Through the process of using the MT system to determine changes in states of human fatigue as part of a study of foot-bathing effect, it was found that human fatigue can be quantified. Based on this result, the MT method was used to determine fatigue distance changes from an L108 orthogonal array and find trends in changes in state of fatigue, taking into account a total of 110 factors,including seven factors such as day, time, and age, twenty-four physical factors,seventeen lifestyle factors, and sixty-two factors of the type found on Kampo diagnostic questionnaires. Relationships between the factors and everyday fatigue changes were also studied by diagnosing the factors separately. Many of the fatigue changes related with individual factors can be predicted from experience, but fatigue changes that are not necessarily easy to predict were measured. Fatigue changes due to individual factors, however, were minimal. In terms of distance, the effect of a single factor is only 0.05, equivalent to the effect of climbing or descending an eight-step flight of stairs. It is numerical demonstrated that fatigue arises from complex interactions of many such factors.

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1983年3月から1990年3月までに血液透析患者697名に対して, 超音波断層法 (エコー) によるスクリーニングを施行した結果発見された腎細胞癌12例について, acquired cystic disease of the kidney: ACDK (後天性気嚢胞腎) との関係とエコー所見を検討した. 12例中6例は, 後天性の嚢胞が多発している萎縮腎 (ACDK) で, 他の6例は嚢胞の発生がないかまたは少ない萎縮腎 (萎縮腎) であった. 腎細胞癌のエコー像は, ACDKに合併した場合は特徴的所見を呈しており, 萎縮腎に合併した場合に比較して違いが認められた. また, ACDKに合併した腎細胞癌は, 多発性・両側性である可能性が示唆された. 腎細胞癌の検出・診断は, 萎縮腎に合併した場合は比較的容易であったのに対して, ACDKに合併した場合は血腫との鑑別困難例が多く, CT・血管造影を施行しても確診が得られない場合には経過観察が必要であり, そのための手段としても, エコー法は有用であった.
今回, 血液透析患者の腎細胞癌の検出率は, 1.72% (12/697) であったが, 中でも, ACDK群における発生率が7.89% (6/76) と有意 (p<0.05) に高かった. そのため, 定期的なスクリーニングに際しては, 特に, ACDK群の患者を, 腎細胞癌のhigh risk groupとして認識しておくことが重要である.

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我々は, 1984年4月から1992年1月までに長期透析患者1,352名において発生した27例の腎細胞癌 (RCC) を経験した. その発見率は約50人に1人 (2.0%) でcontrol群と比較すると約29倍の高率であった. この27例のRCCおよびcontrol群のRCCに対し臨床・病理学的検討を加えるとともに, 対象とした261例の透析患者をHD群とCAPD群, ACDK群と非ACDK群に分類し平均年齢, 透析期間, 原疾患等の比較検討を行った. Control群に選定した当院の検診受診者29,657名より発生した21例のRCCは全例単発であり, 組織学的細胞型が全て単一で, 摘出腎に認められた嚢胞は, その上皮が単層で, 増殖・癒合傾向を示さなかった. これに対し長期透析群より発生したRCC例では, 癌が両側・多発性に発生し, 複数の組織学的細胞型が混在する傾向を示した. さらに, 摘出腎に嚢胞が多数認められ, 嚢胞上皮は重層化し, 異形成や過形成性変化を92%の症例で認めた. これらの変化は前癌状態である可能性が示唆された.
またACDKを “超音波検査法にて一側腎に2個以上の嚢胞を認めるとき” と定義したところHD例の60.9%, CAPD例の50.7%にACDKを合併し, 透析導入前の患者においても約7.8%にACDKを認めた. ACDKは男性で若年者, 透析期間が長く, 慢性糸球体腎炎および腎硬化症を原疾患にもつ群より高率に発生し, 糖尿病性腎症の群からの発生は有意に低かった. 本検討より長期透析患者に発生したRCCおよび摘出腎に認められた嚢胞上皮は特徴的な病理組織学的所見を呈し, また, ACDKは透析の方法によらずに発生し, さらに, 透析前の患者にも出現することから, 嚢胞発生には慢性腎不全がいかなる状態で存続していたかが重要である可能性が示唆された. 我々は, 長期透析患者の腎に嚢胞が一つでも確認されれば, これを癌発生の危険因子と捉え厳重に経過観察していく必要があると考えている.

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Research using the MT method to study foot-bath effect has shown Kampo bath salts to be highly effective. They are, however, expensive because of their use of herbal medicines. In this study, the herbal composition ratio was varied and it was found that there exists a composition ratio with lower cost but greater effect. States thought from everyday experience to represent conditions of low fatigue were taken as the unit space, and states distanced in the MT system by intentionally adding fatigue were taken as the signal space. The study covered physical condition, lifestyle, and Kampo questionnaire data. The effect of bath salts was optimized from the degree to which foot baths reduced the distance of the signal space, by studying the sensitivity β and the S/N ratio of the reciprocal of the error variance. Enlarging on these results, it appears possible to use the MT system to evaluate drug effect and find appropriate prices.

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Piromidic acid (capsule) was used for the treatment of 25 cases of infantile dysentery mainly caused by Shigella sonnei at a dose of about 50 mg/kg/day for about 5 days. Dysentery bacilli disappeared rather slowly in feces and in some cases reappeared following cessation of drug administration.
If the latter cases were regarded as ineffective, the rate of effectiveness was 28%.
No side effects were detected at all.

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1985年4月から1992年9月までの7年6ヵ月において, 当院での血液透析症例1,556人に, 腹部超音波検査 (US) を行い, 腎癌を36人 (41腎癌) 診断し, 手術で組織学的に確認した. 血液透析症例の腎癌の検出率は2.3% (43人に1人の割合) で, 健常人発生の腎癌 (当院健診センターで延27,933人のUS検査のうち22人の腎癌, 0.079%) の29倍高頻度発生であった. 36人の内訳は, 萎縮腎発生15人, ACDK (acquired cystic disease of the kidney) 発生18人, 腎移植後の固有腎発生3人で, ACDKの8人が1側腎多発, 5人が両側腎多発であった. 腎癌の診断率はUS 100%, CT 68%, 血管造影55%で血液透析症例における腎癌の診断にはUSが最も優れた検査法であった.

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これまで乳房超音波診断はガイドラインを基に，その精度管理が実施されてきた。近年，乳房超音波診断装置のためのファントムが製品化され，統一的な精度管理への機運が高まっている。本研究では，ファントムのターゲット解析ツールの説明と各ターゲットを対象とした評価結果に関して報告する。【方法】ターゲット解析ツールはMicrosoft C#により開発をした。入力画像は，DICOMおよびBITMAPに対応している。ファントム画像は，動画で撮像しframeごとに分割して評価をした。Massターゲット辺縁や後方陰影の影響を避けるため，初期輪郭より80%の領域において上側半分を測定領域とした。これらの領域より10段階のMassターゲットを抽出し，各ターゲットの平均画素値を測定した。【結果と考察】50個のファントムを用いて評価を行い，良好な結果を得ることができた。本手法により，乳房超音波装置のための客観的な精度管理の可能性を示すことができた。

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1983年3月から1988年12月までに, 血液透析患者610名に対して腹部超音波検査を行い, 発見された腎細胞癌についてACDK (acquired cystic disease of the kidney) との関係や一般人の小腎細胞癌との比較などを検討した. 腎細胞癌は7例 (1.15%) で, 発見率は一般人と比較して約19倍と高率であった. 全例, 摘出最大腫瘍径は3.7cm以下の小腎細胞癌であり, Robson分類でstage Iの早期癌であった. 超音波所見については, 7例とも, 腫瘍の境界がclearな内部エコーを有するmassとして検出され, 嚢胞・血管筋脂肪腫・血腫との鑑別は容易であった. 7例の腎細胞癌の超音波所見, stage, 発育様式, 組織学的分類については, 一般人の小腎細胞癌と比較して特に差異はなかった. 7例中ACDKを伴っていたのは6例, ACDKを伴っていなかったのは1例であった. 嚢胞内腫瘍の発生があること, また, ACDKの発生率が高いCGNに腎細胞癌を合併していたことより, 透析患者に腎細胞癌が多い要因の1つとしてACDKの合併が考えられた. 超音波検査法は, 腎細胞癌のクスリーニング法として最も適しており, 早期発見のためには年1回以上定期的に繰り返すことが必要であると考えられた.

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医療法人宏人会で血液透析中の慢性腎不全患者631例を対象に高解像度の探触子を用いて甲状腺の超音波検査を施行し, 213例 (33.8%) に嚢胞, 168例 (26.6%) に腫瘍を, さらに石灰化45例 (7.1%), 慢性甲状腺炎15例 (2.4%), 単純性甲状腺腫3例 (0.5%) 等の所見が得られた. 全体の有所見率は53.1%であり, 人間ドック等における健常人の報告 (13.5-22.3%) に比し有意に高率であった. 超音波所見上悪性が否定できず, 穿刺吸引細胞診を施行した77例中6例はclass III 以上の成績であり, うち4例と, 画像上強く悪性が疑われた3例の計7例で甲状腺全摘術が施行された. 組織診断は乳頭癌6例, 濾胞癌1例であった. 甲状腺癌の有病率 (9例, 1.4%) も健常者の報告 (0.04-0.5%) と比べ, 有意に高率であった. 以上の結果より, 血液透析患者では高率に甲状腺の病変が存在すること, さらに無症候性の甲状腺癌も認められたことから, 超音波検査は有用であると考えられた.

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1984年7月から1989年3月までの4年8ヵ月間に当院で手術された腎細胞癌は67人であった. この67人中摘出最大腫瘍径4cm以下の腎細胞癌 (便宜上今回小腎細胞癌とする) の31人について検討した. 小腎細胞癌の全腎細胞癌に対する割合は, 前期 (1984年7月～1987年7月) の3年1ヵ月では14人 (36%), 後期 (1987年8月～1989年3月) では17人 (61%) と小腎細胞癌が半数以上を占め, 且つエコースクリーニングでの診断例が31人中25人 (80%) であった. 腫瘍の局在性は24人 (77%) で腎辺縁より突出し, 腎実質内は7人 (23%) であって, 小腎細胞癌の77%で腎輪郭の変形を伴っていた. 腎細胞癌の早期診断にはエコースクリーニング法が最も有効だと考えられた.

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最近検診や他疾患精査中に偶然発見される腎癌が増加しており, これらは小さく, low stage で予後が良いものと期待されている. 腎癌の早期発見においては超音波検査が最も有効である事は確かであるが, どの程度の間隔で施行すれば, 合理的で効率的であるかと言う事に関しては明確でない. そこで腎癌の生長速度を調べる事により, 適切な検診間隔を検討した. 6例の患者について, 無治療期間における腎癌の腫瘍容積倍増時間 (doubling time) を算出すると, 372～579 (468±84.6) 日であり, slow growth であった. これを基に考えると, 理論上3年に1回の超音波検査を行えば直径1.5cm～3cmの間で腎癌を捉える事ができると考えられた. また, 検診の開始年齢としては40歳が妥当であると思われた.

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