近年, コンピュータ技術の飛躍的な発展と世界的なインターネット普及に伴い, e-Learningと呼ばれる教育システムが登場し, 脚光を浴びている。
ところが職業人を対象としたものが多く, 現役学生にとっては, 学習を十分に行える施設が大学にあるのでe-Leamingはさほど重要でないと思われている。
そこで, 現在のe-Leamingを異なる方法で行えば, 現役学生に向けた遠隔教育が普及する可能性も十分にあり得る。本研究ではe-Learning教育手法の推進プロジェクトに基づき生産の経済性分析における補助教材を製作し, 実際にe-Leamingを実施し, 現役学生の視点を把握すると共に改善点を探り, 学生向けのe-Leamingについて検討した。
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