュアルケアにおける倫理的ジレンマ
    大村 哲夫
    宗教研究
    2022年 96 巻 2 号 55-78
    発行日: 2022/09/30
    公開日: 2022/12/30
    ジャーナル フリー

    身体と心をつなぎ癒し効果も期待できる「接触」は、宗教やスピリチュアル

    ケア
    において重要な役割を担ってきた。しかし日本においてスピリチュアル
    ケアを担う臨床宗教師とスピリチュアルケア
    師では、医療的・心理的・倫理的リスクから接触を制限している。それは信仰を前提とした与えられる宗教的
    ケア
    から、ラポールを重視し
    ケア対象者を支えるケア
    へと質的に変化をもたらした。またスピリチュアル
    ケア
    は、標準的な技法を持たず
    ケア
    提供者の人格に依拠しているため個性的かつ自由な
    ケア
    が可能となる。この特長を生かし
    ケア対象者とケア
    提供者の安全を保障するため「接触」制限を含む「枠」を設定している。しかしながら宗教的
    ケア
    からの伝統があり効果的でもある「接触」を封印することに抵抗を覚える
    ケア
    提供者もある。安易に接触に頼らず、リスクと
    ケア
    の間でどう折合いをつけていけばよいだろうか。これは
    ケア提供者とケア
    対象者だけの問題ではなく、日本社会がいかなるスピリチュアル
    ケア
    を求め、許容するのかについてのコンセンサスに関わる問題でもある。

  • 高宮 有介
    日本内科学会雑誌
    1996年 85 巻 12 号 2045-2052
    発行日: 1996/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    当院では1992年より緩和
    ケア
    チームを組織し活動している.緩和
    ケア
    チームは専門病棟を持たず,疼痛緩和などの症状コントロ一ルをはじめ,精神的
    ケアや家族のケアなど緩和ケア
    のコンサルテーションを行うサービスである.緩和
    ケア
    チームの活動の紹介とともに,院内アンケートの結果も踏まえ,チームの問題点と今後の展開について報告した.また,英国とカナダの緩和
    ケア
    チームの紹介と当チームとの違いについても言及した.
  • 恒藤 暁
    日本内科学会雑誌
    2004年 93 巻 7 号 1459-1465
    発行日: 2004/07/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    わが国の緩和医療は, (1)ホスピス・緩和
    ケア
    病棟, (2)全国ホスピス・緩和
    ケア
    病棟連絡協議会, (3)日本緩和医療学会, (4)緩和
    ケア
    チーム, (5)在宅
    ケア
    の5領域を通して確実に広がってきている.ホスピス・緩和
    ケア
    病棟のある施設数は, 2004年5月現在, 130施設, 2,463病床となった.全国ホスピス・緩和
    ケア
    病棟連絡協議会では,ホスピス・緩和
    ケア
    を行う施設の質の向上とホスピス・緩和
    ケア
    の啓発・普及を目標に活動している.日本緩和医療学会では,会員数の増加に伴い,研究や教育への取り組みが活発になってきている.緩和
    ケア
    チームは, 2002年4月に診療報酬項目として「緩和
    ケア
    診療加算」が新設されてから,その活動が始動している.在宅
    ケア
    では,そのニーズはますます高まっており,各地域ごとのネットワーク構築が重要になっている.今後,緩和医療の実践・教育・研究がバランス良く行われていき,さらに発展していくことが期待されている.
  • ケアの感情的位相から
    山本 真理子
    ソシオロジ
    2013年 57 巻 3 号 91-107
    発行日: 2013/02/28
    公開日: 2015/05/13
    ジャーナル フリー
  • 橋本 厚子, 斎藤 悠子, 坪井 美和子, 富岡 洋子, 遠藤 悦子
    日本農村医学会学術総会抄録集
    2009年 58 巻 P1-B211
    発行日: 2009年
    公開日: 2010/03/19
    会議録・要旨集 フリー
    〈はじめに〉当院透析センターでは,下肢及び足趾切断3
    例の症例を経験した事でフット
    ケア
    の必要性を認識し,4
    年前に足病変チェック用紙を作成しフット
    ケア
    を開始した
    が,チェック用紙の不備,フット
    ケア
    に対する看護師の意
    識の差などにより継続できなかった。今回フット
    ケア
    チー
    ムを立ち上げ,勉強会の開催,足病変に対する
    ケア
    の標準
    化,チェック用紙の見直しを行った事でフット
    ケア
    の実
    践,継続につながったので報告する。
    〈方法〉
    1.研究期間:平成20年5月1日~9月30日
    2.内容:1)フット
    ケア
    チームの編成,2)足病変
    チェック用紙の見直しと作成,3)フット
    ケア
    の実践
    〈結果及び考察〉フット
    ケア
    チームを編成し,勉強会の開
    催やフェイススケールを取り入れたチェック用紙の見直し
    を行った。毎月2週間のフット
    ケア
    週間を設け,患者を数
    名ずつ振り分け,スタッフに負担が少なく業務にも支障を
    きたさないよう工夫した。
    ケア
    の標準化を図りスタッフ全
    員同じ視点で観察できた事が
    ケア
    の実践,継続につながっ
    た。今回フット
    ケア
    を実践し,患者は足病変に気付いてい
    ても看護師に言う程ではないと自己判断し,神経障害があ
    る事すら気付いていない症例もあり,看護師の関わりが重
    要であると感じた。今後ますます透析患者の高齢化や糖尿
    病性腎症患者の増加に伴い,フット
    ケア
    は透析看護の一つ
    として不可欠であり,看護師の果たす役割は大きいと言え
    る。今回,問題点として要治療,観察の基準が無いことが
    表出された。今後,褥創のブレーデンスケールのような足
    のアセスメントスケールを作成することが課題と言える。
    〈結論〉
    1.フット
    ケア
    チームを編成し,
    ケア
    の標準化を図り,定
    期的なチェックを行った事で看護師間でフット
    ケア
    の必
    要性が認識され関心も高まった。
    2.足病変チェック用紙を使い易く改善した事は,フット
    ケア
    の実践,継続につながった。
  • 大徳 真珠子, 江川 隆子, 藤原 優子, 奥宮 暁子
    糖尿病
    2007年 50 巻 2 号 163-172
    発行日: 2007年
    公開日: 2009/05/20
    ジャーナル フリー
    本研究は,糖尿病患者のフット
    ケア
    行動を向上させることを目的に,足潰瘍のない糖尿病患者30名に対して足潰瘍発症リスクに合わせた頻度で定期的に1年間フット
    ケア
    介入を継続した.介入頻度は,足潰瘍発症リスクが低度のリスク1群:6カ月毎,中等度のリスク2群:3∼4カ月毎,高度のリスク3群:1∼2カ月毎であった.介入内容は,(1) 糖尿病と足に関する情報提供,(2) 爪切りや胼胝削りなどのフット
    ケア
    を提供し,フット
    ケアモデルを見せながら日常生活でのフットケア
    方法を指導するものであり,1回の介入に要した時間は約30∼45分間であった.介入の評価には,フット
    ケア
    ,食事,運動,血糖自己測定,服薬,禁煙のセルフ
    ケア
    行動を点数化するJSDSCA (the Japanese translated the Summary of Diabetes Self-Care Activities Measure)を使用した.定期的なフット
    ケア介入後のフットケア
    行動は3カ月後に有意に向上し,介入を持続することにより介入開始1年後に至る間,フット
    ケア
    行動の改善を維持できていた.またリスク2群の対象に対しては,3∼4カ月毎の介入が妥当と示唆された.さらにフット
    ケア行動の副次的な効果として運動のセルフケア
    行動が改善した.
  • COVID-19という状況のなかでの認知症ケア
    板倉 有紀
    社会学研究
    2021年 106 巻 81-102
    発行日: 2021/12/10
    公開日: 2023/02/26
    ジャーナル フリー

     本稿の目的は、COVID-19の感染拡大リスクがあるという状況の定義下での認知症

    ケア
    が、平常時の
    ケア
    実践のどのような特徴をリマインドするのか(=思い出させるのか)について、検討することである。三井さよは、専門職による
    ケア
    に限定せず「ベースの支援」という概念を用いて、狭義の
    ケア
    が可能になる土台を示した。この議論は、認知症
    ケア
    にも当てはまる。近年、認知症の
    ケア
    は、具体的な医療的
    ケア
    や介護ないし介助に限定されない。Dementia Friendly Communityの取組、認知症の本人や家族を含むピアサポート的な取組、地域社会への参加の取組なども広義の
    ケア
    である。COVID-19問題において、何が出来なくなったのかを考察すると、「
    ケア
    の以前」にあるような様々な「はたらきかけ」や対面的なコミュニケーションのあり方が映し出される。

  • 飯島 克巳, 沖山 弓子, 在宅
    ケア
    打ちあわせ会
    心身医学
    1997年 37 巻 Abs 号 129-
    発行日: 1997/05/01
    公開日: 2017/08/01
    ジャーナル フリー
  • ―ケアの公正な配分から、民主的なケア実践へ
    岡野 八代
    年報政治学
    2022年 73 巻 1 号 1_53-1_75
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/06/16
    ジャーナル フリー

     本稿は、コロナ・パンデミックのなかでようやく重要な政治課題として認識され始めた「

    ケア
    不足」を端緒に、
    ケア
    労働をめぐるフェミニスト経済学による経済学批判に学びつつ、
    ケア
    実践をめぐるフェミニスト政治学の可能性、
    ケア
    不足をもたらした新自由主義に対抗する拠点について考察する。

     女性たちが歴史的に担ってきた

    ケア
    労働は、資源だけでなく時間の貧困を女性にもたらし、女性たちから政治的交渉力を奪ってきた。他方で、
    ケア
    労働に公的な支援をすることは、女性たちを
    ケア
    労働にさらにとどめおくというパラドクスも生む。
    ケア
    の倫理に着目するフェミニストたちは、
    ケア
    を必要とする人間の相互依存性から政治学が前提とする人間像・市民像を批判してきた。その批判は、一方では
    ケア
    が公正に分配される社会を構想する
    ケア
    理論と、善き
    ケア
    を実践する道徳性や人間関係を構想する
    ケア
    の倫理との密接な連関を生み出してきた。

     

    ケア
    実践における時間経験に着目することで
    ケア
    の倫理研究は、「新自由主義的な時間レジーム」への抵抗と、より民主的で
    ケア
    に満ちた時間レジームの実現を目指し始めたことを明らかにする。

  • ──ジェンダー格差解消に向けて
    三浦 まり
    学術の動向
    2022年 27 巻 5 号 5_40-5_45
    発行日: 2022/05/01
    公開日: 2022/09/22
    ジャーナル フリー

     コロナ禍は

    ケア
    のニーズを急増させたが、
    ケア
    提供者が休業、辞職、失業に追い込まれる事態をもたらした。
    ケア提供者がケア
    実践に集中するために誰かに経済的に依存せざるを得ない「二次的依存」が生じたからである。ここから脱するには「
    ケア
    の権利」が保障される公共政策が実施される必要がある。本稿は諸外国ならびに日本で展開した
    ケア
    支援に関する政策を概観し、日本の施策が手薄であったこと、とりわけ事業主に対して
    ケア
    のニーズを恣意的に裁定する権限を与えている点を問題視する。
    ケア
    を承認し、その報酬を高めていくには、
    ケア
    の代表が適切になされる必要がある。もっとも、緊急事態において当事者が組織化し政治に声を届けることは容易ではない。その意味で学術知が果たす役割が大きいことを指摘する。

  • 緩和ケア普及への取り組み
    江戸 雅孝
    日本農村医学会学術総会抄録集
    2009年 58 巻 WS5-1
    発行日: 2009年
    公開日: 2010/03/19
    会議録・要旨集 フリー
    〈緒言〉当院は秋田県北部の2次医療圏,地域の中核病院
    である。平成20年2月にがん診療連携拠点病院の指定を受
    けた。当院での緩和
    ケア
    への取り組みは平成18年9月にさ
    かのぼる。過去に病院として緩和
    ケア
    に取り組むことはな
    かった。
    〈緩和
    ケア
    チーム立ち上げの経緯〉院内に緩和医療委員会
    を発足させ,最初に行ったことは,病院職員に対する緩和
    ケア
    に関する意識調査であった。がん患者にかかわる多く
    の職員が日常の診療や業務の中で,緩和
    ケア
    の知識は必要
    と考えてはいるものの,自分自身の緩和
    ケア
    やがん性疼痛
    の治療法(WHO 方式など)に関する知識は不十分と答え
    ていた。また院内に,緩和
    ケア
    チームがあれば相談したい
    という,期待する意見もみられた。当初の委員会活動は緩
    ケア
    の教育,啓発とし,同時に緩和
    ケア
    チーム設立の準
    備をすすめた。
    〈緩和
    ケア
    チームの活動〉平成19年6月に緩和
    ケア
    チーム
    を結成,同年9月より活動を開始した。メンバーは医師,
    看護師,薬剤師,MSW の構成であったが,全員兼任であ
    る。皆,過去に緩和
    ケア
    の専門的な教育や研修を受けたこ
    とはなく,自己学習と研修会や学会への積極的な参加と日
    常業務の多忙な中での活動であった。当初から多くの問題
    点や課題を抱えた状態であり,現在も同様である。地方病
    院の医師不足,看護師不足は深刻であり,限られた条件の
    中で,地域がん診療連携拠点病院の緩和
    ケア
    チームの果た
    す役割は非常に大きく,スタッフの負担は増す一方であ
    る。
    〈今後の課題〉マンパワー不足や時間的な制限の中であっ
    ても,緩和
    ケア
    の理念の理解,実践は必要である。院内,
    院外を問わず,一般市民への緩和
    ケア
    の普及,啓発を進め
    るとともに,緩和
    ケア
    を通じて地域の医療従事者との交
    流,連携も進めなくてはならない。がん診療連携拠点病院
    の理念として緩和
    ケア
    に取り組む意思表示,姿勢を示し,
    その役割を果たすための現在の取り組み,活動について報
    告する。
  • —地域の診療所の視点から—
    髙橋 昭彦
    脳と発達
    2012年 44 巻 3 号 205-210
    発行日: 2012年
    公開日: 2014/12/25
    ジャーナル フリー
     人工呼吸器管理, 経管栄養, 気管切開などの医療的
    ケア
    が必要な子どもが地域で増えてきているが, 小児の在宅医療や福祉制度は十分とはいえず家族に過重な負担がかかっている.
     ひばりクリニック併設の重症障がい児者レスパイト
    ケア
    施設うりずんでは, 医療的
    ケア
    が必要な子どもの日中預かり (レスパイト
    ケア
    ) を行っている. レスパイト
    ケア
    は家族の休息につながるだけでなく, 子どもにとっても自分の
    ケア
    を他人に委ねる貴重な機会となる.
     地域の診療所で行うレスパイト
    ケア
    は経営的に厳しいが, 子どもと家族の暮らしを支えるためには, レスパイト
    ケア
    とともに相談支援, 訪問看護, ホームヘルプの仕組みが必要である.
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