高密度クォーク物質に重いクォーク(チャーム, ボトムクォーク)が不純物として存在するとき、カラー自由度の非可換性によるQCD近藤効果が起こると考えられている。基底状態として軽いクォークと重いクォークの凝縮状態が実現している可能性があり、熱力学的量や輸送係数に影響を及ぼすと予想される。本講演では、この基底状態のまわりにできる励起モードの性質を議論する。
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