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クエリ検索: "ミル総本社"
3件中 1-3の結果を表示しています
  • ミルクサイエンス
    2021年 70 巻 3 号 193-194
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/12/29
    ジャーナル フリー
  • 若林 茂, 岸本 由香, 南部 征喜, 松岡 瑛
    日本食物繊維研究会誌
    1999年 3 巻 1 号 13-19
    発行日: 1999/06/30
    公開日: 2011/02/23
    ジャーナル フリー
     健常成人を対象として,各種糖質負荷後の血糖およびインスリン分泌応答に及ぼす難消化性デキストリンの影響について検討した。さらに,食事負荷試験により,食後の血糖上昇に及ぼす影響について検討した。(1)10gの難消化性デキストリン摂取ではショ糖100g負荷後の血糖およびインスリン分泌応答を抑制し,頂値のレベルを非添加の88および69%に低下させた。また,グルコース509およびマルトデキストリン50g負荷に対して,難消化性デキストリンはインスリン分泌のみを抑制し,頂値のレベルは非添加のそれぞれ52および60%に低下した。(2)うどん定食(糖質104.2g,565kcal)摂取後の血糖応答は全般に急峻であり頂値は183.9mg/dlに達した。これに対し,菓子パン(糖質137.2g,553kcal)摂取時の頂値は145.3mg/dlであり,血糖応答は緩やかであった。これらの試験食負荷において難消化性デキストリンを緑茶あるいはコーヒーに添加して摂取させたところ,いずれも有意な血糖上昇抑制効果が認められ,頂値は88および84%に低下した。 以上の結果から,難消化性デキストリンは健常成人において食後の血糖上昇に対して一定の抑制効果が期待できるものと考えられた。
  • 中西 泰介, 野村 圭, 竹田 靖史
    Journal of Applied Glycoscience
    2006年 53 巻 3 号 215-222
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/09/05
    ジャーナル フリー
    市販イソマルトオリゴ糖製品中のオリゴ糖の定量法としてポリマー担体のアミノカラムを用いて,改良定量法を開発した.改良定量法では従来使用していたシリカ担体のアミノカラムよりも耐久性の高いカラムを用いた.本カラムを使用することにより市販イソマルトオリゴ糖製品中の各標準オリゴ糖の定量がRI検出による絶対検量線法で可能となった.グルコース,マルトース,コージビオース,ニゲロース,イソマルトース,マルトトリオース,パノース,イソマルトトリオース,マルトテトラオース,イソマルトテトラオースの濃度とピーク高の検量線を作成したところ17 mg/mLまで直線を示し,最小二乗法で相関係数0.999以上の高い相関性が認められた.各糖類ごとに直線の勾配は異なっており,グルコースが最も高く,イソマルトテトラオースが最も低くなった.グルコースの勾配に対して各糖類の相対勾配(各糖類の勾配/グルコースの勾配)を求め,変換ファクターとした.イソマルトオリゴ糖工業製品中の各糖類の濃度定量は液クロ分析で得られたピーク高より以下の式に従い算出した:
     (糖類Aの濃度,mg/mL)=(グルコース標準の濃度,mg/mL)×(糖類Aのピーク高)/(糖類Aの変換ファクター)/(グルコース標準のピーク高)
     改良定量法を用いて市販イソマルトオリゴ糖製品を分析した結果,製品100 g(糖固形分75.6 g含有)当たりに標準イソマルトオリゴ糖は42.7 gであった.その構成糖はイソマルトース19.2 g,イソマルトトリオース10.3 gを主成分として,パノース4.9 g,ニゲロース,コージビオース,イソマルトテトラオースが各々2.0,3.5,2.8 gであった.これら標準オリゴ糖の含有量は従来法と比較して高くなったが,これは従来定量法が各オリゴ糖の検量線法を用いて定量できなかったことに起因するものと考えられた.更に改良定量法ではニゲロース,コージビオース,4種類の未知のオリゴ糖の分離も可能となった.4種類の未知オリゴ糖の中で最も多い成分を単離・精製し,1Hおよび13C-NMR解析したところイソマルトトリオシルグルコースであった.
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