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クエリ検索: "ソーマ"
1,782件中 1-20の結果を表示しています
  • ソーマ
    プラバーカー, 中原 一成
    計算力学講演会講演論文集
    2011年 2011.24 巻 F502
    発行日: 2011/10/08
    公開日: 2017/06/19
    会議録・要旨集 フリー
  • 竹崎 隆太郎
    印度學佛教學研究
    2018年 66 巻 3 号 975-079
    発行日: 2018/03/25
    公開日: 2019/01/25
    ジャーナル フリー

    R̥Vにおける心臓の主要機能には以下がある:(1)大工仕事としての讃歌形成(2)

    ソーマ
    の純化としての讃歌形成(3)精神活動の座(4)感情の座(5)損傷されうる生命の核(6)インドイラン時代に遡る定型句Skt. hr̥̥dā́́ mánasāとその変形.このうち本稿では(2)を扱う.

    讃歌形成は

    ソーマ
    濾過と同一視され,そのプロセスにおいてしばしば両方に同一の表現が用いられる.即ち,共に:(1)三つの濾過機を通して祭場・詩人の心臓で濾過され,(2)神格へと注いで捧げられ,[(3)
    ソーマ
    の場合,飲んだ神格や詩人の心臓に入り,](4)心臓に作用し,(5)神々を力づけて増大させる.

    ソーマ草を叩き潰した後の茎の滓などの不純物が残っているが故に飲用に適さない粗いソーマ
    汁は,濾して初めて人間や神格に飲めるようになる.それと同様に詩も,アイデアのままでは夾雑物が混ざっており神格が味わうことができないので,
    ソーマ
    を濾過器で濾すように心臓(中の濾過器)によってこれを洗練された讃歌という形で詩の言葉に表現して初めて,神格が味わうことが出来るようになる,というアナロジーが含意されている.

    この同一視の背景として,

    ソーマ
    の肉体に及ぼす作用,および言葉を甘い蜜酒やlibatioに用いる液体等に喩える印欧語の詩的伝統が挙げられる.

  • 一 正孝
    日本体育学会大会号
    1981年 32 巻
    発行日: 1981/09/01
    公開日: 2017/08/25
    会議録・要旨集 フリー
  • 有沢 修, 橘 寛, 安藤 正史, 城戸 正明, 大川 義照, 多田 俊作
    日本臨床外科医学会雑誌
    1966年 27 巻 4 号 341-345
    発行日: 1966/07/01
    公開日: 2009/02/10
    ジャーナル フリー
  • 林 良祐, 斎藤 豪, 佐藤 賢之介, 佐伯 竜彦
    セメント・コンクリート論文集
    2019年 73 巻 1 号 18-25
    発行日: 2020/03/31
    公開日: 2020/03/31
    ジャーナル フリー

    本研究は、モノカーボネート配合量および養生温度の違いがエトリンガイトおよび

    ソーマ
    サイトの生成に及ぼす影響を把握することを目的とした。純合成したモノカーボネートに対して
    ソーマ
    サイト生成に必要な材料を配合し、反応懸濁液として水和させて、エトリンガイトおよび
    ソーマ
    サイト生成挙動の検討を行った。その結果、
    ソーマ
    サイトの安定生成条件から外れるモノカーボネートを多量に配合した場合、および高温で養生した場合には、エトリンガイト生成量が増加することが実験的に示された。上記のエトリンガイト生成には、CHの溶解および、試料中でのC-A-S-Hの形成が大きな影響を及ぼしているものと考えられた。

  • 河野 智子
    印度學佛教學研究
    1982年 30 巻 2 号 655-656
    発行日: 1982/03/31
    公開日: 2010/03/09
    ジャーナル フリー
  • 高橋 京介, 斎藤 豪, 鈴木 一帆, 林 良祐
    セメント・コンクリート論文集
    2021年 75 巻 1 号 18-25
    発行日: 2022/03/31
    公開日: 2022/03/31
    ジャーナル フリー

    本研究では、炭酸イオン存在時、特にモノカーボネート存在時におけるエトリンガイトおよび

    ソーマ
    サイト生成に対して、練り混ぜ水、硫酸イオン源、養生温度の相違およびC-A-S-Hの共存による影響を把握することを目的として、必要材料を反応懸濁液として反応させることで、エトリンガイトおよび
    ソーマ
    サイト生成挙動に関する検討を行った。その結果、エトリンガイトの二次生成はC-A-S-Hの共存によって促進されるものと考えられ、C-A-S-Hのbridging siteに置換したAlが強く影響している可能性が示された。また、
    ソーマ
    サイト生成は海水中のNaの影響によって抑制されるものと考えられた。さらに、エトリンガイトは温度およびpH上昇の影響でAFm相へ分解されることが確認された。

  • *Hao Liwei, *中村 彰憲
    日本デジタルゲーム学会 年次大会 予稿集
    2023年 13 巻 4-3
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/03/30
    会議録・要旨集 オープンアクセス
    ゲームやアニメの研究において、海賊版ユーザーの特徴や性格、購買行動を調査することで、正規版ユーザーと海賊版ユーザーの共通点や相違点を明らかにし、異なるプラットフォームごとのユーザーの認識を見ることで、海賊版ユーザーを正規版ユーザーにする方法を見出し、ACG 業界の売上拡大につなげることを目的としています。
  • 深澤 万左友
    日本医真菌学会雑誌
    2005年 46 巻 4 号 229-231
    発行日: 2005/10/30
    公開日: 2009/12/18
    ジャーナル フリー
    リポ
    ソーマ
    ルアムホテリシンB(AmBisome™)は,現在でも深在性真菌症治療の“gold standard”とされているアムホテリシンB(AMPH-B)の抗真菌活性を維持しつつ副作用を低減させたDDS(Drug Delivery System)製剤である.母剤のAMPH-Bは,アスペルギルス,カンジダなど幅広い抗真菌スペクトラムを有し,殺菌的に作用する.その作用機作はAMPH-Bが真菌細胞膜のエルゴステロールに吸着し,細胞膜の透過性を高め細胞質成分を漏出させることである.一方,AMPH-Bはヒト細胞膜のコレステロールへの親和性が低く真菌細胞ほど強い影響を与えないが,この選択毒性は完全でないため臨床では重篤な腎毒性等が発現し,その使用には十分な注意が必要である.
    本剤は単層リポソーム構造を有し,投与後も血流中にほとんどフリーのAMPH-Bを放出することなく感染組織にリポソームのまま運ばれ効果を示す.AMPH-B既存製剤(ファンギゾン™)と同様のin vitro抗真菌活性ならびに動物実験でのin vivo効果を示し,海外臨床試験でも同様の高い治療効果が認められている.それと同時に,リポソーム化に伴う薬物動態特性の改善や動物細胞への傷害性や反応性の著しい低減によって,毒性の軽減,特に腎臓に対する副作用や投与時における発熱,さむけ/悪寒などの頻度および程度が軽減された.
  • *藤 宙樹, 諏訪部 仁, 石川 憲一
    精密工学会学術講演会講演論文集
    2010年 2010A 巻 G37
    発行日: 2010年
    公開日: 2011/03/10
    会議録・要旨集 フリー
    シリコンウエハのスライシングには,マルチワイヤソーが主に用いられている.本装置を用いた加工において,加工後のウエハに
    ソーマ
    ークが生じてしまうことが問題となっており,詳しい原因もわかっていない.そこで本研究では,工作物の端面形状の違いによる加工溝内部のスラリー挙動とワイヤ振動を観察することによって,
    ソーマ
    ークの発生原因について解明することを目的とし,実験を行った結果について述べる.
  • 大島 智靖
    印度學佛教學研究
    2006年 55 巻 1 号 313-310,1212
    発行日: 2006/12/20
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
    It is well known that through the consecration (diksa) of the Agnistoma, a basic type of Soma sacrifice, the sacrificer simulates an embryo (garbha) to be reborn as one of the gods. This is based on the assumption that prior to the diksa, he meets with ceremonial ‘death’.
    But it has not been considered in detail how and when the sacrificer ‘dies’. In this paper, I analyze the Yajur-Veda's brahmana portions of the diksa, especially the diksaniyesti.
    I have found the following: The Maitrayani-Samhita and the Kathaka-Samhita, which are regarded as the oldest among the brahmanas, clearly indicate that a cake or rice gruel, the offering for this isti, is a symbol of the sacrificer, and he is ‘killed’ symbolically as a victim. On the other hand, these are merely implied in the Taittiriya-Samhitd and the Satapatha-Brahmana which are considered relatively new.
    It seems that this idea seen in the MS and the KS has been adjusted under the notion of identifying an offering with the sacrificer in the new and full moon sacrifice, which is a basic type of isti.
    The relation between the diksa and the animal offering is noteworthy. It is also well known that the consecrated sacrificer regarded as an offering has to redeem himself by offering an animal sacrifice, namely agnisomiyapasu. So he is supposed to ‘die’ prior to the animal offering, and it is in this very isti that he is symbolically ‘killed’ as a victim.
  • 三浦宏一郎
    植物研究雑誌
    1989年 64 巻 9 号 288
    発行日: 1989/09/20
    公開日: 2022/10/19
    ジャーナル フリー
  • ――ミーマーンサーにおける文脈分析の一例――
    吉水 清孝
    印度學佛教學研究
    2014年 62 巻 3 号 1124-1132
    発行日: 2014/03/25
    公開日: 2017/09/01
    ジャーナル フリー
    Mimamsasutra 2.1.14への註釈においてシャバラは,Jyotistoma祭でYajurveda(YV)祭官が
    ソーマ
    液を捧げる神格が,その前にstotra (Samaveda (SV)の詠唱)とsastra(Rgveda (RV)の朗誦)で称えられる神格と異なる場合があると言い,stotra歌詞の実例としてRV 7.32.22冒頭を引用する.これは朝昼夕の
    ソーマ
    祭のうち昼の第2回セッションに関し,YV文献がいずれも神格としてMahendraを指定しているのに,その際のstotraとsastraで用いるRV詩節ではIndraが「偉大な」(mahat)の形容なしに呼格で称えられていることに基づいている.シャバラは,MahendraがIndraとは別の神格であることを証明するために,Mahendraに捧げる
    ソーマ
    一掬を表すmahendraは形容詞mahatと神格名indraと接辞aNより成ると分析できない,そう分析すると一語としての統一がとれなくなるから,と論ずる.しかしクマーリラは,もしそうであるならagnisomiyaもAgniとSomaを神格とする祭式と見なせないことになるし,パタンジャリも複合語の主要支分は外部の語を期待しつつ従属支分と複合すると認めていることを挙げて,シャバラの証明は成り立たないと批判する.そして,語の内部構造分析に終始する文法学の方法に代えて,ミーマーンサー独自の,語が文脈において果たす役割の分析を提起する.まず文は既知主題の提示部(uddesa)と,その主題に関する未知情報の陳述部(upadeya/vidheya)とに分析できるとした上で,仮に当該のYV規定文において,予め祭式に組み込まれていたIndraが主題であったなら,この規定文は既知のIndraに対し何を為すべきかという問いに,
    ソーマ
    を献供すべしと答えることになる.この場合にはIndraが形容されていても,その形容は意図されたものではない.しかし実際にはこの規定文はsukra杯に汲んだ
    ソーマ
    を主題として,それをどの神格に捧げるべきかという問いに答えており,mahatによる形容は,ここで規定されるべき神格の同定に必要不可欠であるから意図されたもの(vivaksita)である.従ってmahendraにおいて「偉大性」はIndraから切り離せないから,Mahendraは形容なしのIndraとは別神格であると結論を導く.クマーリラはこの論証において,日常の命令文においても,同じ語であっても文脈の中で意図されている場合と意図されていない場合があるという語用論的考察を行っている.
  • *吉野 龍ノ介, 安尾 信明, 萩原 陽介, 大野 一樹, 生田目 一寿, 折田 正弥, 関嶋 政和
    ケモインフォマティクス討論会予稿集
    2015年 2015 巻
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/10/01
    会議録・要旨集 フリー
    シャーガス病、アフリカ睡眠病、リーシュマニア症はトリパノ
    ソーマ
    科の寄生原虫の感染によって引き起こされる病気であり、主に発展途上国である熱帯地域が感染地域であるため、顧みられない熱帯病として知られている。我々は、新たな抗トリパノ
    ソーマ
    科原虫の医療薬の開発を目的とし、ドッキングシミュレーションによる医療薬候補の探索を行い、in vitro 試験及びX線構造解析による複合体構造の詳細な解析を行った。我々はまず、標的蛋白質であるスペルミジン合成酵素の活性中心に対して、Drug Likeな化合物、約480万個のドッキングシミュレーションを行い、更にドッキング結果の上位の化合物をin vitro試験によって評価を行った結果、IC50が10uMオーダーのヒット化合物が得られた。ヒット化合物の複合体モデル構造をもとにヒット化合物の構造最適化を行い、新たな抗トリパノ
    ソーマ
    治療薬が開発されることが期待される。
  • 小西 光一, 柳本 卓, 張 成年
    水生動物
    2021年 AA2021 巻 AA2021-7-
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/05/14
    ジャーナル オープンアクセス
    沖縄県石垣島の南方海域で鋏脚を持つ後期フィロ
    ソーマ
    幼生2個体が採集された。これらの16S rDNA配列を解析し、またRobertson(1969)の発育段階表に基づき形態を調べたところ、ウデナガリョウマエビ(Justitia longimana)の7期及びリョウマエビ(Nupalirus japonicus)の8期幼生と判定された。また後期幼生の報告例がないハコエビ属(Linuparus)を除いた、国内産のイセエビ科6属における既知の後期フィロ
    ソーマ
    の主な形態形質と比較したところ、リョウマエビ類2属は、Johnson and Robertson(1970)が指摘した胸部の後縁が第3胸脚基部の間で凹む点で、第4胸脚基部の間かまたは凹まない他のイセエビ科の属と異なることを再確認した。
  • 田中 朝雄
    感染症学雑誌
    1997年 71 巻 9 号 903-909
    発行日: 1997/09/20
    公開日: 2011/09/07
    ジャーナル フリー
    クルーズ・トリパノ
    ソーマ
    はシャガス病の原因寄生原虫であり, 非常に近縁のランゲル・トリパノ
    ソーマ
    はヒトに無害である。これらの鑑別診断のため, システイン・タンパク質分解酵素の遺伝子の一部をポリメラーゼ連鎖反応 (PCR) で増幅し, 制限断片長多型性 (RFLPs) による区別を行った。この手技による感度は鋭敏で、1個の細胞を検出し得た。この手技の高感度および簡易性により, 実地への応用が期待できる.
  • 田中 純也
    印度學佛教學研究
    2022年 70 巻 3 号 1045-1048
    発行日: 2022/03/25
    公開日: 2022/09/09
    ジャーナル フリー

     Kauṣītaki-Upaniṣad 1.1に見られる物語は,パラレルとしてBṛhadāraṇyaka-Upaniṣad 6.2.1ff.とChāndogya-Upaniṣad 5.3.1ff.にも描かれている.しかし,Kauṣītaki-Upaniṣad 1.1中のsadasy eva vayaṃ svādhyāyam adhītya harāmahe yan naḥ pare dadatiは,未だに不明確な記述として理解されている.この記述には主にsadassvādhyāyaの関係が明らかでないという問題があり,先行研究の多くはsadas

    ソーマ
    祭と関わりのないものとして理解してきた.しかし,パラレルと異なり,Kauṣītaki-Upaniṣad 1.1の冒頭には祭式を暗示する記述も見られることから,Kauṣītakinに特有の,
    ソーマ
    祭における17番目のSadasya祭官に着目した.そして,Kauṣītaki-Brāhmaṇa 26.3-6; 27.1に基づき,sadas小屋とsvādhyāyaの関係を再検討した結果,「他ならぬsadas小屋において,我々は[Sadasya祭官として]svādhyāyaを学習して(prāyaścittaを行い),他の者たちが我々に与えるものを受け取るのである」という従来とは異なる解釈を提示した.

  • 劣化機構の整理とリスクの評価方法のレビュー
    吉田 夏樹, 山田 一夫
    コンクリート工学
    2005年 43 巻 6 号 20-27
    発行日: 2005/06/01
    公開日: 2013/04/26
    ジャーナル フリー
    欧米諸国において, コンクリートの新たな化学的劣化現象「
    ソーマ
    サイト生成硫酸塩劣化 (Thaumasite form of Sulfate Attack)」が注目されている。
    ソーマ
    サイトとは, 低温環境および水の存在ドにおいて, 主に土壌中から硫酸イオン, 炭酸塩骨材から炭酸イオンが供給されると, これらの物質とケイ酸カルシウム水和物が反応して生成する物質で, セメント組織を軟化させ, コンクリート表面のひび割れや崩壊を導く。筆者らは, 欧米諸国による報告などから, この劣化現象に関する様々な知見を得たので, 本稿において整理し, 情報提供を行った。
  • 村上 恵祐, 田村 大輔, 淡路 雅彦, 竹内 俊郎
    水産増殖
    2011年 59 巻 1 号 9-18
    発行日: 2011/03/20
    公開日: 2012/10/08
    ジャーナル フリー
    イセエビフィロ
    ソーマ
    幼生に対するムラサキイガイ生殖巣の栄養価値を検証するため,成熟度の異なる,あるいは雌雄別の生殖巣を中期および後期フィロ
    ソーマ
    に給餌する飼育試験を実施し成長比較を行った。その結果,未熟な生殖巣や成熟した精巣よりも成熟した卵巣の方が成長が優れ,脱皮間隔も短縮される傾向がみられた。給餌したムラサキイガイの栄養分析結果から,中性脂質や n-3 高度不飽和脂肪酸の含量が豊富なことが,餌料価値を高めた要因であることが明らかになった。
  • 二瓶 浩一, 北 潔
    化学と教育
    2002年 50 巻 5 号 350-354
    発行日: 2002/05/20
    公開日: 2017/07/11
    解説誌・一般情報誌 フリー
    アフリカ睡眠病はトリパノ
    ソーマ
    科の原虫Trypanosoma bruceiによって発症し, 毎年30∿50万人の新たな患者が発生している寄生虫疾患である。T. bruceiはツェツェバエによって媒介され, 感染初期には血流中で増殖する。慢性期には中枢神経系が侵されて最終的に嗜眠状態に陥って死に至る。また都市部から遠く離れた地域に流行するため多くの感染者が治療も受ける事なく死亡し, さらに家畜類の被害はそれ以上に甚大である。このようにアフリカ睡眠病はアフリカの人々の健康および経済的発展を著しく妨げており, これがWHOが制圧すべき感染症の一つに掲げている理由である。このような状況のなかで筆者らは血流型トリパノ
    ソーマ
    の増殖を極めて低濃度で特異的に阻害するアスコフラノンを見い出した。この薬剤はマウスを用いた実験系でも劇的な作用を示す。アスコフラノンの標的はトリパノ
    ソーマ
    のミトコンドリアに局在するシアン耐性酸化酵素である。本酵素は膜結合性の酸化還元酵素で, 2分子の非ヘム鉄を含むdiiron proteinとして注目されている。本稿ではこのシアン耐性酸化酵素に関する研究の現状とアスコフラノンの作用機構について紹介する。
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