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12,364件中 1-20の結果を表示しています
  • 和田町商店街での12年間の活動に着目して
    岸本 しおり, 野原 卓, 高見沢 実
    都市計画報告集
    2014年 13 巻 1 号 36-39
    発行日: 2014/06/10
    公開日: 2022/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー

    本研究では、和田町

    商店街
    を対象として、
    商店街
    店主、地域住民へのアンケートを行い、過去の調査結果と比較することにより、和田町
    商店街
    の構造変化を捉えると共に、交流拠点として身近な
    商店街
    になることで活性化を目指した
    商店街
    がどのように変化したかを明らかにすることを目的としている。調査の結果、様々な活動を経た現在も、和田町
    商店街
    の景気は不調であること、その一方で、これからの和田町
    商店街
    を背負っていく若い世代が増えていること、また、「和田町いきいきプロジェクト」を契機に始まったべっぴんマーケットなどの活動は、現在も継続しており、
    商店街
    と地域を繋ぐ存在になっていることがわかった。「和田町タウンマネジメント協議会」とともに、
    商店街
    がこれらを有効に活用することで将来が期待できる。

  • *杉野 隆, 中根 雅夫
    経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
    2010年 2010f 巻 B1-2
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/11/15
    会議録・要旨集 フリー
    本研究は,
    商店街
    を地域のコミュニティにおける経済的機能および社会的機能の中核と捉え,i)地域のつながりと
    商店街
    の活性化,ii)地域のつながりとICT化の関係について,東京の4つの
    商店街
    を対象に実証分析したものである。具体的には,地域のつながりを地域のソーシャルキャピタル(SC)と関連付け,SCを向上させる方策としてICTの適用可能性を検証した。その結果,SC指標が高いと
    商店街
    の社会的機能が充実することが認められた。ICTの適用は,「都会型」(Bridging型)
    商店街
    のほうが「地縁型」(Bonding型)
    商店街
    よりも積極的なことも認められた。今後,調査対象地域と拡大し,さらに検証を進める予定である。
  • *新井 智久, 妹尾 大
    経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
    2024年 202311 巻 PR0097
    発行日: 2024/01/31
    公開日: 2024/01/31
    会議録・要旨集 フリー

    東京都の砂町銀座

    商店街
    は活気に溢れている。しかし、来街者、経営者の高齢化が進み、ハード面で現状の形を維持することが困難である。
    商店街
    をその固有の価値を残しながら将来に渡って受け継ぐ際、
    商店街
    の「誇り」をデザインに組み込むことが重要だとされているものの、その特定方法は明らかではない。本研究では、砂町銀座
    商店街
    を取り上げ、「誇り」の特定プロセスについて考察することを目的とする。来街者などへのインタビューを通じ、
    商店街
    を存続させるための知見を提供する。

  • 米田 清紀
    マーケティングジャーナル
    1986年 6 巻 1 号 11-20
    発行日: 1986/06/25
    公開日: 2024/03/30
    ジャーナル フリー
  • 川崎市商店街を対象として
    杵淵 和也, 竹村 卓也, 室田 昌子
    都市計画報告集
    2016年 14 巻 4 号 266-269
    発行日: 2016/03/04
    公開日: 2022/06/08
    研究報告書・技術報告書 フリー

    商店街
    が実施しているか、どの程度関心があるかを把握した。本研究は、多様な
    商店街
    組織が環境配慮型活動に取り組めるようにするために、
    商店街
    が行う販促活動等を含めて、これらの既存の活動を環境配慮として評価することにより、
    商店街
    が無理なく目標を持って環境配慮型の活動を実施することを検討した。川崎市内全
    商店街
    を対象にアンケート調査を行い、組織タイプ別の活動内容や進め方を明らかにすることを目的とする。大形駅近接タイプ、中型駅近接、中型駅非近接などで環境配慮型活動の実態を明らかにした。

  • 「よかもん商店街」による活動の現状と経過(その1)
    服部 忠, 加藤 浩司
    都市計画報告集
    2016年 15 巻 3 号 176-179
    発行日: 2016/12/07
    公開日: 2022/06/08
    研究報告書・技術報告書 フリー

    本報では、福岡県大牟田市で出張

    商店街
    を行っている「よかもん
    商店街
    」の取り組みとその過程について報告することを目的としている。この研究の長期的な目的は、地方都市で取り組みがみられる「出張
    商店街
    」の有効性や課題を明らかにすることである。<br> 本報の結果、よかもん
    商店街
    が自助努力で事業や運営が徐々に発展してきたことがわかった。

  • 安倉 良二
    経済地理学年報
    2007年 53 巻 2 号 173-197
    発行日: 2007/06/30
    公開日: 2017/05/19
    ジャーナル フリー
    本研究は,地方中小都市における中心
    商店街
    の再生について,愛媛県今治市の仲間型組織である「今治
    商店街
    おかみさん会」(以下,今治おかみさん会)を事例に選び,その設立背景となる商業環境の変化と活動実態の分析から考察を進めた.高度経済成長期に工業の好況を背景に隆盛を極めた今治市の中心
    商店街
    は,1990年代後半以降,大店法の運用緩和に伴う郊外地域での大規模な商業集積の形成としまなみ海道開通の影響を受け,その衰退が決定的となった.今治商工会議所,今治市役所,今治
    商店街
    協同組合は大規模な再開発構想や空店舗対策など,様々な再生策を打ち立てたが,その多くは不調に終わり,中心
    商店街
    の再生は行き詰まりをみせていた.このような状況からの打開策として,松山市で女性による
    商店街
    のまちづくりに関する実践を知った今治市役所商工労政課の提案を受けて2000年11月に設立されたのが今治おかみさん会である.今治おかみさん会は,既存の
    商店街
    組織である今治
    商店街
    協同組合とは独立しており,話題性の高い共同事業を独自で継続的に展開することで中心
    商店街
    の再生に寄与する組織のひとつとなっている.しかし,行政からの補助金削減と会員店舗の減少により,今治おかみさん会の運営は厳しい状況にある.今治市の事例からは,商業活動の衰退が進む地方中小都市の中心
    商店街
    では,規模の縮小を前提に,既存の枠にとらわれない仲間型組織が再生の一翼を担う可能性をもつことが明らかになった.
  • ―コミュニケーションを中心として―
    吉元 涼介, 芳鐘 冬樹, 鈴木 崇史
    情報メディア研究
    2016年 15 巻 1 号 1-13
    発行日: 2016/07/01
    公開日: 2016/07/01
    ジャーナル フリー
    本研究は,利用者のコミュニケーションの状況や立ち寄る店舗の業種業態に着目して,
    商店街
    とショッピングモールの特徴を明らかにした.大宮駅東口方面の
    商店街
    ,岩槻駅周辺の
    商店街
    ,イオンモール浦和美園,それぞれにおいて利用者への質問紙調査を行った.質問紙調査の結果をもとに,ランダムフォレストによる回答者の分類実験を行ったところ,地区による差異が大きい項目は,利用者の属性,立ち寄り場所,同伴者,コミュニケーションの相手と内容などであることがわかった.特に,同伴者の有無・種別,すなわち,来訪時の集団形成に大きな違いがあることが示唆された.
    商店街
    の中でも,繁華街にある
    商店街
    (大宮)は,ランダムフォレストによる分類が難しく,地方の
    商店街
    (岩槻)と共通する特徴(同伴者の傾向)を持つ一方,ショッピングモール(浦和美園)と共通する特徴(コミュニケーションの傾向)も持つことがわかった.
  • 内藤 亮
    新地理
    2021年 69 巻 3 号 17-35
    発行日: 2021年
    公開日: 2022/04/17
    ジャーナル フリー
        “Machizemi” is an event that uses the extensive professional knowledge of clerks. It enhances the promotion of purchase and appeal of shops on shopping streets. This event is characterized by free seminars which are held by clerks for customers on their professional knowledge and product technology. Small shops can conduct this event, because seminars can be held at the clerks’ shops and the costs of creating flyers and advertisement are low. Further, Machizemi can be carried out without relying on subsidies from local governments, and the participation in Machizemi is left to clerks’ motivation. Therefore, it has the potential to revitalize shopping streets. The existing research on Machizemi focuses on activities in individual areas. No research on the features and issues of Machizemi on nationwide exists. First, this article grasps the nationwide trends and reality of Machizemi as a revitalization event for shopping streets in local cities. Second, it analyzes regional differences and features. Finally, it reveals the issues and possibilities of Machizemi. Questionnaire survey results indicate that many areas are using subsidies, and any areas cannot continue Machizemi. To enhance its effect and success, responsible organizations must consider the deviation of categories of participating shops. Responsible organizations must ask clerks belonging to the categories which have shown no participation, as well as print flyers that raise the appeal of newly participating shops. To inform residents about Machizemi, it is important to place flyers in newspapers, as well as to post flyers to houses directly. Through cooperation with schools, students and parents are enabled to become new customers. Responsible organizations fully understand the features of Machizemi, and leaders exist in the areas benefiting from its positive effects. Although there are no issues with cost, the lack of motivation of clerks and existing leaders cannot sustain Machizemi. Its management should be properly inherited by associations of Machizemi or executive committees from local chambers of commerce and industry. The issue is that motivated clerks manage Machizemi to be self-sustaining. Without properly overtaking the management of Machizemi, sometimes its effect is inferior to that of the management by the local chambers of commerce and industry. Although Machizemi is independent from the local chambers of commerce and industry regarding the costs, it is necessary to train leaders and enhance clerks’ motivation. From the perspective of the revitalization of shopping streets, fewer areas have increased sales, new customers, and regular customers. Conversely, Machizemi contributes to the recognition of shops in many areas. Responsible organizations must consider ideas for improving future sales. Every area should understand the original features of Machizemi. The effect of Machizemi varies based on the level of clerks’ motivation. Using the original features of Machizemi contributes to the practice and future revitalization of shopping streets.
  • 井倉 雅子, 西村 一朗
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2002年 54 巻
    発行日: 2002/06/01
    公開日: 2003/07/29
    会議録・要旨集 フリー
    西新道錦会
    商店街
    が生活支援サービスの一貫として行っている配食サービスの利用者を対象に配食サービスを含む
    商店街
    の利用状況、配食サービス利用後の変化、要望から今後の課題を検討した。結果、
    商店街
    の利用内容は配食サービス以外にも、ほぼ毎日商品購入をしている割合が高く日常生活における
    商店街
    の利用度は高いといえる。配食サービスに関しては習慣的に利用している割合が高く、利用形態によって利用者属性に特徴がみられる。また、配食サービスを利用したことにより、ご近所や
    商店街
    での顔見知りが増えたという変化が伺えたことからご近所付き合いのきっかけにつながると考えられる。今後の要望としては生活支援サービス以外にも、催しや販売会といった要望が伺えた。
  • 兵庫県伊丹市「商店街学校」の事例
    畑井 克彦
    集団力学
    2014年 31 巻 176-194
    発行日: 2014/12/28
    公開日: 2014/03/10
    ジャーナル フリー
     筆者(高校教諭)は、2003 年から約10 年間、兵庫県伊丹市で、地元
    商店街
    の地域住民と高校が連携して、高校生を教育する試みを行ってきた。具体的には、高校生に
    商店街
    の店舗で活動する機会を与え、「社会人デビュー」をしてもらう活動、すなわち、「
    商店街
    学校」の試みである。この活動を通じて、高校生をも含む住民の絆も紡がれていく。本論文の前半では、「
    商店街
    学校」が着想されて以来、現在までの経緯を紹介する。

     「
    商店街
    学校」は、教室で教科書に沿って行われる教育とは大きく異なっている。お定まりの筋書などない。教師と生徒が、
    商店街
    を舞台に、筋書を書きながら演じるドラマと言ってもよい。そのドラマの中で、高校生は、主体的に「自ら筋書を書き、演じること」の苦労と喜びを味わい、人間として成長していく。しかし、あくまでも高校教育の一環である限り、「筋書のないドラマ」を生徒とともに演じていくことは、教師にとって大きな挑戦でもある。本論文の後半では、「
    商店街
    学校」のハイライトでもある「ハロウィンパーティ」に注目し、その準備段階での生徒の動向と、それに伴う教師の迷いと判断を時系列的に述べる。

     「地域が子どもを育てる」とは言うものの、その実例は少ない。本論文は、その貴重な実例を、内部者の苦労をも含めて発信するものである。
  • 吉田 全宏, 八木 寛之
    日本観光学会誌
    2017年 58 巻 39-45
    発行日: 2017/12/31
    公開日: 2022/04/05
    ジャーナル オープンアクセス
    本稿では、エスニック
    商店街における商店街
    活性化の課題について、新しく
    商店街
    に出店したニューカマー商 店主の
    商店街
    組織への参加という観点から考察する。調査対象地である大阪市生野区「生野コリアタウン」では、 韓流ブームの影響もあり、とくに2000 年代以降多くの観光客が訪れるようになった。しかし、近年多数出店した 「韓流ショップ」などを運営するニューカマー商店主たちの多くは、自身の商売には熱心だが
    商店街
    活動に対して 活発ではなく、生野コリアタウンという場所の価値を消費する存在として映る。本稿の調査からは、彼らのなか に
    商店街
    活動に参加意欲のある者も存在しており、その意欲の源泉は
    商店街
    内でのインフォーマルな関係にある ことが明らかになった。また、
    商店街
    活動への参加の可否は、商店自身が家族経営であることが大きく関係して おり、特に開業年数の短い商店主にとってそのハードルが高いことも明らかになった。したがって、旧来型の商 店街組織とは異なる新たな枠組みでの関係の構築が求められる。
  • 「よかもん商店街」による出張商店街の空間特性と利用実態
    服部 忠, 加藤 浩司
    都市計画報告集
    2017年 15 巻 4 号 289-292
    発行日: 2017/03/08
    公開日: 2022/06/08
    研究報告書・技術報告書 フリー

    本論の目的は、出張

    商店街
    の空間特性と利用実態について明らかにすることである。その結果、出張
    商店街
    の空間特性については、利用者が使いやすいような買い物環境が、参加店舗によってつくられている。利用実態については、商品を購入しに来る利用者だけでなく、現物の商品を見て選ぶ、店舗スタッフと会話を行う、昔のまちの事を思い出す等、利用者は様々な行動をおこなっている利用実態が判明した。

  • 「アメ横」商店街の事例研究
    畢 滔滔
    流通研究
    2002年 5 巻 1 号 1-26
    発行日: 2002年
    公開日: 2011/05/20
    ジャーナル フリー
    本論文では, 広域型
    商店街
    に立地する大型店舗は
    商店街
    全体の集客力にどのような影響を与えるか, また,
    商店街
    内部の大型店舗と中小小売商の共存共栄の関係はいかにして形成されるか, という問題を, 東京都台東区の「アメ横」
    商店街
    の事例研究を通じて明らかにした.
    広域型
    商店街
    内には, 買回り品を中心的に取扱う大型店舗が立地するため, これらの大型店舗はより広い地域の消費者を引き付けることができる.しかし, 大型店舗に引き付けられる顧客は,
    商店街
    の中小小売商の店舗までにも商品を探しに行く保証がなく, 広域型
    商店街
    において大型店舗と中小小売商が自然に共存共栄の関係にはなりえない.
    商店街
    内部の中小小売商は, 大型店舗と共存共栄の関係を形成するために, 大型店舗によって引き付けられた消費者の欲求を注意深く観察し, その欲求を満たすことができるように業種と品揃えを調整すべきである.これによって,
    商店街
    内部の小売店舗の競争は激化するが, この競争活動の存在こそが,
    商店街
    全体の集客力が向上し,
    商店街
    の小売店舗間の共存共栄の関係が形成される最も重要な要素である.
  • 三木 怜, 松本 邦彦, 澤木 昌典
    都市計画論文集
    2020年 55 巻 3 号 829-835
    発行日: 2020/10/25
    公開日: 2020/10/25
    ジャーナル オープンアクセス

    本研究は、

    商店街
    に立地し、地域との関わりを持つ小規模宿泊施設(以下、対象施設)に着目し、これらの交流機能や周辺店舗に依存する性質等が、
    商店街
    の活性化に寄与すると仮定を立てた。対象施設へのアンケート調査や、対象施設・
    商店街
    組織へのヒアリング調査から、対象施設が
    商店街
    へどのような影響を与えているのかを明らかにすることを目的とする。アンケート調査より対象施設の運営主体は、
    商店街への帰属意識や商店街
    関係者との協力の程度が、開業時と比較して強くなっている傾向があることが明らかになった。また対象施設は4類型に分類でき、主要な開業目的が
    商店街
    や地域の活性化である
    商店街
    主導型3件と地域活性化主体型5件、地域活性化を目的としない多機能型5件と宿泊機能重視型10件であった。
    商店街
    主導型と地域活性化主体型では、宿泊者向けの
    商店街
    他店舗との交流を誘発するサービスを提供しているが、地域住民の
    商店街
    利用が増加するような影響はあまり確認できなかった。一方、多機能型は宿泊者以外の
    商店街
    利用が増加する効果もみられる等、結果的に
    商店街
    活性化に寄与していることが明らかになった。

  • 佐用商店街と厚狭商店街を事例として
    小林 北斗, 山本 晴彦, 原田 陽子
    時間学研究
    2015年 5 巻 27-36
    発行日: 2015年
    公開日: 2017/02/28
    ジャーナル フリー
    現在、小売業や
    商店街
    の店舗数は大型スーパーマーケットの存在や後継者不足等の要因で衰退の一途をたどっている。それらに加えて洪水による被害も衰退加速の要因となる場合があり、結果的に多くの店舗で廃業せざるを得ない状況に陥ってしまうこともある。特に、
    商店街
    における高齢化は深刻な問題である。そのため、自然災害の被害を受けた店舗への実態を把握し、様々な方面から支援を行うことが大事である。本内容では、現在の
    商店街
    における状況把握や今後の防災対策、避難行動へと還元することを目的に、自然災害、特に豪雨によって被害を受けた二つの
    商店街
    (2009年台風9号によって8月9日に兵庫県で発生した豪雨の被害を受けた佐用郡佐用町の佐用
    商店街
    と、2010年梅雨前線によって7月15日に山口県で発生した豪雨の被害を受けた山陽小野田市厚狭地区の厚狭
    商店街
    )についてアンケート調査を実施した。その結果、両
    商店街
    において回答の違いが見られ、浸水深の違いが影響していると推察される。また、住民と行政間でコミュニケーションを取り合うことが重要であり、高齢化の進む
    商店街
    への対策も併せて考える必要がある。
  • 杉村 暢二
    地学雑誌
    1958年 67 巻 4 号 208-218
    発行日: 1958/12/30
    公開日: 2009/11/12
    ジャーナル フリー
    以上述べてきたことは, つぎの如く要約されるであろう。
    (1) 都市内部において, 周辺部から中間, 都心地域えと及ぶにつれて, そこにおける中心
    商店街
    は, 衣料, 身廻品および文化品を主とする買廻り品で構成される割合が著しくなり, これと同じ傾向は, 小都市から大都市へ進む, 都市規模の変化において認められる。
    (2) 中心
    商店街
    における小売店舗の売場面積とその間口, 奥行との関係をみると, 巨大大都市の中心
    商店街
    では, 小売商の売場面積の平均坪数は大きく, また, 通りの商業的価値に左右され, 間口に対する奥行が広くなり, したがつて, かかる店舗の形態に適する文化品店舗が選ばれる。かかる傾向は都市地域においてもみとめられる。
    (3) 中心
    商店街
    の店舗の専業化と百貨店とは密接な関係があり, 都市における百貨店の使用面積 (人口1 人当りの坪数) の増大と共に, 人口1人当りの売上高は高くなるという傾向がおおむね指摘される。
    なお, 都市で消費される小売金額からみた後背地人口率の増大と, 前述の百貨店の人口1人当りの売上高との関係が見出される。さらに, 百貨店の位置について考えると, 中心
    商店街
    の及ぶ中央か, 入口附近にあるものが, 概して売場面積に対する売上高が一層高い傾向にある。
    (4) 中心
    商店街
    の店舗構成に関する変質作用について, 一般にいえることは昭和 10 年に比較して, 今日では洋服商が増加し, これに対して, 呉服商が減少を示していることである。
    さらに, 都市規模によつて検討すると, 巨大都市では, 価格の比較的一定した薬品, 化粧, 書籍, 文具などが著しく減少してきたことが看取される。 中心
    商店街
    の歓楽的性格をそなえる喫茶, 飲食店の増減についてみると, 東京の盛場銀座では, 戦後急激な増加を示しているが, これに対して, 大阪の盛場心斎橋筋, 横浜の伊勢佐木, 名古屋の広小路などは著しい減少となつている。また, 中心
    商店街
    に占める事業所の数は, 3分の2に減少していることが看取される。
  • 桑島 勝雄
    東北地理
    1972年 24 巻 1 号 35-39
    発行日: 1972年
    公開日: 2010/10/29
    ジャーナル フリー
    The writer investigated the central shopping street, Higashi-ichi-bancho in Sendai on the items shown in the Tables I-III in 1960 and 1970.
    The results gained are as follows:
    1. Two department stores in the shopping street have large floor space and it enlarged considerably. Its ratio to that of other shops is more than 70% always. The floor spaces of retail shops which mainly deal such expensive goods as clothing, personal ornaments, play-things, furnitures and books have enlarged, too.
    2. So far as the number of employees is concerned, it is increasing a little in big shops, but is decreasing or equal in small shops these ten years.
    3. Separation of shop and residence is going on through the shopping street, which is remarkable at the crossroads with three main streets.
    4. The total sale of the two department stores have extremely increased. And that of retail shops dealing mainly expensive goods is increasing too, but it does not come up to that of the department stores.
    5. Generally, cultural and expensive good stores and coffee shops have a tendency to be centralized, but the function of retail service in the central shopping street is gradually expanding.
  • 森田 直之, 廣瀬 公一郎
    住総研研究論文集・実践研究報告集
    2020年 46 巻 213-222
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/06/01
    ジャーナル オープンアクセス
    「高校生が商店と商店,商店と住民をつなぎ,高校生は
    商店街
    を知る」 現代の高校生もいずれは住居を持ち,その地に住まう。しかし,中心市街地では郊外型大型商業施設の台頭により
    商店街
    はシャッター化が進み,東京都内でも活気のある
    商店街
    は少ない。高校生にとって起業家とはIT 関連企業というイメージがあるが街に出て,
    商店街
    を見渡せば,実はそこには起業家が大挙している。高校生が
    商店街
    に出て,
    商店街
    を知り,その知ったことで
    商店街
    の商店と商店,住民と商店をつなぐためのツールとして,夏休みの自由研究を支援するイベントの開催と商店主のインタビューにより作成したポスター展を開催した。本研究では,2つの
    商店街で実施した高校生と商店街
    の協働による取り組みについて報告する。
  • 大崎 晃
    新地理
    1958年 7 巻 1 号 17-28
    発行日: 1958/08/25
    公開日: 2010/08/10
    ジャーナル フリー
    戦後横浜は経済的変革, 土地接収等によって復旧か阻害された結果, 新たな中心
    商店街
    野毛の勃興をみるに至ったか, その後の接収解除により中心
    商店街
    の地位は再ひ伊勢佐木へ移行した。かくて現在, 近接して二つの中心
    商店街
    か存在するか, 両者は夫々その性格を異にする。伊勢佐木はセーリンク的傾向をもつ広商圏の近代的類型に高められた都心
    商店街
    てある。これに対して野毛はアミューズメント的傾向をもつ中商圏の近代的類型と日用分野的類型の共存する副都心
    商店街
    である。そして場所的近接性から両者の特殊性は相互補完, 交流関係を生み出し, 両地域の一体化への可能性を生成する。
    相近接して二つの中心
    商店街
    か競合する場合, その関係はやかて主体自身および環境的条件から規定された個性をより濃化させて対応する。その時はもはや同質異体間における競合関係てはなくして, 異質異体間のあらたなる共存関係へと転化する。
    この研究に際し御指導をいたたい東京学芸大学岩田孝三, 山鹿誠次両先生および資料収集に当って便宜を与えられた関係各方面の方々に厚く謝意を表する次第てある。
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