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クエリ検索: "ニワウメ"
59件中 1-20の結果を表示しています
  • 水谷 房雄, 山田 昌彦, 谷口 俊哉, 小泉 京子, 杉浦 明, 苫名 孝, 門屋 一臣
    園芸学会雑誌
    1985年 54 巻 3 号 327-335
    発行日: 1985年
    公開日: 2007/07/05
    ジャーナル フリー
    野生モモ,
    ニワウメ
    , ユスラウメ台にモモ‘大久保’を接ぎ, 樹形をスレンダースピンドル形として4年間生育調査を行った.
    1. 共台に比べて,
    ニワウメ
    及びユスラウメ台は樹高, 総新梢長, 幹径などでみた栄養生長が抑えられた.
    2. 3年目までは, 共台に比べて
    ニワウメ
    , ユスラウメ台で花芽着生率が高かった.
    3. 共台に比べて,
    ニワウメ
    , ユスラウメ台では成熟が促進された. 収穫果実の一果平均重は3, 4年目には野生モモ台>ユスラウメ台>
    ニワウメ
    台の順であったが, これは
    ニワウメ
    及びユスラウメ台の一樹当たりの着果負担量が大きかったためと思われた.
    4. 冬期のせん定枝量は, 共台に比べて
    ニワウメ
    , ユスラウメ台樹で少なく, またせん定作業は地面から脚立なしで, しかもほとんどハサミだけでできた.
    5. 根群分布は, 共台に比べて,
    ニワウメ
    , ユスラウメ台で小さかった.
    ニワウメ
    台とユスラウメ台の比較では, ユスラウメ台の根の方が水平方向への分布割合が多いようであった.
    6. 用いた台木のうちでは,
    ニワウメ
    台が最もひこばえが発生しやすかった.
  • 片岡 郁雄, 杉浦 明, 苫名 孝
    園芸学会雑誌
    1988年 56 巻 4 号 398-407
    発行日: 1988年
    公開日: 2007/07/05
    ジャーナル フリー
    Prunus 属果樹の媛性台木の育成を目的として,
    ニワウメ
    及びユスラウメを中心に, その他の Prunus 属果樹との種間交雑を試み, それらの交雑親和性及び得られた実生の形態的特徴などについて調査を行った. 結果の概要は以下のとおりである.
    1.
    ニワウメ
    を種子親とした場合, モモ, アンズ, ウメ及びスモモとの交雑で, 比較的高い結実率が得られた. これに対して, ウエスタン•サンドチェリー及びユスラウメとの交雑では, 結実率はあまり高くなかった.また, 甘果オウトウとの交雑では, 結実はほとんど認められなかった.
    一方, ユスラウメを種子親とした場合には, ウエスタン•サンドチェリーとの交配で比較的高い結実率が得られたが, その他の種との交配では, 結実はほとんど得られなかった.ウエスタン•サンドチェリー及びヤセイモモを種子親とした場合には, すべての組合せについて結実はほとんど認められなかった.
    2. 一般に, 自家受粉に比べ, 種問交雑では, 花柱内の花粉管の伸長は, 緩慢であったが, 結実率の高かった組合せでは, 受粉後6~10日目には子房上部にまで達していた. これに対して, 甘果オウトウの花粉は, 受粉後も柱頭あるいは花柱上部にとどまるものが多く, 花粉管の先端が肥大しているものも多く認められた.
    3. 各々の交配で得られた種子の発芽率は比較的高かったが, 実生は幼苗段階で枯死するものが多く認められた. 発芽後1年を経過して生存している個体は,
    ニワウメ
    ×ヤセイモモ,
    ニワウメ
    ×アンズ,
    ニワウメ
    ×スモモ,
    ニワウメ
    ×ウエスタン•サンドチェリー及びユスラウメ×ウエスタン•サンドチェリーであった. これらの個体は, 両親の形態的特徴をよく示し, その一部は開花に至った.
  • 尾形 凡生, 片岡 郁雄, 杉浦 明, 苫名 孝
    園芸学会雑誌
    1989年 57 巻 4 号 608-614
    発行日: 1989年
    公開日: 2007/07/05
    ジャーナル フリー
    砂耕した6種類のモモ台木(ヤセイモモ, ユスラウメ,
    ニワウメ
    , ニワザクラ〔2系統〕, オヒョウモモ) の無機養分吸収特性を比較した. また, それぞれ数種類の台木に接いだモモ‘大久保’, ネクタリン‘興津’, スモモ‘大石早生’の葉分析をおこない, 穂木葉中の無機養分含量に及ぼす台木の影響について調査した.
    1. 6種類の台木のさし木繁殖苗の葉分析の結果, P, Ca, Mg含量はヤセイモモが他の5台木に比べ高かった. K含量は
    ニワウメ
    とニワザクラはヤセイモモに比べ低く, オヒョウモモはヤセイモモに比べ高かった. Mn含量はユスラウメ,
    ニワウメ
    , ニワザクラではヤセイモモに比べ著しく高くなった.
    2. 数種類の台木に接いだモモ‘大久保’, ネクタリン‘興津’, 及びスモモ‘大石早生’の葉中の無機養分含量には台木の養分吸収特性が強く反映された. 共台樹と比較して, それ以外のいずれの台木に接ぎ木した樹も葉中のMn含量が著しく高かった.
    ニワウメ
    台木, 及びニワザクラ台木の樹ではK含量が, またユスラウメ台木の樹ではMg含量が共台樹に比べ低くなる傾向がみられた.
    3. 葉中のMn含量が特に高かった
    ニワウメ
    台木の‘大久保’では異常な葉の巻き上がり現象がみられ, 同様に葉中のMn含量の高いユスラウメ台木と
    ニワウメ
    台木の‘興津’には葉の老化が早まる傾向がみられた.
  • 石田 雅士, 松山 剛士, 北島 宣, 傍島 善次
    園芸学会雑誌
    1989年 58 巻 1 号 49-54
    発行日: 1989年
    公開日: 2007/07/05
    ジャーナル フリー
    わい化効果や着果が良好と思われる
    ニワウメ
    台木から誘発させたひごばえを用いて, 茎頂の培養培地組成を検討した.
    1. サイトカイニンが置床後の外植体の芽数増加に及ぼす影響を調べた結果, 芽数の増加はBA 1ml/l, 2iP?54 石田雅士•松山剛士•北島 宣•傍島善次2mg/lで著しく, これより濃度が高い場合には生育が抑制された.
    2. シュート増殖培地では, BA 0.5mg/lの区がシュート数, 平均シュート長ともに優れ, その生育も良好であった.
    3. 茎頂3mm, 茎頂のみと外植体の大きさが小さくなるにしたがって, その生存率が低下した.
    4. 糖源としてソルビトールを用いると, シュートの本数が明らかに多くなった.
    5. 窒素源として硝酸態とアンモニア態窒素の両者が存在した場合, 外植体の生育は良好であった. 窒素の濃度に関しては, MS基本組成の1/3, 1/2倍濃度で, 芽の分化も多く, 生育も盛んであった.
    6. 発根は, シュート基部を IBA 50ppm 浸漬処理した場合, 発根培地にオーキシンフリー培地を用いるのが良好であった.
  • 山口 正己, 八重垣 英明, 末貞 佑子, 土師 岳, 三宅 正則
    園芸学研究
    2018年 17 巻 2 号 147-159
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/06/30
    ジャーナル フリー

    モモ,光核桃,甘粛桃,新疆桃およびノモモなどのモモ亜属種と,ニホンスモモ,ミロバランスモモ,ウメ,アンズ等のスモモ亜属種,およびオウトウ亜属のユスラウメと

    ニワウメ
    を用いて種間交雑を行い,種の組み合わせが結実率に及ぼす影響について検討を行った.モモ亜属に属する種では甘粛桃を種子親にした場合を除き,相互交雑による結実は比較的良好であった.モモ亜属種にスモモ亜属種や
    ニワウメ
    ,ユスラウメを受粉した場合には結実は極めて不良であった.これに対して,スモモ亜属種にモモ亜属種を受粉すると,結実は組み合わせにより異なり,ミロバランスモモやニホンスモモは低率ではあるが種子が得られたのに対して,ウメおよびアンズへの受粉ではモモ,光核桃,ノモモでほとんど結実がなく,甘粛桃の受粉では比較的高い結実率が得られた.スモモ亜属種相互の交雑においては,ミロバランスモモとニホンスモモに対するウメ,アンズ受粉では比較的高い結実がみられたが,逆の組み合わせでは結実しなかった.ユスラウメを種子親または花粉親とした交雑では,いずれの亜属種との組み合わせでも結実は極めて少なかったのに対して,
    ニワウメ
    をミロバランスモモに受粉した場合には少数ではあるが種子が得られた.また,
    ニワウメ
    に対する他の種の受粉では,ミロバランスモモ,アーモンド,ウメなどとの組み合わせで比較的高い結実率が示された.

  • 水谷 房雄, 山田 昌彦, 苫名 孝
    園芸学会雑誌
    1982年 51 巻 1 号 29-34
    発行日: 1982年
    公開日: 2007/07/05
    ジャーナル フリー
    核果類の耐水性の強弱と湛水条件下における樹体内でのエタノール集積との間に関係があるかどうかを調査した. 細根では, いずれの種においても顕著なエタノールの集積が認められなかったが, 主根や茎では, 耐水性の弱い種において著しい集積が認められた. 湛水処理後, モモとウメでは急速なエタノール集積が認められたものの, 日本スモモではわずかしか, また
    ニワウメ
    ではほとんど集積が認められなかった. モモの台木として,
    ニワウメ
    を用いると共台に比べ耐水性が増大し, 湛水条件下における樹体内のエタノール集積もより少なくなった.
    2, 7, 20%のエタノール溶液を土壌灌注して, モモと
    ニワウメ
    の実生の生育を調査したところ, 7%処理区で
    ニワウメ
    はモモよりもエタノールに対して耐性を示したが, 全体的にみて両者の間にエタノールに対する耐性の違いは認められなかった.
  • 高木 修造, 山木 正枝, 増田 京子, 井上 けい子, 加瀬 佳年
    YAKUGAKU ZASSHI
    1979年 99 巻 4 号 439-442
    発行日: 1979/04/25
    公開日: 2008/05/30
    ジャーナル フリー
    Prunuside from purgative drugs, the fruits of Prunus japonica THUNB. was identified with multiflorin A [kaempferol-3-(6-O-acetyl)-β-D-glucopyranosyl-(1→4)-α-L-rhamnopyranoside]. In addition, three compounds, ursolic acid (II), vanillic acid (III), proto-catechuic acid (IV) and four known flavonoids, afzelin (V), kaempferitrin (VI), multiflorin B(VII) and multinoside A (VIII) were isolated.
  • 久保田 尚浩, 河野 章, 島村 和夫
    園芸学会雑誌
    1990年 59 巻 2 号 319-324
    発行日: 1990年
    公開日: 2007/07/05
    ジャーナル フリー
    モモ果実の肥大や品質が台木によって異なる点を光合成産物の転流, 分配の面から明らかにするために, 共台及びユスラウメ台木の‘山陽水蜜’を供試して硬核期と成熟期に13CO2を取り込ませ, その移行•分布を調査した. 硬核期処理では13Cの果実への転流量が明らかに共台樹よりもユスラウメ台樹で多く, 処理120時間後における果実への13C移行量は後者が前者の約2倍であった. 一方, 成熟期処理では台木による顕著な差は認められなかった. その原因としてユスラウメ台樹では処理時期が遅すぎたためと思われた. なお, 両時期ともユスラウメ台樹では細根への13Cの分配率が共台樹よりも高かった.
  • 尾形 亮輔
    園芸学会雑誌
    1986年 55 巻 1 号 104-107
    発行日: 1986年
    公開日: 2007/07/05
    ジャーナル フリー
  • 奥村 実義, 土肥野 幸利
    造園雑誌
    1987年 51 巻 5 号 144-149
    発行日: 1987/03/31
    公開日: 2011/07/19
    ジャーナル フリー
    寒冷地における花木類の花芽分化期に関しては全く確かめられていないので, 弘前に栽植されている花木12種類の花芽分化について走査型電子顕微鏡 (SEM) を用いて観察した結果, 夏の高温期以前に花芽分化を開始するものが5種, 夏の高温期間中に花芽分格を開始するものが6種, 秋冷によって花芽分化を開始するものか1種であつた。
  • 大塩 春治, 宮本 益雄, 三野 安, 加瀬 佳年
    YAKUGAKU ZASSHI
    1975年 95 巻 4 号 484-486
    発行日: 1975/04/25
    公開日: 2008/05/30
    ジャーナル フリー
    It was demonstrated that an aqueous ethanolic extract of the fruits of Prunus japonica THUNB., dry seeds of which have been used as a diuretic, had a purgative activity. A physiologically active constituent was isolated as crystals, and named "prunuside". Prunuside (I) was hydrolysed to one mole each of kaempferol, glucose, rhamnose, and acetic acid, or gave 3-rhamnoglucosylkaempferol (IV) by mild hydrolysis with 2% aqueous NaOH solution. It was thereby clarified that the chemical structure of I was a monoacetyl derivative of IV. IV had already been isolated from Calystegia japonica CHOISY, Rhamnus japonica MAXIM., and Rosa multiflora THUNB., which are known as purgative crude drugs. The purgative activity of I was far stronger than that of IV and I may be attractive as a new active constituent.
  • 籾山泰一
    植物研究雑誌
    1933年 9 巻 5 号 325-327
    発行日: 1933/09/25
    公開日: 2023/04/05
    ジャーナル フリー
  • 岡本 五郎, 藤井 雄一郎, 島村 和夫
    生物環境調節
    1989年 27 巻 3 号 83-87
    発行日: 1989/09/30
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
    ユスラウメ台のモモ‘山陽水蜜’を砂耕し, 生育初期の培養液濃度を高め, あるいは成熟期の濃度を下げた場合の樹体と果実の反応を調査し, 共台と比較した.
    1) 開花期から硬核初期まで, 培養液濃度を標準 (N: 40ppm) の4倍にすると, いずれの台木でも標準濃度区に比べて新梢伸長が旺盛になり, 葉のクロロフィルと果実のN濃度が高くなった.果実の収穫は約1週間遅れ, 大果であったが, 糖および酸含量は低かった.
    2) この高濃度培養液を開花1ヵ月前から与えると, 新梢や新根の生長が抑えられ, 果実の成熟はさらに不良であった.その影響はユスラウメ台でとくに著しかった.
    3) 硬核初期あるいは成熟初期から培養液濃度を1/4倍に下げると, 両台木とも2週間後には新梢の伸長が停止し, 収穫期が約5日早まった.果実は標準区より小さかったが, 糖含量は高かった.この傾向はユスラウメ台でとくに顕著であった.
  • 植物研究雑誌
    1967年 42 巻 9 号 260
    発行日: 1967/09/20
    公開日: 2023/04/01
    ジャーナル フリー
  • 岡本 五郎, 小関 洋介, 島村 和夫
    生物環境調節
    1989年 27 巻 3 号 69-74
    発行日: 1989/09/30
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
    共台およびユスラウメ台‘山陽水蜜’の2年生樹を一定濃度の培養液でれき耕し, 樹体各部の生長と養分吸収を比較した.
    1) 共台の新稍は硬核期以後とくに旺盛に伸長したが, ユスラウメ台では硬核開始期から収穫期までほとんど伸長しなかった.果実, 茎, 幹, 根の乾物増加も共台のほうがはるかに多かった.
    2) 冬期のユスラウメ台の根の乾物重は共台と大差な
    かったが, 共台より多くのN, P, K, Mgを含み, 開花期までにN, P, Mgはさらに増加した.共台の根ではN以外はあまり増加しなかった.
    3) 開花期から硬核初期までにユスラウメ台の根中の各無機養分は著しく減少し, 新梢や果実の生長に使われたが, 根からの養分吸収は硬核期後まできわめて不活発であった.これとは対照的に, 共台では根中の養分の減少はNとK以外はわずかで, 開花期あるいは硬核初期以後各養分の吸収が著しく活発となった.
    4) 以上のように, 常に十分な無機養分が供給される条件下では, 共台は開花期から落葉期まで活発に養分を吸収しつづけ, 枝葉や根が旺盛に生長する.これに対して, ユスラウメ台では開花後から硬核期にかけての養分吸収がとくに不活発である.
  • 鍵渡 徳次, 岸 春雄
    関東東山病害虫研究会年報
    1973年 1973 巻 20 号 164
    発行日: 1973/11/30
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 薬能の裏付けを求めて
    宮田 健
    日本東洋医学雑誌
    1998年 49 巻 2 号 177-202
    発行日: 1998/09/20
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 久保田 尚浩
    植物の化学調節
    1998年 33 巻 2 号 222-232
    発行日: 1998/12/25
    公開日: 2018/03/15
    ジャーナル フリー
  • 各種糖類と冬芽の採取時期,および1-ナフチルアセトアミドの影響
    引田 裕之, 千葉 太
    日本林学会誌
    1993年 75 巻 3 号 245-249
    発行日: 1993/05/01
    公開日: 2008/12/18
    ジャーナル フリー
    Scale-removed terminal winter buds were aseptically excised from current year shoots of 5_??_10-year-old seedlings and cultured in vitro. The best shoot formation was obtained in modified MURASHIGE and SKOOG'S medium (mMS) with nitrates reduced to half-strengths as a basal medium supplemented with BAP (6-benzylaminopurine) 0.5mg/l and GA3 (Gibberellin 3) 0.1mg/l. Fructose and maltose as well as sucrose were effective for shoot formation and growth. The seasonal differences of winter buds on shoot formation were examined, non-dormant buds showed active shoot formation as compared with dormant buds. Rooting from shoots was better when the cut-ends of shoots were pretreated in 10% (w/w) 1-naphthylacetamide mixed with talc powder and then incubated in Pamisu medium for about four months.
  • 鍵渡 徳次, 小澤 賢
    関東東山病害虫研究会年報
    1987年 1987 巻 34 号 109-110
    発行日: 1987/11/01
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
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