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クエリ検索: "デング熱"
1,561件中 1-20の結果を表示しています
  • 篠原 浩, 忽那 賢志, 加藤 康幸, 山元 佳, 藤谷 好弘, 馬渡 桃子, 竹下 望, 早川 佳代子, 金川 修造, 大曲 貴夫
    感染症学雑誌
    2017年 91 巻 6 号 930-935
    発行日: 2017/11/20
    公開日: 2019/10/17
    ジャーナル フリー

    要旨 背景:2014 年,60 年以上なかった

    デング熱
    の国内感染が東京都を中心に発生した.社会における
    デング熱
    に対する不安の高まりの中で,医療機関においては,発熱等の主訴を呈し受診した患者の中からどのように
    デング熱
    とその他の疾患を鑑別するかに苦慮した. 方法:
    デング熱
    疑いとして他院から紹介された,もしくは
    デング熱
    が心配で当科外来を直接受診した,3 カ月以内に渡航歴のない患者を“
    デング熱
    国内感染疑い”症例と定義した.平成26年8月25日から9月26 日(8 月27 日に厚生労働省が国内感染
    デング熱
    症例について第一報を公表)の間で定義を満たす患者47 例を後方視的に検討した.<BR> 結果:47 例の
    デング熱
    国内感染疑い症例の中で,最終的に
    デング熱
    と診断されたのは9 例(19.1%)であった.
    デング熱
    以外の診断として,2 日以内に自然軽快した発熱が10 例,咽頭炎が7 例,上気道炎が5 例,腎盂腎炎が4 例,感染性腸炎が3 例認められ,その他の疾患では腸チフスや急性HIV 感染症,反応性関節炎,亜急性壊死性リンパ節炎等が認められた.
    デング熱症例では非デング熱
    症例と比べ,蚊の刺咬歴,流行地域への訪問歴,白血球減少,血小板減少が有意に多かった.また,統計学的に有意でないものの,初診時において,関節痛,筋痛が
    デング熱
    症例で多い傾向にあり,皮疹や鼻汁,咽頭痛は非
    デング熱
    症例で多い傾向が認められた.検討した47 例には9 例(19.1%)の細菌感染症および,13 例(27.7%,うち
    デング熱
    7 例)の入院例が含まれた.<BR> 結論:“
    デング熱
    国内感染疑い”症例の多くは,上気道炎や咽頭炎などの日常的に良く遭遇する熱性疾患であったが,中には腎盂腎炎や腸チフスなど菌血症を伴うような重篤な細菌感染症や,全身状態不良で入院の必要な症例も認められた.
    デング熱症例と非デング熱
    症例の鑑別には,蚊刺咬歴や流行場所への訪問歴,白血球減少や血小板減少が有用と考えられた.これらの結果を参考にしながら,初期に特異的な症状が乏しい発熱性疾患を丁寧に鑑別し,緊急性のある疾患を除外していくことが肝要である.

  • *米島 万有子, 中谷 友樹, 安本 晋也, 詹 大千
    日本地理学会発表要旨集
    2018年 2018s 巻 725
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/06/27
    会議録・要旨集 フリー
    1.研究背景と目的

     
    デング熱
    は,熱帯地域や亜熱帯地域を主な流行地とする代表的な蚊媒介性感染症の一つである.近年,温暖化や急速に進む都市化,グローバル化に伴い国内外の人や物の流れが活発になり,これまで
    デング熱
    の流行地ではなかった温帯の地域においても,
    デング熱
    の定着が懸念されている.日本では,2013年に訪日観光客の
    デング熱
    感染が報じられ,国内感染による流行が警告された(Kobyashi et al. 2014).翌2014年には首都圏を中心に,約70年ぶりの国内感染に基づく
    デング熱
    流行が発生した.これを受けて,防疫対策上,
    デング熱
    流行のリスクを推定することは,重要な課題となっている.
     これまで
    デング熱
    流行のリスクマップ研究では,様々な方法が提案されているものの,その多くは
    デング熱
    流行地を対象としている(Louis et al. 2014).
    デング熱
    が継続的に流行していない地域を対象とした近未来的な流行リスクを評価する方法は,気候条件によって媒介蚊の生息可能性のみを評価する方法(Caminade et al. 2012など)と,
    デング熱
    の流行がみられる地域の気候データと社会経済指標から流行リスクの統計モデルを作成し,これを非流行地にあてはめて,将来的な流行リスクの地理的分布を評価する方法がある(Bouzid et al. 2014).本研究ではこれらの先行研究を参考に,媒介蚊の生息適地に関する気候条件と,日本に近接する台湾での
    デング熱
    流行から作成される統計モデルに基づいて,日本における現在と将来の
    デング熱
    の流行リスク分布を推定した.


    2.研究方法

     本研究では,はじめに
    デング熱
    流行地の中でも日本に地理的に近く,生活様式も比較的類似している台湾を対象とし,台湾における
    デング熱
    流行リスクの高い地域を予測する一般化加法モデル(GAM)を作成した.
    デング熱
    患者数のデータは,台湾衛生福利部疾病管制署で公表されている1999年~2015年に発生した郡区別の国内感染した患者数を用いた.Wen et al. (2006)を参考に,患者数のデータから
    デング熱
    の年間発生頻度指標(Frequency index(α))を求め,これを被説明変数とした.説明変数には,都市化の指標として人口,人口密度,第一次産業割合を,気候の指標として気温のデータから算出した積算rVc(relative vectorial capacity)値を,媒介蚊の違いを考慮するための指標として,Chang et al.(2007)をもとにネッタイシマカの生息分布の有無を示すダミー変数を設定した.rVcは
    デング熱
    ウイルスに感染した蚊が人間の間に感染を広める能力を示す指標である.rVcは月平均気温の関数として求めており,その詳細については,安本・中谷(2017)を参照されたい.

     上記の作成したモデル式に,日本国内の人口や気候値をあてはめて,台湾の
    デング熱
    流行経験に基づいた日本での流行発生頻度の予測値を求めた.人口および第一次産業割合のデータは2010年の国勢調査のデータを,2050年の人口データは国土数値情報の将来推計人口を用いた.なお,日本のリスクマップ作成では台湾の郡区と平均面積がおおむね一致する2次メッシュ単位で作成した.


    3.結果

     台湾の郡区別にみた
    デング熱
    の発生頻度を従属変数としたGAM分析結果,気候指標の積算rVc,都市化の指標の人口密度,第一次産業割合に有意な関係性が認められた.
     このモデルを用いて,日本の2010年と2050年のデータを用いて,現在と将来の
    デング熱
    の流行リスクマップを描いた.現在では,リスクの高い地域は大都市圏の中心部に分布している.しかし,気候変動の影響によって
    デング熱
    の流行リスクの高い地域は著しく拡大することが推定された(図1).

    4.おわりに

     本研究は,台湾の
    デング熱
    流行経験に基づいて,現在の日本の
    デング熱
    の流行リスク分布と気候変動の影響による流行リスク分布の推定を定量的な手法によって行った.2014年の流行発生地は,本研究の結果においてもリスクの高い地域であった.長期的にも気候の温暖化の影響によって,
    デング熱
    流行リスクの地理的分布は拡大することが示された.

    付記:本研究は,JST-RISTEX「感染症対策における数理モデルを活用した政策形成プロセスの実現」(代表:西浦博)において実施した.
  • 堀田 進
    VIRUS
    1951年 1 巻 3 号 187-197
    発行日: 1951/10/10
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
  • 蕪木 康郎, 嘉悦 明彦, 小堀 すみえ, 上野 裕之, 菊地 孝司, 泊 賢太郎, 宮崎 元伸
    感染症学雑誌
    2016年 90 巻 1 号 88-91
    発行日: 2016/01/20
    公開日: 2017/08/19
    ジャーナル フリー
  • 宮代 夢子, 遠藤 昌亨, 小杉 成樹, 高良 勝彦, 中橋 寛隆, 金 佳虎, 泉 知之
    日本内科学会雑誌
    2018年 107 巻 6 号 1090-1094
    発行日: 2018/06/10
    公開日: 2019/06/10
    ジャーナル フリー

    44歳,女性.持続する発熱と血小板減少で当院を紹介され,入院した.東南アジアへの渡航歴があり,蚊媒介性ウイルス感染症が疑われた.横紋筋融解症を発症し,精査にて

    デング熱
    と確定診断した後に,高度肝機能障害を呈する重症型
    デング熱
    に進行した.
    デング熱
    に横紋筋融解症を合併することは稀である.重症型
    デング熱
    は,早期診断のうえで適切な輸液を行うことが救命率の向上に最も重要である.

  • 高久 勇一朗, 大鶴 洋, 田村 航, 猪飼 祥子, 大嶋 可奈恵
    日本口腔科学会雑誌
    2016年 65 巻 3 号 279-282
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/09/09
    ジャーナル 認証あり
    Dengue fever is a tropical disease caused by the dengue virus, and is prevalent in tropical and subtropical regions. In August 2014, a case of dengue fever in a patient with no history of overseas travel was confirmed in Japan for the first time in approximately 70 years. We herein report on this patient with dengue fever, whom we had the opportunity to treat for concomitant acute gingivitis.
    The patient was a 17-year-old girl who visited the department of general internal medicine at our hospital in late August 2014 with a chief complaint of fever. Three days later, she visited the same department due to persistent fever, and was admitted for general management. Gingival swelling and redness in the right maxilla were observed following admission, and due to increased gingival swelling in both the upper and lower jaws the patient was referred to our department, on hospital day two, for detailed examination and treatment. The patient was diagnosed with acute gingivitis, which was treated using local irrigation.
    On hospital day three, a diagnosis of dengue fever was confirmed. Local irrigation of the gingiva was continued daily, and gingival swelling and redness disappeared with improvement of her general condition.
    The patient was thought to have developed acute gingivitis as a symptom accompanying the contracted dengue fever. Given that patients with dengue fever may visit dental clinics with complaints of oral symptoms, it is important for dental professionals to pay sufficient attention to these conditions.
  • 森田 公一
    日本内科学会雑誌
    2016年 105 巻 11 号 2140-2145
    発行日: 2016/11/10
    公開日: 2017/11/10
    ジャーナル フリー

    デング熱
    は蚊媒介性ウイルス感染症で,熱帯地域で流行しており,直近の推計では毎年3億9,000万人がウイルスに感染し,そのうち9,600万人が
    デング熱
    を発症していると見積もられている.日本でも輸入例が増加しており,2014年に続く再度の国内流行も危惧される.重症の
    デング熱
    では,時に致死的なショックや出血に至ることがあり,適切な治療が必要である.
    デング熱
    は4類感染症であり,診断後は直ちに保健所に届け出なければならない.

  • 阪本 直也
    日本内科学会雑誌
    2014年 103 巻 11 号 2653-2656
    発行日: 2014/11/10
    公開日: 2015/11/10
    ジャーナル フリー
    2014年8月27日に,都内で感染したと考えられる
    デング熱
    患者が確認された.この症例を契機に,海外渡航歴のない
    デング熱
    患者の報告が続き,10月8日現在,国内で感染したと考えられる患者は157名に達している.
    デング熱
    は蚊によって媒介されるウイルス感染症であり,媒介蚊であるヒトスジシマカが生息する青森県以南の日本国内で流行する可能性がある.臨床医は
    デング熱
    患者を診療する際の臨床知識を身につけておく必要がある.
  • 比嘉 由紀子, 前川 芳秀, 皆川 恵子, 武藤 敦彦, 佐々木 均, 葛西 真治
    衛生動物
    2020年 71 巻 2 号 73-78
    発行日: 2020/06/25
    公開日: 2020/06/25
    ジャーナル フリー

    Mosquito density was investigated at Shinjuku Gyoen National Garden as part of an emergency drill for controlling the mosquito vector of dengue fever in preparation for the 2020 Olympic and Paralympic games in Tokyo. The average mosquito density at 57 collection sites was 6.9 individuals/site. Aedes albopictus was predominant and accounted for 76.6% of the total number of mosquitoes collected. In insecticide-treated sites, 18 sites were selectively investigated for mosquito density, and 74 mosquitoes were collected before insecticide treatment. After insecticide treatment, no mosquitoes were found at any collection site. Basic data, such as mosquito species, distribution, and density, collected by monitoring mosquitoes from 2015 to 2019 at the garden were very useful in designing this investigation.

  • 高崎 智彦
    日本皮膚科学会雑誌
    2014年 124 巻 10 号 1919-1921
    発行日: 2014/09/20
    公開日: 2014/09/25
    ジャーナル 認証あり
    近年,
    デング熱
    (DF),チクングニア熱(CHIKF),ウエストナイル熱/脳炎(WNF)など蚊媒介性ウイルスが活発に活動している.なかでも熱帯・亜熱帯の都市部で流行する
    デング熱
    は,地球温暖化に加えて東南アジアなど流行地域の経済発展に伴う都市への人口集中のため,世界的に流行が拡大している.我が国の輸入例も増加し,年間200例を超える年もある.海外からの輸入
    デング熱
    患者の場合,発熱しても自宅で静養していて発疹が出現して皮膚科を受診する場合も多い.
    デング熱
    の臨床症状,入院の必要性に関する判断基準,類似の症状を呈するチクングニア熱の臨床症状について概説した.
  • *後藤 健介, PANDITHARATHNE N. G. S., 金子 聰
    日本地理学会発表要旨集
    2016年 2016s 巻 P049
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/04/08
    会議録・要旨集 フリー
    1. はじめに
    デング熱
    は、媒介蚊により伝播するデングウイルスによる感染症であり、現在、100以上の国々で、年間5千万人から1億人が感染していると報告されている。しかし、特効薬の開発やワクチン開発は、まだ実用段階に至らず、蚊の防圧のための少量殺虫剤噴霧においては、殺虫剤への耐性の獲得の問題や蚊以外の昆虫に対する影響を無視できず、環境に対する負荷が少なく有効な対策を検討する必要がある。本研究では、スリランカにおける
    デング熱
    の実態を把握するとともに、同国で
    デング熱
    の対策として実施されている、地域レベルでの地域清掃プログラムについて、プログラムの広がりとその地域および周辺地域における
    デング熱
    罹患者数の変化を地理的かつ時系列に見ていき、評価を行うこととした。
    2. スリランカにける
    デング熱
    の実態
    スリランカの2005年から2010年における県ごとの
    デング熱
    の罹患率(人口10万対)の分布図を作成した結果、コロンボ県を中心とした南西部の湿潤地域で罹患率が高くなっていることが分かった。季節的には、季節風の影響を受けて年間を通して降雨量が多くなる6月と7月、および年末の2つのピークを有している。
    3. 地域清掃プログラム
    ラトナプラ県では、2008年にチクングンヤの大流行があったことから、各種調査を進めた結果、同地域に分布する蚊は、
    デング熱
    も媒介するヒトスジシマカが優位であり、その蚊の幼虫を有する容器の多くは、屋外に廃棄されたプラスチック容器やココナッツの殻であったことが判明した。この結果を受けて、2010年~2012年にかけて、同地区において、県保健局が主体となり、地域住民を巻き込んだ清掃プログラムを展開した。その後、
    デング熱
    のアウトブレークが発生し、
    デング熱
    罹患率を清掃活動が普及した地域と普及しなかった地域の間で比較した結果、清掃活動が普及した地域に比べ、普及しなかった地域の
    デング熱
    の罹患率が高いことが判明したため、清掃活動地域をさらに拡大している。現在、罹患者の地理的分布についての情報を収集しており、清掃活動における環境変化がどのように
    デング熱
    の予防に影響しているかを調査しているところである。
    4. おわりに
    清掃活動は、環境負荷もほとんどなく、さらに清掃により収集されたプラスチック容器は、リサイクルに回すことにより資金の回収が可能であることから、持続的可能な公衆衛生対策であると言える。本研究によりその効果が確認できれば、スリランカのみではなく世界中の
    デング熱
    感染国で実施可能な対策として提言できる。
  • 操 坦道
    日本内科学会雑誌
    1948年 37 巻 2-3 号 29-40
    発行日: 1948/06/10
    公開日: 2011/02/22
    ジャーナル フリー
  • 渡邊 浩
    日本内科学会雑誌
    2019年 108 巻 5 号 962-963
    発行日: 2019/05/10
    公開日: 2020/05/10
    ジャーナル フリー
  • 大西 司, 村田 泰規, 岸野 康成, 本間 哲也, 楠本 壮二郎, 山本 真弓, 田中 明彦, 相良 博典, 詫間 隆博, 二木 芳人, 神田 潤
    昭和学士会雑誌
    2017年 77 巻 2 号 215-219
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/10/03
    ジャーナル フリー
    2015年度は
    デング熱
    の国内感染事例の報告は無かったが,アジア諸国を中心に増加傾向を見せた.当院では同年の秋,2人の日本人旅行者がフィリピンを旅行中に
    デング熱
    に感染し外来を受診した.最初の例は47歳男性でフィリピンから帰国後,熱発と掻痒感を伴う下肢の発疹が出現して受診した.皮疹が軽快せず
    デング熱
    を疑い,保健所に依頼し検査を行った.NS1抗原陰性,PCR陽性,血清型4の
    デング熱
    と診断,血小板の減少もなく良好な経過であった.2例目は27歳女性,2015年9月フィリピンを旅行中,下肢を蚊に刺されその後,熱発と関節痛が出現し,軽快しないため帰国後受診した.体温39.1℃,倦怠感,特に膝関節痛が強く受診時も座位の保持は困難であった.両大腿部から下肢にかけ発赤調,下口唇にびらんを認めた.
    デング熱
    を疑い,NS1抗原陽性,PCR陽性,血清型1の
    デング熱
    と診断した.第12病日に嘔気,嘔吐,下痢を伴い受診した.やや血小板の減少傾向があったが,外来で点滴を行い帰宅した.自宅に電話で様子を伺い,病状の回復を確認した.
  • デング熱ウイルスの精製 (2) デング熱ウイルスの電子顕微鏡像について
    中川 洋, 新宮 正久
    VIRUS
    1957年 7 巻 3 号 190-198
    発行日: 1957/06/20
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
    Electron micrographs of dengue viruses of Hawaiian strain and Mochizuki strain, which were adapted to mouse brain and chick embryo have been taken using purified virus materials.
    Purification methods employed were as follows: (I) Combination of partial purification of the virus adsorption to and elution from erythrocytes and ultracentrifuge, (2) Combination of protamine sulfate precipitation and ultracentrifuge. Studies by electron microscope of purified preparations from infected mouse brain and chick embryo showed that the infective particles of dengue virus were spherical, uniform and aggregate, average 18±2mμ in diameter, and they were considered to be the virus.
    The smaller particles of about 15mμ in diameter seen in infected mouse brain seemed to be normal components because the similarsized particles were observed also in the normal mouse brain.
  • 松本 哲哉, 山口 惠三
    日本内科学会雑誌
    2004年 93 巻 11 号 2375-2381
    発行日: 2004/11/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    デング熱
    およびデング出血熱は,熱帯・亜熱帯地域を中心にみられるデングウイルス感染症である.現在,日本国内で遭遇する症例は,海外の流行地域においてデングウイルスに感染し国内で発症している.
    デング熱
    は自然治癒する予後良好の疾患であるにもかかわらず,デング出血熱は重症化しやすく,出血傾向に加えて血漿漏出に伴う循環障害が認められる.そのため臨床症状と海外渡航歴によって本疾患が疑われる場合には,血清診断を始めとする病原体の確定診断を積極的に進め,適切な対応をとることが望まれる.
  • 緒方 隆幸
    熱帯
    1970年 4 巻 16 号 29-35
    発行日: 1970/07/10
    公開日: 2011/05/27
    ジャーナル フリー
  • デング熱ウィルスの精製 (X-1)
    中川 洋
    VIRUS
    1953年 3 巻 1 号 6-11
    発行日: 1953/02/25
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
    The Hawaiian strain of dengue virus was purified from developing chick embryos and suckling mice brains with protamine clarification and ultracentrifugation. Twenty per cent solution of developing chick embryos infected was made with pH 8.5 Ringer solution and extracted in the cold for 3 days to disintegrate normal component. However, in the case of mice brains ten per cent suspension was prepared with double distilled water and immediately subjected to the treatment with protamine sulfate (salmine). Dengue virus remained in protamine supernate as expected because of its small size, and was centrifuged at high speed, approximately 85, 000g for 60 minutes.
    Log of LD 50/g nitrogen of a final purified material, suspension of pellets in buffered saline, from developing chick embryos was 11.4 while that from suckling mice brains 13.3. (Refer to paege. 6-11)
    Acknowledgement
    This study was carried out at the Department of Bacteriology and Parasitology, University of Chicago in 1951 under the aid of Mc Cormick Fund. The author wishes to thank Dr. Robert Rustigian for his helpful advice and greatest support.
  • 竹内 松次郎, 後藤 正勝, 大場 正道, 齋藤 福治, 竹川 勲
    日本衛生学雑誌
    1946年 1 巻 1 号 9
    発行日: 1946年
    公開日: 2010/08/10
    ジャーナル フリー
  • マウス體内に於ける病毒の消長に就いて
    木村 廉, 堀田 進
    日本細菌学雑誌
    1944年 1 巻 2 号 206-211
    発行日: 1944/08/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
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