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クエリ検索: "和歌山県歯科医師会"
12件中 1-12の結果を表示しています
  • 禁煙科学
    2023年 Vol.17 巻 13 号 1-50
    発行日: 2023年
    公開日: 2024/02/29
    ジャーナル オープンアクセス
  • 前田 秀夫, 八木 稔, 平川 敬, 佐久間 汐子, 野上 成樹
    口腔衛生学会雑誌
    2000年 50 巻 1 号 63-68
    発行日: 2000/01/30
    公開日: 2017/12/08
    ジャーナル フリー
    全国的に齲蝕が低減する状況において,なおも学校ベーズのフッ化物洗口プログラム(F洗口)が有効か否か検討するために,F洗口を含む学校歯科保健プログラムの評価を行った。1994年12月,和歌山県の非フッ素地域において中学生を対象に,齲蝕の診査を行い,また,歯垢,歯石,および歯肉炎についても診査した。F洗口に6年間継続して参加した児童をF群(211名),1年未満しか参加しなかった児童(144名)をR群としたとき,F群(有病率;50.7%,平均DMFT=1.56)のほうがR群(有病率;74.3%,平均DMFT=3.13)よりも齲蝕有病状況が良好であり,統計学的にも有意であった。単変量解析においては「歯垢付着あり」のほうが「歯垢付着なし」よりも有意に齲蝕有病率が高かったが,多重ロジスティック回帰分析においては「歯垢付着のあり/なし」は,,齲蝕の有無に有意な影響を与えておらず,一方,群間(F群/R群)および学年間には齲蝕の有無に有意な差がみられた。F群とR群における「歯垢の付着」,「歯石の沈着」および「歯肉炎発症の有無」を比較したところ,いずれもF群のほうがR群より良好であり,「歯垢の付着」については統計学的に有意な差がみられた。学童の齲蝕有病状況が良好な地域や齲蝕が漸減する時期においても,非フッ素地域においては,学校ベースのF洗口プログラムが齲蝕有病状況を改善させることが示された。
  • (混乱の中での歯科医療活動の記録)
    中里 迪彦
    岩手医科大学歯学雑誌
    2017年 42 巻 Supplement 号 41-51
    発行日: 2017/12/05
    公開日: 2018/06/11
    ジャーナル フリー
  • ~コンジョイント分析を用いた解析~
    牟田 広実, 後藤 励, 高橋 裕子
    禁煙科学
    2012年 vol.6 巻 06 号 1-9
    発行日: 2012年
    公開日: 2021/09/29
    ジャーナル オープンアクセス
    要 旨
    背景:本研究の目的は、禁煙治療の自己負担額と禁煙意思の関係について検討すること。
    方法:対象は、福岡県A町に在住する20歳以上80歳未満の住民。一次調査として、性別、年代を層別無作為化した5,000人に対して、郵送法にて喫煙状況および二次調査への協力意思を調査した。二次調査では、回答者の背景とともに、タバコの価格、禁煙治療の自己負担額、費用助成の方法を、ある値や方法と仮定して複数提示し、それぞれについて禁煙してみようと思うかを尋ねる質問(コンジョイント分析)を行った。
    結果:一次調査には1,082人(22%)より回答があり、そのうち現在喫煙者で二次調査の協力意思があった103人に対し、二次調査票を送付。71人(二次調査票送付数の69%)より回答を得た。回答者の平均年齢は53歳、男性が82%を占めた。どんな条件でも禁煙するとした回答者の割合はニコチン依存度が中程度であるものが最も少なかった。一方、どんな条件でも禁煙しないとした回答者の割合はニコチン依存度が低いものが最も少なかった。タバコの価格を400円、費用助成を現物給付とした場合に、禁煙治療の自己負担額を20,000円,10,000円,5,000円,無料と軽減させていったところ、禁煙希望率は緩やかに上昇した(32.8%→43.1%→48.3%→53.4%)。一方、タバコの価格を1,000円とした場合には、禁煙治療の自己負担額が20,000円であっても禁煙希望率は59.1%であり、タバコの価格が400円のままで治療費の自己負担額を無料とした時よりも高くなっていた。禁煙の意思決定に対する各属性の重要度全体を100としたとき、タバコの価格は48であるのに対し、禁煙治療費用の総額は39であった。
    結論:禁煙治療に対する費用助成は禁煙意思を高めるものとしての効果は限定的であると考えられた。
  • Yui Okazawa, Daisuke Hinode, Masami Yoshioka, Tokiko Doi, Hiromi Nakae, Yuka Sogawa, Daniel Grenier
    禁煙科学
    2017年 vol.11 巻 06 号 1-9
    発行日: 2017年
    公開日: 2021/06/02
    ジャーナル オープンアクセス
    ABSTRACT
    Objective: The aim of this study was to investigate the influence of smoking on both the oral malodor and oral microbiome in smokers compared with a control group of non-smokers.
    Methods: The study population consisted of 37 patients with complete data for oral malodor, periodontal condition, and oral health behavior. The number of bacteria was determined by real-time PCR analysis.
    Results: Levels of hydrogen sulfide in smokers (n=9) were significantly higher than those from non-smokers (n=28). The mean numbers of total bacteria, Fusobacterium nucleatum and Campylobacter rectus recovered in saliva were significantly higher in smokers. In addition, a multiple linear regression analysis showed that smoking influenced oral microbiome. Bacteria in tongue coatings from 21 patients with no tongue cleaning habit were also investigated. The detection rates of F. nucleatum and C. rectus per total bacteria in smokers were 3.03% and 0.60%, respectively, this correspond to approximately 5 fold the rates detected in nonsmokers. The number of F. nucleatum and C. rectus also showed positive correlation coefficients with all volatile sulfur compounds (VSC) values.
    Conclusions: The results of this study suggest that smoking promotes colonization of periodontopathogenic bacteria in tongue coatings and influences oral malodor by increasing the amount of VSC.
  • 筒井 昭仁, 瀧口 徹, 斎藤 慎一, 田村 卓也, 八木 稔, 安藤 雄一, 岸 洋志, 小林 秀人, 矢野 正敏, 葭原 明弘, 渡辺 雄三, 小林 清吾, 佐久間 汐子, 野上 成樹, 小泉 信雄, 中村 宗達, 渡辺 猛, 堀井 欣一, 境 脩
    口腔衛生学会雑誌
    1994年 44 巻 3 号 329-341
    発行日: 1994/07/30
    公開日: 2010/10/27
    ジャーナル フリー
    著者らは, 日本における飲料水中フッ素濃度とエナメル斑の発現状況の関係を明らかにすることを目的に, 1978年以来, 東北, 関東, 甲信越地方で飲料水中フッ素濃度の測定を継続的に行ってきた。その結果, フッ素濃度の変動が少なかった7つの天然フッ素地域を確認した。水道給水系は26あり, フッ素濃度は0から1.4ppmの範囲に分布していた。フッ素濃度を確認してきた地域に生まれ, 当該の水道水を利用して育った小学5, 6年生1,081名を対象に, 1987年歯牙フッ素症検診を行った。歯牙フッ素症の分類にはDeanの基準を使用した。また, 非フッ素性白斑についてもDean基準の白濁部面積算定基準を準用して分類した。
    確認された歯牙フッ素症はいずれもmild以下の軽度のものであり, very mild以上のフッ素症歯所有者率と飲料水中フッ素濃度との間に有意な正の相関関係 (r=0.485, p<0.05) が認められた。また, 非フッ素性白斑歯所有者率と飲料水中フッ素濃度との間には有意な負の相関関係 (r=-0.429, p<0.05) が認められた。全エナメル斑発現状況と飲料水中フッ素濃度の間には特別な傾向は認められなかった (r=-0.129, ns)。CFIは0.04から0.30であり公衆衛生上問題のない地域と判定された。
    この度の研究結果は, わが国の歯牙フッ素症に関する疫学研究において不足しているとされていたデータ部分を補うものであり, わが国の至適フッ素濃度研究に寄与するものであると考察した。
  • 〜たつの市揖保郡医師会における禁煙への取組〜
    佐野 一成, 植田 孝, 小田 豪, 岸野 吉博, 桑田 博史, 清水 映二, 中村 博文, 二ノ丸 眞也, 藤末 龍, 山本 裕之, 八十川 信正, 田渕 慶彦, 井上 喜通
    禁煙科学
    2013年 vol.7 巻 06 号 1-5
    発行日: 2013年
    公開日: 2021/08/09
    ジャーナル オープンアクセス
    【はじめに】
     喫煙は、喫煙者本人の健康に影響を与えるだけでな く、非喫煙者に対しても、受動喫煙というかたちで大き な影響を及ぼしている。我が国でも健康増進法の成立や たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約(以下、た ばこ規制枠組条約)が発効されるなど、禁煙に対する取 組が始まっているが、成人の喫煙率は高く、学校や医療 機関などの受動喫煙対策は進んでいないのが現状であ る。
     そこで、たつの市揖保郡医師会は禁煙推進のために、 「禁煙プロジェクト2011」として、以下のとおり活動を 実施した。
     まず、医師会会員を対象としたたばこに関する実態調 査および施設におけるたばこ環境、禁煙外来についての 実態調査を実施した。(平成23年3月)実施後、会員に調 査結果を報告し、講演「こんなに楽しい禁煙外来のノウ ハウ」(講師 高橋裕子)を行った。さらに喫煙者(実 態調査において「吸う」と回答した会員)に対して、禁 煙資料(日本医師会、日本循環器学会作成)を配布し、 たつの市揖保郡管内の禁煙外来の案内と禁煙治療薬(ニ コチン及びバレニクリン)の紹介を行った。喫煙経験の ある会員(実態調査において「吸う」および「やめた」 と回答した会員)については1年後に、追跡調査を行っ た。
     また別途、教職員に対して禁煙の講演を行い、中学校1 年生に対して禁煙の教育講演と質問紙調査を行った。以 下に(1)医師会会員を対象としたたばこに関する実態 調査および施設におけるたばこ環境、禁煙外来について の実態調査(1年後の追跡調査を含む)および(2)中学 校1年生に対して禁煙の質問紙調査の結果について報告す る。
  • 菖蒲 宏子, 米原 久惠, 杉原 登司夫, 春木 宥子
    禁煙科学
    2015年 vol.9 巻 05 号 7-10
    発行日: 2015年
    公開日: 2021/06/12
    ジャーナル オープンアクセス
     当院は医療機関であるが、人間ドックや健康診断も 行っており予防医療に携わっている。また、多くの産業 医が在籍しており、産業保健活動も行っている。
     近年、事業場での喫煙対策が重要視されるようになっ てきた。喫煙によって「うつ」の発症リスクが2.25倍1)に 上がるとの報告や、受動喫煙を受けている人は自らの人 生の終わりについて考える割合が非喫煙者より82%高い2) という結果が報告されている。
     そこで今回、当院の産業医が担当している事業場のう ち2社についてメンタル状況を調査し、喫煙率との関係を 比較検討したので報告する。
  • 入谷 智子, 高橋 裕子
    禁煙科学
    2015年 vol.9 巻 05 号 1-6
    発行日: 2015年
    公開日: 2021/06/12
    ジャーナル オープンアクセス
    要 旨
    背景・目的:わが国における肝疾患の死亡順位は9位である。喫煙習慣はが、肝疾患のリスクであるが、禁煙者の肝機能 検査の経年変化は明らかにされていない。
    方法:職域男性の定期健康診断の結果を用いて、禁煙後10年間の経年的な肝機能(AST、ALT、γGTP)の変化を調査し た。
    結果:禁煙群のAST、ALTのベースラインと比較し、1年目から10年目まで低値を示したが、有意な差はみられなかった。 禁煙群のγGTPは、ベースラインと比較し1年目から10年目まで1.0~6.0 mg/dlと高値を示したが、有意な差はみられな かった。一方喫煙群のASTは、2年目から10年目まで増加し、有意な差がみられた。ALTは、ベースラインに比較し1年目 から3年目まで低値を示したが、ベースラインと比較し4年目、5年目、6年目に有意な増加を示した。γGTPは1年目 から10年目のどの年もベースラインと比較し有意な差がみられた。
    結論:禁煙群のASTとALTは禁煙後早期に改善し、さらにそれが長期に維持される傾向にあり、禁煙は肝機能の改善に寄与 することが示唆された。一方喫煙群のASTは2年目から10年目に、ALTは4、5、8年目に、γGTPは1年目から10年目に 悪化傾向を示した。タバコの有害物質を解毒する肝臓の負担は大きいと考えられ、肝臓の保護のためにも禁煙が重要であ ることが伺えた。
  • 入谷 智子, 高橋 裕子
    禁煙科学
    2014年 vol.8 巻 06 号 1-6
    発行日: 2014年
    公開日: 2021/07/23
    ジャーナル オープンアクセス
    要 旨
    背景・目的:米国の禁煙後の長期的な体重変化の先行研究では、禁煙10年後に男性は4.4kg増加し、女性は5.0kg増加した と報告されている。日本の先行研究では、禁煙後5年以降の体重変化についての研究は少ないが、欧米研究の結果が、そ のまま日本人に当てはまるかどうかほとんど研究されていない。そこで日本人男性において長期的な体重変動を検証する 目的で、禁煙者と喫煙者について10年間のBMIの経年的な変化を検討した。
    方法:男性勤労者の定期健康診断の結果を利用し、禁煙群と喫煙群の10年間のBMIの変化を経年的に抽出して比較検討し た。
    結果:禁煙群のBMIの平均値はベーススライン年度(22.16±3.01 kg/㎡)と比較し、禁煙後1年目から6年目まで増加し続 け、禁煙後6年目には、他の年と比べ最も高値を示した(22.84±3.30 kg/㎡)が、禁煙後7年目(22.65±3.33 kg/㎡)以 降はゆるやかに減少した。一方喫煙群ではBMIは5年目以降徐々に増加し、9年目には最も高値となってベースライン年度 との間に有意な差が認められた(23.78±3.17 kg/㎡)。ベースライン年度に比べてBMIが減少していたのは、禁煙群では 5年目が7名 (23.3%)、10年目が14名(43.1%)であった。喫煙群では、5年目が31名、10年目32名と1名の増加にとど まった。
    結論:禁煙後の体重増加は長期に及ばないことが示された。一方喫煙群のBMIは5年目以降増加傾向にあり、喫煙習慣が適 正体重の維持に有用と言えないことが示唆された。
  • 牟田 広実, 野田 隆, 伊藤 裕子, 三浦 秀史, 高橋 裕子
    禁煙科学
    2016年 vol.10 巻 06 号 1-6
    発行日: 2016年
    公開日: 2021/06/12
    ジャーナル オープンアクセス
    要 旨
    背景:筆者らは、2007年からミニレクチャーと模擬患者参加型実習で構成された禁煙支援者のためのワークショップ (WS)を開催している。模擬患者参加型実習では、模擬患者を相手にシナリオに沿った形で禁煙支援を体験する。模擬患 者は、当初は禁煙支援に精通した医療者が演じていたが、現在はインターネット禁煙マラソンを使って禁煙し、禁煙後は インターネット禁煙マラソン上でボランティアとして継続的に禁煙支援をおこなっている非医療者が演じている。本調査 は、模擬患者を医療者が演じたWS(以下、医療者WS)と非医療者が演じたWS(以下、非医療者WS)のWS全体に対する参加 者の評価を比較することを目的とした。
    方法:本調査は、日本外来小児科学会WS委員会が実施した匿名での参加者アンケートの結果を利用した。対象は、アン ケート結果を入手できた日本外来小児科学会年次集会の参加者(医療者WSは第19・20回、非医療者は第21・23回)であ る。アンケート項目の中から、WS参加の積極性、WSの達成度、WSの雰囲気、WSを楽しめたか、WSの満足度、参加して意識 (行動)変化があったかどうかの6項目について、医療者WSと非医療者WSの評価を比較した。
    結果:参加者数は、医療者WS 35名、非医療者WS 34名であった。参加者の職種、成人・未成年への禁煙支援の経験、喫煙 の害に関する知識レベルについて、両WS間に有意な差はみられなかった。比較した項目のうち、WSの雰囲気(医療者WS 4.54±0.74 vs. 非医療者WS 4.85±0.36, p=0.03, 以下同様)、WSの満足度(4.57±0.61 vs. 4.85±0.36, p=0.02)の2 項目では非医療者WSの評価が有意に高く、WSを楽しめたか(4.65±0.54 vs. 4.85±0.36, p=0.08)の項目も評価が高い 傾向がみられた。その他の項目であるWS参加の積極性、WSの達成度、参加して意識(行動)変化があったかどうかについ ては有意な差はみられなかった。
    結語:禁煙を経験した非医療者が模擬患者を演じる禁煙支援者のためのWSは、医療者が演じるWSよりも雰囲気がよく、満 足度も高くなっていた。今後も積極的に継続していきたい。
  • 小児歯科学雑誌
    1994年 32 巻 1 号 193-248
    発行日: 1994/03/25
    公開日: 2013/01/18
    ジャーナル フリー
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