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クエリ検索: "人生時間"
26件中 1-20の結果を表示しています
  • 伊藤 美登里
    社会学評論
    2009年 60 巻 2 号 304-306
    発行日: 2009/09/30
    公開日: 2012/03/01
    ジャーナル フリー
  • 新 睦人, 今津 孝次郎
    ソシオロジ
    2010年 55 巻 1 号 107-114
    発行日: 2010/05/31
    公開日: 2015/05/13
    ジャーナル フリー
  • 浜本 篤史
    環境社会学研究
    2015年 21 巻 5-21
    発行日: 2015/12/25
    公開日: 2018/10/26
    ジャーナル フリー

    本稿では,戦後日本のダム事業にともなう予定地住民および地域社会への負の影響について,経験的事実に基づくモデル化の試みをおこなった。その際,飯島伸子による被害構造論をベースに,局面区分を取り入れて整理した。それらはすなわち,①予定地の局面,②生活再建の局面,③水源地域活性化の局面,④事業見直しの局面,⑤事業中止の局面,という5局面である。これに3つの時代区分を重ねあわせ,ダム事業の社会的影響モデルとして提示した。

    これを通じて,被影響住民に振りかかる問題は,水没補償や生活再建だけに終始するわけではないことを把握できる。予定地となった地域社会では人間関係の亀裂・行政不信,生活設計の問題などが生じるのみならず,1970年代半ば以降は補償交渉が長期化する傾向がある。移転後は地域レベルでの水源地域活性化がしばしば宿命づけられており,さらに事業見直しや中止に至った場合には,混迷化する状況に巻き込まれ,地域再生をめぐる課題とも向きあわなければならない。

    このような長期間にわたる多面的かつ重層的な影響は,ひとたび地域社会が事業予定地として設定されることによってはじまる。そして,これを起点として被影響住民はしばしば数十年間にわたって翻弄され,

    人生時間
    の収奪という犠牲を払うのである。

  • ラインテストを用いた加齢変化と個人差の検討
    *原田 悦子, 本田 海, 劉 文娟, 安久 絵里子
    日本認知心理学会発表論文集
    2023年 2023 巻 P_B04
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/10/18
    会議録・要旨集 フリー
    Carstensenら(1999)の提唱する社会情動的選択理論は,加齢に伴う認知的活動の変化に感情・動機づけ的な基盤を与える新たな視点をもたらし,さまざまな研究の展開に寄与している.しかし主要な要因としての時間的展望の長さについては,異なる年齢群で統一的な測度として計測可能な一般的方法がいまだ明確ではなく,個人差を含めた認知的加齢研究の実践に資することを困難にしている.本研究は,高齢者と大学生を対象とした「趣味・余暇活動に関する質問紙調査」の中でラインテストを実施し,そこで計測された時間的展望の長さについての検討,ならびにその長さと主体的活動としての「今後,新たな趣味・余暇活動を行うことへの意欲」との関係性を検討し,報告する.
  • 増田 公男
    日本教育心理学会総会発表論文集
    2012年 54 巻 PC-114
    発行日: 2012/11/05
    公開日: 2017/03/30
    会議録・要旨集 フリー
  • ―患者との対話から生まれたもの―
    吉津 紀久子
    全人的医療
    2019年 17 巻 1 号 28-35
    発行日: 2019/03/25
    公開日: 2019/05/09
    ジャーナル フリー

    我々は病に対して,最初は少しでも早くその状態から逃れることを目指す.しかしそれが不可能となった場合は,何を思うだろうか.逃れようのない絶望や不安に襲われ,人生の災難として捉えてしまうかもしれない.

    ヴィクトール・E・フランクル(1993)は生きる意味と価値について「生きるとは,問われていること,答えること――自分自身の人生に責任を持つことである.」と説いている.筆者は患者との日々の対話の中で,「なぜ病気にならなければならないのか」という問いそのものの視点が変化するとき,すなわちフランクルのいう実存的転換が生まれる瞬間を患者といっしょに体験している.実存的転換とは,“病と闘う”から“病とともに生きる”という態度変容であり,それは病に新たな意味“苦悩から生みだされる希望”を加える力となってくれる.

  • 篠崎 正美
    家族社会学研究
    1991年 3 巻 3 号 4-7
    発行日: 1991/07/20
    公開日: 2009/08/04
    ジャーナル フリー
  • 土屋 雄一郎
    環境社会学研究
    2015年 21 巻 4
    発行日: 2015/12/25
    公開日: 2018/10/26
    ジャーナル フリー
  • 田中 洋子
    社会政策学会誌
    2004年 11 巻 32-51
    発行日: 2004/03/31
    公開日: 2018/04/01
    ジャーナル フリー
    Since the 1990s, the future of work has been actively discussed in many of the developed countries. Discussions such as those of Jeremy Rifkin, the Roman Club, and Ulrich Beck have pointed out that the global IT economy possesses the possible contradiction of high productivity and high unemployment while simultaneously destroying traditional communities and democracy of citizens. They have proposed a future that would lay more emphasis on non-market social lives such as strong, community-based forces or voluntary circles. In order to revitalize society, the authors have unanimously expressed the need for fundamentally reorganizing the work system itself. In Germany, these proposals are being taken seriously, and trials for the rearrangement of work are beginning. The primary concept in these proposals is the sovereignty of time throughout one's life. Increasing the flexibility of work time has led not only to the flextime system of weekly work but also to the long-term work time account, which includes possible sabbaticals for retraining, child care, nursing, and so on. The intentional expansion of part-time work as a new type of normal labor relationship is thought to constitute a new social contract. It would make it possible for each individual to adjust their occupational and other activities according to their personal circumstances. These trials are, however, facing pressure from the global economy. Despite this, new efforts for rearranging the future of work for the entire world are now in great demand by many institutions, unions, and NGOs, from which there is great potential for learning.
  • ビジュアル・ ナラティヴ「人生のイメージ地図」にみる,前進する,循環する, 居るイメージ
    やまだ ようこ
    質的心理学研究
    2010年 9 巻 1 号 43-65
    発行日: 2010年
    公開日: 2020/07/07
    ジャーナル フリー
    心理学において時間は「前進的時間概念」「計測可能な実体的時間概念」という 2 つの前提に基づいていた。本論では,この 2 つの前提を根底から問い返し,心理学の時間概念を多様化することをめざしている。「前進的時間概念」では,時間は「矢」のように一方向的で不可逆的で前進的な流れとして考えられてきた。それに対して本論では,「人生のイメージ地図」研究から「循環する」「居る」時間イメージを提出した。「循環」イメージは,「かえる(反る・復る・帰る)」時間や逆行する時間を含むが,これはリフレクション,反復とリズム,再生・再起のイメージとつながる。また「居る」イメージは,「とどまる」「待つ」「静観」の価値に注目させる。「実体的時間概念」に対しては,時間イメージをナラティヴ,特に狭義の言語によらない視覚イメージによるビジュアル・ナラティヴによってとらえる立場を明確にし,その理論的位置づけを行った。そのために時間概念を整理して,A系列(人称的時間),B 系列(物量的時間),C 系列(配置的時間),D 系列(生成的時間)に分けた。そしてビジュアル・ナラティヴと C 系列の時間概念の連関を論じた。循環する時間イメージは,21 世紀の自然科学においても共通する重要なイメージになるだろう。
  • 多様な場所と時間をむすぶクロノトポス・モデル
    やまだ ようこ, 山田 千積
    質的心理学研究
    2009年 8 巻 1 号 25-42
    発行日: 2009年
    公開日: 2020/07/07
    ジャーナル フリー
    質的研究の課題は,ローカルで一回的という「現場」の特徴を重視しながら,複数の「現場」に共通する一般化可能な「知」をどのように生成するかにある。本論では,「場所」モデルを基本にして,ナラティヴと多声的対話概念を関連づけた多様なモデル構成によって,その課題に応えようとする。「場所」モデルは,自己や他者を「個人」という独立概念ではなく,「場所」に埋め込まれた文脈依存的概念で考えるところに特徴がある。「ナラティヴ場所」対話モデルは,場所に含まれる人間の相互行為に着目するもので,1)入れ子モデル,2)二者対話モデル,3)三者対話モデル,4)多声対話モデルの 4 種類を提示する。「異場所と異時間」対話モデルは,文化的文脈と歴史的・時間的変化の両方を視野に入れるもので,5)場所間対話モデル,6)人生の年輪モデル,7)クロノトポス・モデルの 3 種類を提示する。これらのモデルは次のような特徴をもつ。理論枠組を単純化することによって,ローカルな現場の多様な現実にあわせて具象化しやすくできる。複数のモデルを使うことで,研究目的に応じて多種のモデルを組み合わせることができる。モデル間を有機的に関係づけることによって,モデルの生成的変形を発展させることができる。
  • 初田 隆
    美術教育学:美術科教育学会誌
    2007年 28 巻 321-333
    発行日: 2007/03/31
    公開日: 2017/06/12
    ジャーナル フリー
    「大人のぬり絵」がブームとなっているが,出版されている塗り絵は,絵柄も多岐にわたっている他,脳の活性化や絵手紙,写佛などとつなかった展開も見せている。しかし一方で,子どものぬり絵は児童の創造性を損なうという理由で美術教育の立場からは批判にさらされてきている。では何故現在,大人のぬり絵が支持されているのだろうか。本稿では,大人のぬり絵ブームについて考察するとともに,子どものぬり絵について改めて検討し,今日におけるぬり絵の意味や意義を明らかにする。そしてそのことによって現代の「美術」および「美術教育」を問い直す視点を得ることを目的とする。考察の観点は以下のとおりである。(1)大人のぬり絵を支える層(2)大人のぬり絵の効果(3)子どものぬり絵についての諸見解(4)子どものぬり絵と創造性(5)ぬり絵概念の拡張(6)日本文化とぬり絵
  • 鈴木 瑞恵
    日本老年療法学会誌
    2023年 2 巻 1-6
    発行日: 2023/02/14
    公開日: 2023/02/16
    ジャーナル フリー

    加齢に伴い,摂食嚥下とコミュニケーションに関わる機能・能力は低下する。摂食嚥下の加齢性変化は「オーラルフレイル」と呼ばれ,健康有害事象との関連が明らかになっている。比較的新しい概念であるが,評価方法,そして予防介入に関する知見が集積されつつあり,今後のさらなる検証が期待される。一方,コミュニケーションについても,加齢に伴って機能および環境が変化し,その変化が高齢者にさまざまな影響を与えることが示されている。コミュニケーションは社会的要素を併せ持っており,加齢に伴う変化が必ずしも病的な低下を表さない可能性がある点に注意が必要である。これら2つの活動は主に言語聴覚士が関わる領域であるが,日常的に誰しもが営む重要な活動であり,職種に関わらず把握し,対象者のリハビリテーションに活かす必要があると考えられる。本稿では,地域在住高齢者の摂食嚥下とコミュニケーションにおける現状を整理し,課題についてまとめた。今後も高齢者の摂食嚥下とコミュニケーションに関する検証を進め,高齢者の健康寿命延伸に向けた一助となることを期待したい。

  • ―患者と心理臨床家による対話の器の中で―
    吉津 紀久子
    全人的医療
    2022年 20 巻 1 号 45-52
    発行日: 2022/03/25
    公開日: 2022/04/14
    ジャーナル フリー

    患者の苦悩を前にした心理臨床家は,どのような意識を持って臨床の場に臨んでいるのだろうか.ヴィクトール・E・フランクルは〝苦悩すること〟を決して否定的に捉えていない.〝苦悩すること〟はより高次な意識に人を導くものであり,個々人が固有の存在価値に向かっていける過程であると位置づけている.本稿では筆者の臨床経験を振り返りながら,フランクルの言葉と重ねつつ,心理臨床家としての意識の態度やそれを実現するための姿勢について論考したい.

    心理臨床家が患者の苦悩と向き合うための重要な出発点は,患者の苦悩は患者のものであることをしっかりと意識して臨むことではないだろうか.本稿では患者の苦悩の問いから始まる対話,そして患者固有の苦悩の意味に至るまでの意識の転回を段階に分けて描写する試みを行った.人間の精神の可能性に絶えず意識の目を向け,固有の価値実現に開かれた対話をめざしていきたい.

  • 佐藤 百合子
    日本テレワーク学会研究発表大会予稿集
    2013年 15 巻 58-63
    発行日: 2013/07/06
    公開日: 2018/06/11
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 森野 正弘
    日本文学
    2016年 65 巻 4 号 68-78
    発行日: 2016/04/10
    公開日: 2021/04/30
    ジャーナル フリー

    『伊勢物語』の惟喬親王章段のうち、83段と85段には、①親王の出家、②正月の隠棲地訪問、③雪の風景、という共通点があり、同じ状況が語られている。物語はなぜ、同じ状況を繰り返すのか。本稿ではこのような問題意識のもとに両段を検討し、「翁」と「童」、「いにしへ」と「むかし」という対照的な表現が用いられている点に着目する。そして、こういった現象をもたらしているのが時間の構造的差異であることを論じ、83段を領導するものとして歴史的時間があり、その時間を相対化するべく、85段において虚構的時間が導入されてくるという時間の構造の交代劇を、章段の展開相のなかに見出した。

  • 樫葉 みつ子, 上山 晋平, 山本 真理, 柳瀬 陽介
    中国地区英語教育学会研究紀要
    2013年 43 巻 61-70
    発行日: 2013/03/29
    公開日: 2017/03/01
    ジャーナル フリー
    This paper examines journal writing by two Japanese teachers of English in order to demonstrate the effectiveness of reflective practice and the principles behind it. It reveals important parameters for effective journal writing such as second-order self-observation/description, revision, mentor, audience, purpose, and use of proper nouns. We argue that understanding these features may make journal writing more principled for effective reflective practice. We also take the issue of language choice and report that despite the catchphrase of "English for communication" English has not yet become a means of communication among English teachers in Japan for their professional development.
  • 寺本 潔
    地理学報告
    2018年 120 巻 1-9
    発行日: 2018年
    公開日: 2022/01/17
    ジャーナル オープンアクセス
  • 文化伝達に対する家庭と幼児教育施設の相互関連の検討
    野津 隆志
    比較教育学研究
    1994年 1994 巻 20 号 117-128,217
    発行日: 1994/07/01
    公開日: 2011/01/27
    ジャーナル フリー
    The purpose of this article is to analyze the relationship between the family and early childhood educational institutions in rural Thailand. After observing various religious rituals, these were examined from a viewpoint of how these rituals relate to cultural transmission.
    Based on field research, I firstly categorised the ritual types according to actual conditions. Secondly, I examined the family's concern about the ritual practices in early childhood educational institutions and compared value systems transmitted through these rituals in both the family and such institution. The results of this research are as follows:
    Rituals in both the family and educational institution appear to have a similar role in the transmission of Thai folk Buddhist beliefs. Children learn cultural behavior patterns through their participation in these rituals as they are performed in both the family and educational institutions.
    However, ritual in early childhood educational institutions have an ideological role to transmit the national culture and moral values, different from the role of the family's rituals.The former rituals seem to foster respect for the monarchy and nationally authorized Buddhism in particular. On the other hand, a family's rituals may be concerned with the value of the transmission of traditional folk belief.
  • 山田 道夫
    浮世絵芸術
    2017年 174 巻 41-53
    発行日: 2017年
    公開日: 2021/04/09
    ジャーナル オープンアクセス
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