経営者の欲する情報は,対象分野を限定できない。その内容,表現法,品質,メディアについて多岐にわたる。彼に役立つ情報は,むしろ,その提供方法にある。経営者に役立つ情報は,対面型情報サービスの形態をとるものである。その特徴は個別サービスであり,サービスの要点は情報の選択·要約·分析にある。ここでは,外部情報,人脈情報が重要な役割を果たす。このような情報サービスを行う要員には,すぐれた資質が要求される。このような資質は得難いものであり,したがってシンクタンクという代行業者が必要となる。
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