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クエリ検索: "ボーラ"
9,307件中 1-20の結果を表示しています
  • 原 ひかり, 柴山 祐亮, 福永 淳一, 廣瀬 貴章, 松本 亮二, 小宮 勲, 加藤 豊幸
    日本放射線技術学会雑誌
    2023年 79 巻 5 号 453-461
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/05/20
    [早期公開] 公開日: 2023/03/14
    ジャーナル フリー

    【目的】4, 6, 10 MV高エネルギー光子線に対する真ちゅう製

    ボーラ
    スの表面線量,射出線量およびビームプロファイルの基礎特性を検証すること.【方法】真ちゅう製
    ボーラスと組織等価ボーラ
    スを使用し,4, 6, 10 MV光子線の水等価ファントム中における表面線量とファントム厚さ10 cmにおける射出線量を測定しPDDを算出した.また,ファントム深さ0 cmと10 cmにおけるビームプロファイルを取得した.【結果】真ちゅう製
    ボーラ
    スありの場合,
    ボーラ
    スなしの場合と比較して表面線量は4, 6, 10 MVにおいてそれぞれ37.3%, 36.3%, 31.0%増加したが,組織等価
    ボーラ
    スと比較すると真ちゅう製
    ボーラ
    ス1枚での表面線量は減少した.射出線量は真ちゅう製
    ボーラ
    スありの場合,
    ボーラ
    スなしの場合と比較して4, 6, 10 MVにおいてそれぞれ22.0%, 23.1%, 22.8%増加した.【結語】真ちゅう製
    ボーラスは組織等価ボーラ
    スとは異なる特性をもつことが示された.

  • ―日本ポーラログラフ学会の創立から今日まで―
    千田 貢, 池田 篤治, 木原 壮林
    Review of Polarography
    1998年 44 巻 1 号 2-5
    発行日: 1998年
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • *稲葉 柊生,
    ボーラ
    バルーン
    応用物理学会学術講演会講演予稿集
    2018年 2018.2 巻 21p-432-5
    発行日: 2018/09/05
    公開日: 2022/09/16
    会議録・要旨集 フリー
  • *安齊 拓也,
    ボーラ
    バルーン
    応用物理学会学術講演会講演予稿集
    2017年 2017.2 巻 7a-PB2-19
    発行日: 2017/08/25
    公開日: 2022/10/29
    会議録・要旨集 フリー
  • 第一報 : 表在腫瘍での意義
    中川 恵一, 青木 幸昌, 古川 重夫, 赤沼 篤夫, 山家 敏彦
    日本ハイパーサーミア学会誌
    1993年 9 巻 4 号 294-297
    発行日: 1993/12/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
    加温により遠赤外線を発生する
    ボーラ
    スを開発した. 本
    ボーラ
    スは外部加温時のエッジ効果を軽減する他に, 表在性腫瘍においては灌流水による腫瘍表面の冷却効果を相殺する. 進行乳癌の胸壁転移において本
    ボーラ
    スを用い, 良好な温度分布が確認された.
  • 増永 慎一郎, 太田 耕司, 切畑 光統
    Thermal Medicine
    2023年 39 巻 4 号 33-41
    発行日: 2023/12/28
    公開日: 2024/02/09
    ジャーナル フリー

     中心軸中央に4点式熱電対温度センサーを刺入配置させた筋肉等価ファントムを上下よりオーバーレイ

    ボーラ
    スで挟み,直径30 cm大の電極をさらに上下より挟みこませた状態で,サーモトロン-RF8の温熱治療台上にて加温した.上下のオーバーレイ
    ボーラ
    ス内に,0 ml,150 mlまたは300 mlの空気を注入させたのちに加温を開始した.

     その結果,1)オーバーレイ

    ボーラ
    ス内への空気混入がない際には,加温時の出力が大きいほど,加温効率が高く,2)オーバーレイ
    ボーラ
    ス内への空気混入量が多いほど,加温効率が低下し,出力が大きいほどこの低下がより顕著になり,3)加温時出力が大きいほど,オーバーレイ
    ボーラ
    ス内への空気混入量が多いほど,多点温度計から得られた各温度測定値のばらつきが大きくなるという傾向が認められた.

     以上より,温熱治療日の始業前点検時には,加温効率の低下を防ぎ,標的病変部を均一に加温するためにも,オーバーレイ

    ボーラ
    ス内へ混入した空気を除去するべきである.

  • 吉井 良三
    熱帯林業
    1980年 0 巻 56 号 41-
    発行日: 1980/04/20
    公開日: 2023/03/28
    解説誌・一般情報誌 オープンアクセス
  • 三枝 英人, 中溝 宗永, 新美 成二, 八木 聰明
    日本気管食道科学会会報
    2001年 52 巻 1 号 1-9
    発行日: 2001/02/10
    公開日: 2008/08/25
    ジャーナル 認証あり
    反回神経麻痺や混合性喉頭麻痺,一側のみの頸部手術後に喉頭が左右均等に挙上せず,障害された側に傾いて挙上してしまうことがあると報告されている。この程度がひどい場合には,嚥下に障害をきたすことがある。しかし,その嚥下障害の機序については明らかにされていないのが現状である。 今回,われわれは喉頭挙上の左右差が著しいことに起因する嚥下障害患者4名を経験した。このうち2名は下咽頭部分切除術後,大胸筋皮弁で再建された症例,1名は甲状腺亜全摘,一側のみの拡大頸部郭清術,縦隔郭清術,麻痺側声帯へのコラーゲン注入術後の症例,もう1名は胸部食道摘出,胃管による再建,左側披裂軟骨内転術後の症例であった。4名とも声門閉鎖はほぼ完全であった。バリウムを使用したVTR嚥下透視検査の結果,以下のごとく特異な嚥下障害のパターンを呈していることが分かった。1)喉頭が患側に傾いて挙上する時,
    ボーラ
    スは主に患側梨状陥凹を通過する。それに対して,健側梨状陥凹を通過する
    ボーラ
    スは比較的少ない。2)喉頭挙上が終了する頃,患側梨状陥凹を通過しきれなかった
    ボーラ
    スが声門,気管にオーバーフロウする。3)この時,健側梨状陥凹にも残留した
    ボーラ
    スが貯留している。4)次の嚥下時に,健側に貯留した
    ボーラ
    スがさらにオーバーフロウする。 これらの症例に,顎引き嚥下を行ってみたが,無効であった。次に患側への頸部回旋を指導してみた。患側梨状陥凹を通過する
    ボーラ
    スは減ったが,健側梨状陥凹へ貯留し,オーバーフロウする
    ボーラ
    スは増えてしまった。そこで,やや患側に頸部回旋した上で,頬杖をつくような頭位を設定してみた(「頬杖位」と仮称した)。その結果,誤嚥は著明に改善した。
  • 山下 晴男, 金井 達明
    The Journal of JASTRO
    1999年 10 巻 4 号 315-321
    発行日: 1999/01/25
    公開日: 2011/07/11
    ジャーナル フリー
    「背景, 目的」重粒子線がん治療においても, 多門照射法は, 照射門数, 各門の照射角度, 線量配分比などの照射係数を適正に調節すれば, 腫瘍部の線量集中度を向上させ, さらに正常組織の線量付与を低く抑える照射法と考えられるため,(1) 多門照射の有効法, 及び (2)
    ボーラ
    ス無での多門照射の実現可能性について理論的に検討し, その検討結果を照射システム改善の一助にする.「材料, 方法」多門照射の線量分布は治療計画装置 (HIPLAN) を使い各門毎に計算し, その後各門毎の線量分布を任意に加算して作成する. 照射条件の優劣判断は, 正常組織の障害発生確率 (NTCP) の計算で用いる50%耐容線量 (TD50) 及び実効体積 (Veff) の大小変化で行う.「結果, 考察」(1) 照射門数の増加に伴ってTD50は緩やかに増加し, 約10門で一定のTD50に漸次収束する傾向がみられる. つまり, 重粒子線による多門照射法は正常組織の線量付与の低減化に繋がる有効な照射方法になりうる.(2)
    ボーラス有とボーラ
    ス無のTD50を比較検討した結果, 標的半径が小さい場合には両者の差が縮まる傾向がみられ, 小標的に対する多門照射は
    ボーラ
    ス無で実現できる可能性がある.「結論」重粒子線多門照射法に関する基礎事項 (照射法の有効性, 照射門数の漸近収束値,
    ボーラ
    ス無での多門照射の実現可能性) を理論的に検討し, 重粒子線多門照射法の基礎的理解を得た.
  • ピンホールボーラー
    野淵 輝
    熱帯林業
    1972年 0 巻 26 号 48-
    発行日: 1972/10/25
    公開日: 2023/02/07
    解説誌・一般情報誌 オープンアクセス
  • ピンホールボーラー
    野淵 輝
    熱帯林業
    1973年 0 巻 27 号 46-
    発行日: 1973/01/25
    公開日: 2023/02/08
    解説誌・一般情報誌 オープンアクセス
  • ピンホールボーラー
    野淵 輝
    熱帯林業
    1972年 0 巻 25 号 41-
    発行日: 1972/07/15
    公開日: 2023/02/07
    解説誌・一般情報誌 オープンアクセス
  • 吉澤 一巳, 益田 律子, 井上 哲夫, 木本 陶子, 福田 恵子
    日本ペインクリニック学会誌
    2009年 16 巻 4 号 474-477
    発行日: 2009/09/25
    公開日: 2011/09/01
    ジャーナル フリー
    フェンタニル貼付剤を使用し,内服が困難であったがん性疼痛患者の突出痛の治療に,携帯型ディスポーザブル患者自己調節鎮痛 (patient-controlled analgesia:PCA)用注入ポンプを用いた間歇 PCAを行い,良好な効果を得たので報告する.間歇PCAによる1回
    ボーラ
    ス投与量は,フェンタニル1日量の5%のオピオイド換算量(モルヒネまたはフェンタニル)を,経静脈あるいは経皮下に投与した.
    ボーラ
    ス投与には,ケタミン(1-3 mg)を併用した.至適
    ボーラ
    スのオピオイド用量は,痛みの強さ,鎮静度ならびに患者満足度により評価し,投与量を適宜増減して決定した.対象患者は16名で,フェンタニル貼付剤2.5-60 mg/72 hrを用いていた.間歇PCAの至適
    ボーラ
    スのオピオイド換算用量は,フェンタニル貼付剤の1日量の平均5.8±1.9%(平均値±標準偏差)であった.以上の結果より,オピオイド鎮痛薬と少量ケタミンとの併用による間歇PCAは内服困難患者の突出痛の治療として有用であると考えられた.本法は患者満足度の向上,滴定投与による至適投与量決定にも大きく貢献した.
  • 熊谷 一樹, 齊藤 一幸
    Thermal Medicine
    2016年 32 巻 2 号 5-11
    発行日: 2016/06/30
    公開日: 2016/08/24
    ジャーナル フリー
    RF誘電加温による温熱治療において, 人体と
    ボーラ
    ス間に生じる間隙が火傷や疼痛といった合併症の原因となり, 加温出力の抑制因子となっている. 装置の出力が制限されることにより, 十分な加温が行えず, 想定した治療効果が得られないことが問題となっており, 解決が望まれている. そこで本研究では, 人体と
    ボーラ
    ス間に生じる間隙を埋めることによる加温効果の改善を目的とし, この間隙に充填する物質の開発を目指した.
    今回は, 充填物の電気的特性やサイズと加温特性の関係を調べるために, それらの条件を変えたモデルを複数作成し数値解析を行った. また, 間隙の影響を確認するために, 人体と
    ボーラ
    スの接触状況が異なるモデルの解析を行った.
    解析の結果, 人体と
    ボーラ
    ス間の間隙が加温特性に影響を与えることと充填物により加温特性の改善が可能であることが確認できた. さらに, 低い導電率を持った充填物を
    ボーラ
    スよりも少しはみ出すように配置することが加温特性改善に有効であると確認できた.
  • 藤田 昌久, 石川 文彦, 釜田 茂幸, 山田 千寿
    日本大腸肛門病学会雑誌
    2015年 68 巻 7 号 486-489
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/06/30
    ジャーナル フリー
    経肛門的直腸内異物の大部分は自慰行為や性的行為により生じるが,異物は多種多様である.今回,われわれは,経肛門的に直腸内に挿入された巨大なシリコン製玩具に対して,ミオーム
    ボーラ
    ーを用いて経肛門的に摘出した症例を経験した.症例は34歳男性.自慰行為にて肛門よりシリコン製玩具を挿入,摘出できなくなり当科を受診した.外来で無麻酔下には摘出できず,全身麻酔下に摘出を行った.各種鉗子では異物を把持,牽引できなかったがミオーム
    ボーラ
    ーを異物に刺入することで安全に摘出することができた.異物は円錐状で,大きさは30×10cmと巨大であった.異物の形状や材質により摘出の工夫が必要であるが,シリコン製玩具に対してはミオーム
    ボーラ
    ーが有用である.
  • 益子 安, 細谷 昇, 秋本 稔
    分析化学
    1958年 7 巻 11 号 702-706
    発行日: 1958/11/05
    公開日: 2010/02/16
    ジャーナル フリー
    従来のHeyrovsky微係数ポーラログラフ回路を改良し,ΔEを外部乾電池より対極側回路にあたえる方式をおこなったところ,好結果をえた.本回路で微係数ポーラログラムを記録した結果はつぎのとおりである.
    (1)回路の平衡を取ったのちにΔEを回路に附加しても,電流計零点は移動しない.
    (2)回路の平衡が完全で,滴下電極が良好であるならば微係数ポーラログラムからは,滴下によるパルス電流が消える.
    (3)波形は波頂電位に関して左右対称である.半波電位と波頂電位は,IR電圧降下および記録計の時定数による遅れを補正すれば一致する.
    (4)波頂電流値の再現性は充分にあり,濃度とは直線関係を持つ.
  • 黒森 健一
    計測と制御
    1978年 17 巻 4 号 340-345
    発行日: 1978年
    公開日: 2009/11/26
    ジャーナル フリー
  • 松村 正基, 西田 達史, 山口 武, 三毛 壯夫
    日本農村医学会学術総会抄録集
    2011年 60 巻 2J-C-18
    発行日: 2011年
    公開日: 2012/02/13
    会議録・要旨集 フリー
    〈背景・目的〉当院ではEOBプリモビストの導入当初、動脈相は30秒の固定時間法で撮影していたが、十分な造影効果が得られていない場合があり、撮像タイミングの改善を検討した。技師全員がMRI検査を担当するため、手技が煩雑にならないように注意した。 〈使用機器〉GE社製SignaHDxt1.5T Ver.15  8ch Body coil 〈方法〉従来の固定時間法から
    ボーラ
    ストラッキング法に変更する。(当院では用手注入法で施行している為、再現性の乏しいテストインジェクション法は使用していない。)GE社製MRIの
    ボーラ
    ストラッキング法には、Trackerを設定して造影剤を感知し、自動で撮像を開始させるSmart Prepと、リアルタイムで画像を確認しながら撮像を開始できるFluoro Triggerがあるが、使用するシーケンスのLAVA-XVはSmart Prepが使用できないため、 Fluoro Trigger を使用する。LAVA-XV はk-spaceの充填方法がsequential orderingであり、一般的に大動脈到達から多血性肝細胞癌の濃染ピークは約14秒とされているため、この部分が撮像の中心になるように設定する。固定時間法と
    ボーラ
    ストラッキング法で撮像した動脈相を放射線科医と技師で視覚評価する。 〈結果〉
    ボーラ
    ストラッキング法に変更したことで、固定時間法では対応が難しかった患者の血流の個体差による動脈相の造影効果のバラつきを改善する事が出来た。またFluoro Triggerの造影剤確認画像はわかりやすく撮像タイミングが取りやすいため、技師全員に撮像方法を周知することができた。 〈考察〉他のGd造影剤より投与量の少ないEOB・プリモビストは、動脈相の撮像タイミング方法として、固定時間法より
    ボーラ
    ストラッキング法(Fluoro Trigger等)を使用したほうが良いと考える。
  • 山田 研太郎
    日本内科学会雑誌
    2009年 98 巻 4 号 750-755
    発行日: 2009年
    公開日: 2012/08/02
    ジャーナル フリー
    ベーサルインスリンと
    ボーラ
    スインスリンを組み合わせて,正常なインスリン分泌パターンを再現する強化インスリン療法は,血糖日内変動の各ポイントを自在に調節できる優れた治療法である.CSIIと頻回注射法があるが,頻回注射のベーサルインスリンには持続が長い持効型が適している.強化療法では
    ボーラ
    スインスリンが独立しているため,カーボカウントを用いた注射量の設定や,1800ルールによる血糖補正が可能である.
  • 坪川 涼子,
    ボーラ
    ンド ロバート
    貝類学雑誌
    1991年 50 巻 3 号 184-195
    発行日: 1991/10/31
    公開日: 2018/01/31
    ジャーナル フリー
    沖縄本島および小笠原諸島父島より採集された18個体の背楯目の標本を調べたところ, 日本産未記録のBerthella martensi (Pilsbry, 1896)と同定された。本種は小型で, 背楯は大きく, 動物体の輪郭は楕円形をしている。背楯は腹足やえらを覆い, その前端中央には深い切れ込みがある。背楯は4個の部分からなり, 刺激によって殻を内包する中央部分を残して, 右側, 左側と後ろ側の3個の部分は自切によって本体より離れるという特徴がある。頭膜は大きく, 台形をしている。頭触手は基部で左右が融合し, その先端は背楯の前端の切れ込みから外側へ突き出して見える。腹足の前端には顕著なmucus groove(粘液溝)がある。えらは懸鰓膜によって右体側につき, 軸の上下にそれぞれ11枚から19枚(平均14.4, N=8)の羽状葉を持つ。えらの基部には前鰓孔があり, 懸鰓膜の後端上側には肛門が開く。体色には3つの型が識別された。殻は背楯の中央部分の下にあり, 楕円形でやや膨らむ。殻の背面には成長線がみられる。殻は白く薄く, ホルマリン固定標本ではしばしば脱灰されて殻皮のみが残る。歯舌は中歯を欠き, 多数の側歯から成る(歯舌式は62-93×76-134.0.76-134)。側歯は強く彎曲し, 単尖頭である。側歯内側に顕著な溝を生じることがある。顎板は特徴のある十字形の小歯からなる。生殖器官系はBerthella属の典型であるが, 雄性輸出管にはprostate gland(前立腺)と呼ぶ膨大部を欠き, 太く長いpenial gland(陰茎腺)が付属する。交尾嚢は球形, 受精嚢は楕円体をしていて, 両者はほぼ同じ大きさである。生殖開口はえらの基部下側に丸い隆起を生じ, その中央に雄性開口があり, 後ろ側へ連続して雌性開口がある。陰茎は円錐形である。食性については消化管内容物より, 少なくとも海綿類を食べることがわかった。本種は1880年のMartensによる最初の記録以来, Willan(1984)とGosliner and Bertsch (1988)の報告があるのみである。今回の報告とそれらを合わせると, 本種の分布はインド洋から太平洋に及ぶ。本種は刺激を受けると背楯を自切するという奇習があるので, チギレフシエラガイという和名を提唱する。
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