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クエリ検索: "埼玉石心会病院"
432件中 1-20の結果を表示しています
  • *白石 哲也, 土方 友莉子, 徳重 一雄, 石原 正一郎
    人工知能学会全国大会論文集
    2020年 JSAI2020 巻 1C5-GS-13-04
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/06/19
    会議録・要旨集 フリー

    本研究では脳出血患者における機能予後を推測する手法を確立することを目的とした。当院で加療した81例の急性期脳出血症例を対象とした。特徴量を搬入時の頭部CT画像の特徴とFIM(Functional Independence Measure)点数、教師ラベルをFIM利得とし、ニューラルネットワークと勾配ブースティング木のアンサンブル学習を行った。その結果、運動項目利得では決定係数0.49であり、寄与度が高いものとして、血腫伸展部位、年齢、血腫サイズ・量・局在などが抽出された。FIM利得の増減に寄与する特徴量を知ることで、リハビリテーション実施計画をより詳細に立案できる可能性が示唆された。

  • —XGBoostおよびSHAP解析—
    小林 陽平, 杉水流 豊, 宮園 康太, 飯島 崇敬, 仲 桂吾, 藤野 雄次, 深田 和浩, 三木 啓嗣, 佐藤 博文, 長谷川 光輝, 西川 順治
    理学療法学
    2023年 50 巻 5 号 177-185
    発行日: 2023/10/20
    公開日: 2023/10/20
    [早期公開] 公開日: 2023/10/13
    ジャーナル フリー
    電子付録

    【目的】本研究は機械学習を用いて,急性期脳卒中患者の退院時日常生活動作(Activities of Daily Living:以下,ADL)に関する因子を検討することとした。【方法】246名を対象に,医学的情報や臨床的評価等の下位項目点を用いてeXtreme Gardient Boosting(XGBoost)で,退院時ADL自立の可否を予測した。そして寄与因子をSHapley Additive exPlanations(SHAP)で調査した。【結果】退院時ADLの予測精度は高く,寄与因子としてFunctional Ambulation Category, Brünnstrom Recovery Stage下肢,Ability for Basic Movement Scale II(以下,ABMS-II)寝返り,Barthel index更衣,ABMS-II立位が高寄与順であった。【結論】急性期脳卒中患者の退院時ADLは,歩行や麻痺側下肢機能,動作能力が最も寄与することが示唆された。

  • 小林 陽平, 杉水流 豊, 宮園 康太, 飯島 崇敬, 仲 桂吾
    理学療法学Supplement
    2020年 47S1 巻 O2-125
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/03/31
    会議録・要旨集 フリー
  • 川嶋 浩己, 仲 桂吾, 小林 陽平, 古津 政明, 西川 順治
    関東甲信越ブロック理学療法士学会
    2023年 42 巻
    発行日: 2023年
    公開日: 2024/06/08
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】 脳卒中後の意識障害はADLの長期的な予後に影響するとされ,意 識障害の改善を図る必要がある.先行研究では複合的な感覚刺激 が覚醒を促進する可能性があると報告されている.しかし,感覚 刺激の種類や実施する期間,頻度について統一された見解はなく, 具体的な介入方法や経過に関する報告は少ない.今回,脳出血発 症により重度意識障害を呈したが,複合的な感覚刺激を行い意識 障害が改善し一部意思疎通が可能となった症例を担当したので報告 する. 【方法】 症例は20歳台男性.頭部CTにて右側頭後頭葉皮質下出血の診断 にて入院.同日,脳室ドレナージ術施行.1病日目,内視鏡下血腫 除去術施行.31病日目,新規の脳梗塞発症.43病日目,回復期病棟 へ入棟した.回復期入棟時Glasgow Coma Scale(以下GCS): E3V1M3,Coma Recovery Scale-Revised(以下CRS-R):4 点,Brunnstrom Recovery Stage(以下BRS):右上肢Ⅱ手指 Ⅱ下肢Ⅱ,左上肢Ⅱ手指Ⅱ下肢Ⅱ,意思疎通は困難であった.介入 はTilt tableを用いた立位練習,長下肢装具を使用した立位練習や 歩行練習,Familiar Auditory Sensory Training,音楽鑑賞を 実施した. 【結果】 最終評価時(216病日目)GCS:E4V2M6,CRS-R:19点,BRS: 右上肢Ⅲ手指Ⅳ下肢Ⅱ,左上肢Ⅱ手指Ⅱ下肢Ⅱ,意思疎通は右手指 の屈伸での可否や,かなを読み上げ反応してもらう事でオープンク エスチョンも一部可能となった. 【考察】 本症例はそれぞれの感覚刺激に対し,眼球運動や表情変化など感覚 刺激に対する反応が得られた.反応の得られやすい感覚を選定し, 4種類以上の感覚刺激が行えた事が意識障害の改善を促進した可能 性がある.今回,脳画像評価を行っていない為リハビリテーション 介入が意識障害の改善を促進したかは仮説の域を出ない. 【結論】 意識障害に対するリハビリテーションとして,個人に合わせた複合 的な感覚刺激を行った結果,意識障害の改善を促進した可能性が 示唆された. 【倫理的配慮,説明と同意】 本研究はヘルシンキ宣言に基づく同意書を用いてご家族の同意を 書面にて得た.また,当院倫理審査委員会の承認を得た.(倫理番号 2023-06号)
  • 新井 風流樹, 髙野 利彦, 横山 浩康
    関東甲信越ブロック理学療法士学会
    2023年 42 巻
    発行日: 2023年
    公開日: 2024/06/08
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】 短下肢装具(以下AFO)での歩行が軽介助で可能となった脳卒中患 者に対して,長下肢装具(以下KAFO)での歩行練習を継続し,歩 行能力の改善に繋がった症例について報告する. 【方法】 対象は脳梗塞(左前頭葉内側部)と診断された30歳台女性.病前 ADLはフリー歩行自立.発症後当院に入院し,リハビリ開始となる. 初回評価は,FIM:26点(運動13/認知13)FMA:0点(下肢)・ TIS:1点・TUG:58.2秒(四点杖+膝装具+AFO)・10m歩行:1分 12秒(四点杖+膝装具+AFO) 【結果】 31病日には四点字杖+AFOでの歩行練習は軽介助で可能となった が,麻痺側立脚期での体幹前傾が残存し,揃え型歩行であった. そのため,KAFO歩行練習を継続した.その結果,体幹前傾は軽減 し,前型歩行が認められた.51病日に病棟内T杖+AFO歩行自立 し,62病日にT字杖歩行自立を達成し退院となった.退院時の 評価は,FIM:116点(運動83/認知33)FMA(下肢)14点・TIS: 14点・TUG:16.81秒(T字杖)・10m歩行:14.92秒(T字杖) 【考察】 本症例では,四点字杖+AFOでの歩行が軽介助となった後も, KAFOを使用した.先行研究において体幹機能が歩行機能獲得に 大きく関わってくるとされており,本症例においても麻痺側立脚 期での体幹前傾位により,腸腰筋が十分に伸張されず股関節屈曲 モーメントが確保できず,歩行機能低下が認められていた.体幹伸 展位での股関節伸展を意識した KAFO 歩行練習を行い,体幹機能 の獲得が歩行自立に至ったと考えられる. 【結論】 本症例を通して,歩行における機能改善には,下肢の運動麻痺だけ でなく,体幹機能も重要であることを再認識した.さらにKAFOの 効果を理解して治療方法を検討する必要性を認識した. 【倫理的配慮,説明と同意】 本報告は当院倫理規程に基づき,診療記録等利用申請の承認を得た上で,報告する.
  • 古津 政明, 西川 順治, 小林 陽平, 仲 佳吾
    作業療法学芸雑誌
    2024年 2 巻 66
    発行日: 2024/06/30
    公開日: 2024/06/30
    ジャーナル フリー
  • *川嶋 浩己, 仲 桂吾, 小林 陽平, 西川 順治
    関東甲信越ブロック理学療法士学会
    2024年 43 巻 P3-1-3
    発行日: 2024年
    公開日: 2025/01/24
    会議録・要旨集 フリー
    【はじめに,目的】 脳卒中の患者の歩行は日常生活動作と関連があり歩行能力の獲得 は重要である.歩行の自立には下肢の運動麻痺や感覚障害,バラ ンス能力等が関連すると報告されている. 今回くも膜下出血発症後,運動麻痺や感覚障害は軽度になったが, バランス能力の低下により歩行自立が困難であった症例を担当し た.Balance Evaluaton Systems Test(以下BESTest)を用い てバランス能力の低下の要因を検討し,介入したことで屋外歩行や 階段昇降が自立となった経過を報告する. 【症例紹介,評価,リーズニング】 症例は独居で自立していた60歳代の女性.X日に前大脳動脈瘤 破裂によるくも膜下出血の診断により入院し,同日に両側前頭開 頭クリッピング術施行.11病日目に右前大脳動脈の血管攣縮が ありエリル動注施行.28病日目に回復期病棟へ転入.転入時は 左上下肢に重度の運動麻痺を呈し,歩行は長下肢装具使用し全 介助であったが,59病日目の評価ではBrunnstrom Recovery Stage(以下BRS)で左上肢Ⅴ手指Ⅴ下肢Ⅴに運動麻痺が改善し, 感覚機能は表在で左下肢と足底に軽度鈍麻,膝伸展筋力(体重 比)は右0.42kgf/kg 左0.28kgf/kg,Functional Ambulation Categories(以下FAC)は3となった.BESTestはセクションⅤ 20%,合計59.2%であった.BESTestのセクションⅤの低下の要 因は体性感覚の低下や筋力低下と考えた. 89病日目の評価は膝伸展筋力は右0.54kgf/kg 左0.28kgf/kg, BESTestはセクションⅢ61%,セクションⅣ67%,合計75. 0%であっ た.BESTestのセクションⅢとⅣの低下の要因は筋力低下と考えた. 【倫理的配慮,説明と同意】 発表にあたりヘルシンキ宣言を遵守し,個人情報の保護に配慮し, 本人及び家族へ説明し書面にて同意を得た. 【介入内容と結果】 BESTestの結果より,59病日目の評価からバランス練習や歩行 練習等を実施した.89病日目の評価から起立練習や有酸素運動 等を実施した.最終評価はBRSで左上肢Ⅵ手指Ⅵ下肢Ⅵ,感覚 機能は鈍麻なし,膝伸展筋力が右0.50kgf/kg 左0.44kgf/kg, FACは5,BESTestはセクションⅢ67%,セクションⅣ83%,セ クションⅤ80%,合計81.5%となった.屋外歩行や階段昇降が自 立し138病日目に自宅退院となった. 【考察】 バランス能力の向上により屋外歩行や階段昇降が自立し独居への 自宅退院が可能となった. BESTestを用いてバランス能力の低下の要因を検討し介入する事 で,バランス能力が改善し歩行自立に至る可能性が示唆された.
  • *神田 美月, 伊藤 実央, 古澤 浩生, 山崎 弘嗣, 天草 弥生
    関東甲信越ブロック理学療法士学会
    2024年 43 巻 P3-1-2
    発行日: 2024年
    公開日: 2025/01/24
    会議録・要旨集 フリー
    【はじめに,目的】 本症例報告の目的は重度片麻痺により端座位保持が困難な症例に 対し,非麻痺側の運動パターン改善を優先して介入した効果を分 析することである. 【症例紹介,評価,リーズニング】 <症例紹介> 70歳代女性,右基底核梗塞による左片麻痺(Brs上肢Ⅰ/手指Ⅰ/下 肢Ⅰ). 前医入院期間の長期化により非麻痺側体幹に筋力低下を 認めた. <評価> 介入前の座位姿勢は骨盤後傾,胸椎・腰椎は後彎位であった.ま た,非麻痺側股関節は外転・外旋,体幹は右側屈位で,重心は 麻痺側後方へ偏位していた.以上から,両側臀部での支持が難し く静的座位保持および非麻痺側上肢運動時に介助を要した. 座位姿勢の記録はAzure Kinectを用いた.解析対象は座位にて 上肢を最大挙上した時点とし,推定座標から骨盤,体幹のベクト ルを算出し,各ベクトルとx軸,z軸との内積を求め(骨盤傾斜角度, 体幹傾斜角度)介入前後で比較した. <リーズニング> 端座位保持が難しい要因として,非麻痺側体幹筋の短縮による筋 出力の低下,股関節伸展筋・外転筋の筋出力低下により体幹・股 関節屈曲の活動が強く,両側臀部への支持が難しいと考えた.そ の為,非麻痺側の姿勢改善を優先して介入した後,体幹筋の筋活 動を促通することを介入方針とした. 【倫理的配慮,説明と同意】 所属施設倫理委員会の承認を得ている(承認日:2023/5/30). また,症例に対し説明し,同意を得ている. 【介入内容と結果】 <介入内容> 非麻痺側への介入は内腹斜筋と腰方形筋,脊柱起立筋の短縮に対 し伸張性改善を図った.また,殿筋群,大腿筋膜張筋の伸張性 改善を図った.体幹への介入は,背もたれ立位における胸椎の随 意伸展により脊柱起立筋・広背筋の収縮を促した.立ち上がり練 習では非麻痺側下肢への重心移動と離殿を誘導して実施した. <結果> 非麻痺側殿部への荷重が可能となり,ベッド上端座位保持が近位 監視にて可能となった. また,座位時の麻痺側への体幹傾斜角度は介入前12.87°,介入後 3.16°,麻痺側骨盤下制角度は介入前18.90,介入後3.61であり, いずれも介入後に減少傾向を示した. 【考察】 本症例は端座位姿勢から非麻痺側臀部での支持が難しく,非麻痺 側上肢運動時に体幹は側屈による代償を認めた.これに対し,非 麻痺側の代償運動改善を優先した後に体幹機能に介入したことに より,端座位保持が可能となったと考える.
  • *柏木 宏介
    日本心理学会大会発表論文集
    2014年 78 巻 2AM-1-042
    発行日: 2014/09/10
    公開日: 2021/03/30
    会議録・要旨集 フリー
  • 川野 拓紀, 佐々木 健一
    理学療法学
    2024年 51 巻 3 号 59-67
    発行日: 2024/06/20
    公開日: 2024/06/20
    [早期公開] 公開日: 2024/05/25
    ジャーナル フリー HTML

    【目的】心臓外科術後患者における100 m歩行自立日の予測式を明らかにすること。【方法】対象は待機的・準緊急心臓外科手術(冠動脈バイパス術,弁膜症手術,複合手術)を受けた251例。術前・術中情報,術前身体機能,術後初期の臨床経過を調査し,100 m歩行自立日を従属変数とした重回帰分析を行った。【結果】重回帰分析にてBody Mass Index(以下,BMI),人工呼吸器装着時間,48時間後Sequential Organ Failure Assessment(以下,SOFA) score,術後2日目(Post-operative Day 2:以下,POD2)のFunctional Status Score for the Intensive Care Unit(以下,FSS-ICU),Short Physical Performance Battery(以下,SPPB)が100 m歩行自立日に関連する独立変数として検出された。重回帰式は,予測日数=13.600+BMI×(−0.058)+人工呼吸器装着時間×(4.737×10−4)+48時間後SOFA score×(0.256)+POD2 FSS-ICU×(−0.208)+SPPB×(−0.302)であった(p<0.001)。【結論】今回の回帰モデルを用いることで退院時期の予測や医療資源の調整に役立つことが示唆された。

  • 元 志宏, 清水 登哉, 川﨑 真生子, 小川 晃生, 塚田 美保, 金井 弘次, 岡島 真里, 野辺 香奈子, 池田 直史, 塩味 達也
    日本透析医学会雑誌
    2020年 53 巻 1 号 31-34
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/01/28
    ジャーナル フリー

    塩酸ミノサイクリンによる皮膚色素沈着症を生じた血液透析患者の1例を経験した. 症例は82歳, 男性. 1年前より腎硬化症による慢性腎不全に対し血液透析をしていた. 入院7か月前に化膿性脊椎炎と診断され, 塩酸ミノサイクリンの200mg/日内服が開始された. 入院2か月前より四肢に黒色斑を認めていたが, 皮下出血によるものと考えられていた. 今回はシャント血管の穿刺困難で入院した. 四肢に境界不明瞭な広範囲黒色斑があり, 塩酸ミノサイクリンを長期内服していたことから塩酸ミノサイクリンによる皮膚色素沈着症が疑われ, 皮膚病理組織より塩酸ミノサイクリンによる皮膚色素沈着症と診断された. 透析患者は血小板機能障害や薬剤, 頻回な血管穿刺により皮下出血を生じる頻度が高く, 透析患者に皮膚色素沈着症を生じた際は皮下出血との鑑別が必要である.

  • *奈良林 至
    日本死の臨床研究会年次大会予稿集
    2024年 47 巻 P31-4
    発行日: 2024年
    公開日: 2025/07/25
    会議録・要旨集 認証あり
  • *白石 哲也, 土方 友莉子
    人工知能学会全国大会論文集
    2019年 JSAI2019 巻 2N4-J-13-04
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/06/01
    会議録・要旨集 フリー

    当院で撮影された頭部CT画像を用い、CNN(Convolutional Neural Network)を用いた教師あり学習により、脳出血を正しく画像診断できるかどうかを検討した。データを加工せずに解析を行った場合の認識率は低かったが、データのトリミング、データの水増しそして活性化関数や畳み込み層の最適化によって高い認識率が得られた。一般的に深層学習には大量の画像データが必要とされているが、少ない画像データでも高い認識率が得られた事は、今後オンプレミスでの人工知能開発の可能性を示唆するものである。

  • 作業療法学芸雑誌
    2024年 2 巻 62
    発行日: 2024/06/30
    公開日: 2024/06/30
    ジャーナル フリー
  • 元 志宏, 野辺 香奈子, 齋藤 加奈子, 高梨 秀一郎, 池田 直史
    日本透析医学会雑誌
    2013年 46 巻 11 号 1069-1073
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/12/10
    ジャーナル フリー
     ビキサロマー内服中の血液透析患者に腸管穿孔を発症し, 救命しえた1例を経験した. 症例は75歳, 男性. 血清P値のコントロールが不良であり, 入院3か月前よりビキサロマー3,000mg/日を内服していた. 入院同日に突然の下腹部痛が出現し, 当院受診. 画像検査で腸管穿孔と診断され, 同日緊急手術が施行された. 術後もエンドトキシン吸着 (polymyxin B-immobilized fiber column-direct hemoperfusion : PMX-DHP), 持続血液濾過透析 (continuous hemodiafiltration : CHDF) などの集学的治療を行い, 一命を取りとめた. ビキサロマーは, ほかのP吸着薬と比較し便秘や腹部膨満などの消化器症状が出現しにくいP吸着薬である. 今までにビキサロマー内服中の透析患者に腸管穿孔をきたした報告はないが, ビキサロマーの副作用である便秘も腸管穿孔を発症するリスクになり得ると考えられた.
  • 松本 昌尚, 布袋屋 浩, 竹内 伸行
    理学療法学Supplement
    2020年 47S1 巻 2P1-22
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/03/31
    会議録・要旨集 フリー
  • 仲 桂吾, 川嶋 浩己, 水沢 岳人, 熊倉 貴大, 山口 雄士, 川村 悠太, 白石 哲也
    理学療法学Supplement
    2020年 47S1 巻 2P1-21
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/03/31
    会議録・要旨集 フリー
  • *白石 哲也
    人工知能学会全国大会論文集
    2022年 JSAI2022 巻 2P1-GS-10-02
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/07/11
    会議録・要旨集 フリー

    疾患及び人口構成の急激な変化により医療分野は激動期を迎えている。持続可能な病院経営のためには、コストパフォーマンスの向上だけではなく、時代の変化を先取りするデジタルトランスフォーメーション(DX)を基盤とした経営戦略が必要である。 医療分野では多くの公的規制とプライバシーの遵守が求められるため、DXをアウトソーシングするよりも、オンプレミスでの継続的な取り組みが求められる。 職員間のDXリテラシーを高めるために、有志でDXチームを結成し、統計、機械学習、人工知能、情報通信技術、ソフトウエア利用技術などの解説ビデオを作成し、スキルアップを図った。さらに、院内各部署から現在の業務のデジタル化達成リストを策定し、その達成可能性やコストなどを見積もると共に、デジタライゼーションによる業務改善を病院経営陣と実現可能性について議論をした。 その上で、最新技術の紹介と、近い将来に到達すべきデジタル技術を基盤とした医療未来像を提示し、DXチャレンジブックとして提案した。作成過程で捉えられた課題と人工知能技術の応用に向けてのアイデアを紹介する。

  • 都築 伸介, 景山 寛志, 山下 真吾, 豊岡 輝繁
    脳卒中の外科
    2019年 47 巻 5 号 381-384
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/12/27
    ジャーナル フリー

    We herein report a case of a basilar superior cerebellar artery (BA-SCA) aneurysm treated with clipping via a contralateral pterional approach. A woman in her 60s with multiple aneurysms was admitted to our hospital. Three-dimensional computed tomography angiography (3DCTA) showed aneurysms of the bilateral middle cerebral artery (MCA), anterior communicating artery (A-com), left BA-SCA, and left distal posterior cerebral artery. The right MCA aneurysm and A-com aneurysm were greater than 5 mm in size, and neck clipping via a right pterional approach was scheduled. In this operation, the possibility of neck clipping of the contralateral left BA-SCA aneurysm was preoperatively investigated. The aneurysm was 3 mm in size, and the height of the aneurysm from the top of the posterior clinoid process was 8 mm. We employed an optico-carotid triangle as an access route to the aneurysm, because the right internal carotid artery was curved posterolaterally, creating a wide surgical working space in the triangle. In addition to these findings, we paid attention to the rotation of the BA apex and the ideal closure line of the aneurysmal neck. The BA apex rotated 18° to the right side. The ideal closure line was straight and rotated 13° to the right side. These findings were thought to contribute to the visibility of the contralateral left BA-SCA aneurysm. The left BA-SCA aneurysm was clipped successfully via a contralateral pterional approach.

  • 元 志宏, 野辺 香奈子, 金井 弘次, 池田 直史
    日本透析医学会雑誌
    2017年 50 巻 2 号 163-166
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/03/07
    ジャーナル フリー

    ルビプロストン投与により大腸メラノーシスが改善した維持透析患者の1例を経験した. 症例は79歳, 男性. 便秘のためセンノサイド24mgを連日内服していた. センノサイド内服後も排便コントロール不良であり, 器質的疾患除外目的に大腸内視鏡検査が施行された. 大腸内視鏡では大腸癌などの狭窄病変はなかったが, 全結腸に大腸メラノーシスを認めた. センノサイド内服を中止し, ルビプロストン内服を開始したところ, 排便コントロールは改善し, 大腸メラノーシスも改善した. 透析患者は便秘の有病率が高く, センノサイドなどのアントラキノン系薬剤を使用する頻度が高い. アントラキノン系薬剤の長期連用により耐性が出現し, 大腸メラノーシス発症のリスクとなる. 大腸メラノーシスを呈する透析患者にルビプロストンを投与することで, 便秘や大腸メラノーシスが改善する可能性がある.

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