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クエリ検索: "ススキノキ科"
12件中 1-12の結果を表示しています
  • Gamal El Ghazali, Wai’l Abd Alla
    植生史研究
    2001年 9 巻 2 号 79-84
    発行日: 2001年
    公開日: 2021/06/16
    ジャーナル オープンアクセス
    Nymphaea lotus L. の花粉形態を光学顕微鏡および走査型電子顕微鏡をもちいて記載した。花弁状のものを含む様々な雄ずいから花粉粒を採取して比較したところ,その形や大きさ,発芽口,彫紋には大きな変異が認められた。また原始的な単子葉植物に見られるzonisulculate型の発芽口が認められた。これをもとにスイレン科を,zonisulculate型の発芽口をもつ他の双子葉植物(エウポマティア科,モニミア科)および単子葉植物(サトイモ科, ヤシ科, ユリ科,タヌキアヤメ科,ラパテア科,
    ススキノキ科
    )と比較した。しかし他の形態学的な特徴とあわせて考慮しても,これらの分類群の間に直接的な類縁は認められなかった。
  • 木下 智貴
    伊丹市昆虫館研究報告
    2022年 10 巻 15-21
    発行日: 2022/03/31
    公開日: 2022/10/02
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
  • 久内清孝, 小林義雄
    植物研究雑誌
    1970年 45 巻 7 号 218-223
    発行日: 1970/07/20
    公開日: 2023/04/01
    ジャーナル フリー
  • 森脇 丈治, 渡辺 慎一
    日本植物病理学会報
    2021年 87 巻 3 号 146-149
    発行日: 2021/08/25
    公開日: 2021/09/16
    ジャーナル フリー

    In September 2018 in Hokkaido, Japan, large, oval-shaped lesions developed on asparagus (Asparagus officinalis L.) stems, similar to stem blight caused by Phomopsis asparagi. The associated fungus was identified as Colletotrichum spaethianum based on morphological and cultural characteristics and molecular analyses of ACT, CHS1, GAPDH, H3, ITS and TUB2 nucleotide sequences. Symptoms were reproduced after inoculation of asparagus stems with the isolates, which were reisolated from the inoculated, symptomatic stems. This is the first report of Colletotrichum spaethianum causing anthracnose of asparagus in Japan.

  • 吉村 泰幸
    日本作物学会紀事
    2021年 90 巻 3 号 277-299
    発行日: 2021/07/05
    公開日: 2021/08/03
    ジャーナル フリー

    ベンケイソウ型有機酸代謝(CAM)型光合成は,水分の損失を最小限に抑えた代謝経路であり,近年,温暖化する気候条件下に対して安定した収量を確保する農業生産の一つの手段として,圃場試験も進められている.この代謝を持つ植物は高温・半乾燥地帯の景観を占めるが,熱帯林や亜熱帯林の着生植物,高山植物,塩生植物,水生植物としても確認されており,現在,地球上の様々な環境下で生育している.よって日本においてもCAM植物が自生し,農業利用に適用できる可能性もあるが,国内に自生する植物種やその生育地についての情報はほとんどない.そこで本研究では,国内外の文献を元に国内に分布するCAM植物種を抽出し,特に,その生育環境について検討した.その結果,日本においても,岩場,海岸,山草地,畑・路傍,極相林,貧栄養湖等にCAM植物が生育していた.栽培種を含め国内に分布するCAM植物は,ヒカゲノカズラ植物門ミズニラ科の5種,シダ植物門ウラボシ科3種,イノモトソウ科1種,マツ門(裸子植物門)ウェルウィッチア科1種,被子植物では,モクレン類コショウ科1種,単子葉類7科25属86種,真正双子葉類11科53属140種で,合計23科83属237種であった.そのうち栽培されている種が185種と全体の約8割を占め,在来種も56種の分布が確認されたが,ほとんどの種は,岩場や海岸など厳しい水分環境下で生育していた.また,帰化種も33種確認されたが,海外で確認されているアカネ科等におけるCAM型光合成を持つ種は確認できなかった.

  • 土橋 豊
    甲子園短期大学紀要
    2010年 28 巻 41-51
    発行日: 2010/03/25
    公開日: 2021/09/02
    研究報告書・技術報告書 フリー

    A field survey for the distribution and ecological characteristics of native orchids was conducted in south-west of Western Australia from 9 to 14 Oct. 2003 and from 23 to 26 Aug. 2007. We have observed 18 genera and 94 taxa( species and subspecies) of the terrestrial orchids in twice field survey. The flowering plants of rare and endangered Purdie’s Donkey Orchid (Diuris purdiei) were observed on 14 Oct. 2003. The characteristics of the observed typical orchids were described here.

  • 津田 智
    森林科学
    1998年 24 巻 2-7
    発行日: 1998/10/01
    公開日: 2017/07/28
    解説誌・一般情報誌 フリー
  • 江川 知花, 西村 愛子, 小山 明日香, 露崎 史朗
    保全生態学研究
    2017年 22 巻 1 号 187-197
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/04/01
    ジャーナル オープンアクセス
    北海道サロベツ湿原において、ミズゴケ泥炭採掘後の外来植物の侵入状況を明らかにするため、採掘工場跡地駐車場、採掘用作業道および採掘区域21箇所でフロラ調査を行った。得られた結果を採掘以前および未採掘の高層湿原におけるフロラ調査結果と比較し、採掘によって外来植物の侵入が促進された可能性について考察した。調査区域全体で、外来種22種、環境省および北海道レッドリスト掲載種5種を含む計123種の生育が確認された。確認された外来種のうち9種は採掘以前には定着記録がなく、未採掘湿原においても確認されていない種であり、泥炭採掘を契機に新たに侵入したと考えられた。外来種の多くは駐車場や作業道に分布していたが、採掘区域内でも、作業道に隣接し、比較的地下水位の低い2箇所にヒメスイバ、エゾノギシギシ、ブタナの3種が侵入していた。ヒメスイバとエゾノギシギシは、平成27年3月に環境省より公表された「わが国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種リスト」において「総合対策外来種」に指定されている強害草であり、繁茂すれば希少種の生育や採掘後の湿原植生の回復に悪影響を与えることが危惧される。本調査において確認された外来種が今後侵入域を拡大し、湿原景観や生態系へ影響を及ぼすことのないよう、継続的なモニタリングが必要である。
  • 冨士田 裕子, 菅野 理, 津田 智, 増井 太樹
    保全生態学研究
    2018年 23 巻 2 号 279-296
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/27
    ジャーナル オープンアクセス
    北海道の東部に位置する濤沸湖は、砂嘴の発達によって形成された海跡湖で、汽水湖でもあるため藻場や塩性湿地も発達し、オオハクチョウやヒシクイ等の渡来地として、ラムサール条約の登録湿地となっている。現在、濤沸湖は網走国定公園特別地域に指定されているが、今後の保全計画等の立案に資するため、2001-2015年に維管束植物相調査を実施した。特に2014年は季節を変えながら集中的に調査を行い、カヌーを使用した水草調査も実施した。確認した植物はさく葉標本にし、証拠標本として北海道大学北方生物圏フィールド科学センター植物園の植物標本庫(SAPT)または岐阜大学流域圏科学研究センターの植物標本庫に保存した。調査の結果、82科331種類の維管束植物が確認された。環境省のレッドリスト掲載種は27種が生育していた。また、湖内では11種類の水草が確認され、そのうち6種がレッドリスト掲載種であった。一方、北海道の外来種リストに掲載されている種は44種類出現し、路傍や法面での採集が多かった。過去の維管束植物相調査と比較すると、今回の調査によって、これまで記載されていなかった130種類が確認され、季節を考慮した集中的で広範囲にわたる植物相調査の必要性が明らかになった。一方、水草については、過去に出現報告があるにもかかわらず今回確認できなかった種が4種存在し、それらはすべて淡水性の水草であった。特に湖の上流側にあたる南端部分での環境変化が、水草の生育に影響を及ぼしている可能性が示唆された。
  • 残存デンプン粒の形態分類をめざして
    渋谷 綾子
    植生史研究
    2010年 18 巻 1 号 13-27
    発行日: 2010年
    公開日: 2021/06/16
    ジャーナル オープンアクセス
    残存デンプン分析は,遺跡土壌や遺物の表面からデンプン粒を検出し,過去の植生や人間の植物利用を解明する研究方法である。日本では近年本格的に取り組まれており,遺跡から検出された残存デンプン粒を同定するため,現生標本の作製も進められている。本研究は,残存デンプン分析の世界的な研究動向と日本における研究の実情を把握した上で,旧石器時代から弥生時代に利用されていた植物の種類を同定する上でその基礎となる現生植物のデンプン粒標本の形態を検討し,遺跡間の比較を行うための方法論的な議論を行った。旧石器時代から弥生時代の代表的な可食植物とされる17 種におけるデンプン粒を観察し分析したところ,サトイモ,ヤマノイモ,オニグルミ,ヒエ,イネ,キビ,アワのデンプン粒は他の植物より特徴的な形態をしており,コナラやクヌギなどの堅果類は形態上類似していることが判明した。さらに,デンプン粒の外形と大きさに着目し形態を分類すると,従来の残存デンプン分析でしばしば提示されてきた遺跡内での植物資源の利用モデルに対して,植物種の同定をより厳密に議論する必要があることが判明した。本研究の形態分類法は既存の考古学研究で証明が困難であった複数種類の植物加工を検証する方法として有効であり,現生標本との形態上の比較から残存デンプン粒の植物種を絞りこむことが可能であるため,遺跡での植物性食料の利用活動を検証する手段の1 つとなり得る。
  • 大谷 雅人, 出口 詩乃, 西廣 淳, 鷲谷 いづみ
    保全生態学研究
    2013年 18 巻 2 号 167-185
    発行日: 2013/11/30
    公開日: 2017/07/31
    ジャーナル オープンアクセス
    定期的な草刈りによって管理される水田畦畔は、主に湿地性植物にとってのハビタットとして重要であるが、近年では、圃場整備や管理放棄等により種多様性の低下や外来種の増加が進んでいる。本研究では、伝統的な水田景観における畦畔が地域の植物の多様性へどのように寄与しているかを評価するため、岩手県南部の久保川・栃倉川流域「久保川イーハトーブ」自然再生事業地において、畦畔に出現する維管束植物の特徴とそれに影響する環境要因を調べた。調査対象とした合計92箇所(13784.2m^2)の畦畔で確認された維管束植物の総数は455種であった。外来種の割合は9%と比較的低く、また、14種もの絶滅危惧種が確認された。在来の草本種のうち湿地性種、草地性種、林縁・樹林性種が占める比率はそれぞれ36.0%、40.3%、23.7%であり、当地域の畦畔が様々な立地をハビタットとする植物に利用されていることが明らかにされた。生物多様性の保全の観点からみた畦畔植生の特徴、すなわち観察された在来種数、湿地性の在来草本種数、絶滅危惧種数および外来種数を目的変数として、一般化線形混合モデルなどによって環境要因の効果を分析したところ、隣接する環境のタイプの影響が特に大きいことが明らかにされた。当地域で特に保全上の重要度が高いと考えられる畦畔の条件は、伝統的な構造の溜池や土水路に隣接していること、圃場整備を受けていない棚田に存在し、面積と傾斜角度がともに大きいことであると結論づけられた。今後は、これらの条件を満たす畦畔に対して重点的に現存植生のモニタリングを行うとともに、必要に応じて外来種の除去や在来種にとっての生育環境の改善などの管理を順応的に実施していくことが望ましい。
  • 中村 肇
    なごやの生物多様性
    2015年 2 巻 67-98
    発行日: 2015年
    公開日: 2023/05/08
    ジャーナル フリー
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